通信036 帰宅したと思ったら、入院する羽目に…… |
発信地: 帰途につく
2005年02月08日
ジョグジャに戻った喜びもつかの間、その翌日早朝から突然の下痢と吐気に見舞われ、病院に行ったところ、「急性胃腸炎」と言われてそのまま入院してしまいました。点滴を10本ほど受けて。無理矢理まだ入院させておこうとする医者と看護婦を振り切ってやっと今退院してきたところです。こちらでは外国人の患者は金ヅルだから、必要以上に入院させたり薬を出そうとするんです。ほんとは、入院も必要なかったと思うんだけど。
ジャーナリスト仲間に話したら、アチェから戻った翌日に病に倒れた友人がすでに2人。私で3人目とか。みんな、ぎりぎりの精神力でやっていたのだろう。でも、アチェで病気にならなくてぎりぎりセーフ。文句は言いつつも、まだここジョグジャのほうがアチェの医療状況よりはましだから。
2日間病院のベッドで、ずっとうつらうつらとアチェの夢を見ていた。目が覚めても自分がどこに居るのか分からないこともあった。「帰ってきたんだっけ」と思い出し、なんだかアチェのことが半分夢だったような気さえしてくる。そして、忘れないうちに書かなきゃと焦りはじめる。平和で安全な場所に戻ってくると、こうも人間の感覚って鈍くなるものかと呆れるくらい、なんだかぼーっとしている。さぁ、しゃきっとして書かなきゃ。まだ書ききれていないことがたくさんある。
【編集部より】
かにさんの、アチェ取材記はいったんこれで終了となります。
また、これまでここには書ききれなかったことなどを記事としてまとめていただき、今月下旬から順次掲載していく予定です。どうぞお楽しみに!
text & photo かにさえ 10:51




