皆様、こんにちは。もうじきいよいよ『ダヴィンチ・コード』が始まりますね。私もここのところすっかり映画づいていて、連休前、立て続けに映画を何本か観てきました。中でも面白かったのが『かもめ食堂』と、ジム・ジャームッシュ監督の『ブロークン・フラワーズ』です。
両方とも銀座の映画館で観たのですが、観客は老若男女、あらゆる世代に渡っていました。そんなところがヒットする映画の秘訣なのかもしれませんね。『かもめ食堂』は元ローマ人の食いしん坊の友人と観に行ったのですが、見終わったあと、二人ともモーレツにおむすびが食べたくなってしまい……デパートも閉まっている時間だったので、まっとうなおむすびは表参道の<エチカ>の紀ノ国屋のデリにしかないだろう、と意見が一致し、<エチカ>まで移動。おむすびと目についたサラダをさっと買い込んで、帰宅後食してみました。
そうしたら、このサラダが、テイクアウトものとしてはかなりいい出来だったのです。ベジタリアンのサラダなんですが、メインの一皿としてボリュームもあり、カリッとしたナッツや、柔らかいテクスチャーのドライトマトなど、いろいろな舌触りのものも混じっていて、味も楽しめる工夫がなされていました。
私は外食でランチを食べる時に、大きなボリュームのサラダを食べられる店を探しますが、日本ではサラダ1皿で超満足、というお店にはなかなか出会えません。もしあったとしても、ボリュームサラダ=サラダ・ニソワーズみたいな定番の味しかなかったりして、ちょっとがっかりしてしまいます。でも、健康志向が強くてベジタリアンの数も多い国では、美味しいサラダがいっぱいあるのですね。
昨年スウェーデンのカルチャーを紹介する<スウェーディッシュ スタイル>のイベントで、ストックホルムで行列の出来るカフェ・アローラのカロリーナさんが『幸せサラダ』と題し、サラダを作るパフォーマンスを行いました。彼女のカフェは11時頃オープンし、5時頃にはもう店じまい、という店なのに、いつも大盛況。というのも、カロリーナさんはスウェーデンで「サラダの女王」と呼ばれていて、1年365日分以上サラダのレシピの数があるのだとか。しかも、食べると「幸せー」な気分になる、作っている彼女自身も幸せだというのだから、ますます興味深いじゃないですか。彼女の語ってくれた『サラダ哲学』、「おいしいビッグサラダのためのコツ」を網羅していると思いますのでご紹介しますね。
曰く、サラダはいろいろな要素をディナー皿の上にレイヤー上に積み重ねて行くこと。またドレッシング/ソースは2種類以上使うこと。何かカリッとしたテクスチャーのものと、しっとりしたテクスチャーのものを1つづつ入れること。メインとなる素材(例えばチキンソテーやチーズ、またボリュームたっぷりのクロスティーニなど)を入れること。必ず酸味のものと甘い味のもの(ドライフルーツやいちごなど季節の果物)を添えること。
どうです、この条件だけで、とってもボリュームがありそうでしょう?
そこで、私はこのルールをベースに、いくつかサラダを作ってみました。例えばコスレタス+クレソンをオリーブオイル+塩+酢で和えたものをベースに、ブロッコリースプラウト、オリーブ、焼いた赤ピーマン、アンチョビ、ホソ切りにした人参をのせ、ピスタチオナッツを散らし、最後にアツアツのガーリック・クロスティーニを添えたもの。大根+スプラウト+青じそを青じそドレッシングで合えたものをベースに、セロリの細切り、クレソンなどを上にのせ、オリーブオイルをかけ、黒ごまをちらし、グレープフルーツと焼いたお揚げをトッピングしたもの、などです。
フツーのレタスサラダや野菜サラダより、味の変化があるので、ディナー皿一皿分食べても飽きないのが良いポイントです。いつものサラダを作る時に、ナッツや胡麻を最後にぱらり、と足したり、フルーツを上に添えるだけでぐん、とこの『幸せサラダ』に近づくと思います。
ただ、私の手持ちのドレッシング/ソースのレシピだと、味に限界があるので、ただいまソースを開発中。またこの件に関してはご報告しますね。
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5月16日の体重:53.0kg(四国太りでございます) 運動:ウォーキング1時間半 アルコール:ペールエールを1パイント、シャンパーニュを1杯、カクテルを1杯 起床:5時 就寝:1時
<5月16日の食事内容>
朝:豆乳、コーヒー、バナナ
昼:人参ジュース、きゅうりとかぶの自家製つけもの、具沢山のみそ汁
夜:マルタ島&ドバイから帰って来たばかりの友人(ロンドン時代の友人)とパブ『ホブゴブリン』でディナー。フィッシュ&チップスとエールでイギリス気分を満喫したのち、バー『BOSSA』に移動して、〆の1杯。友人は「ヨーロッパ小国巡りの旅」をテーマに、ここ数年モナコ公国などヨーロッパの小国を続々制覇し、今回のマルタ行きもその一環だったとか。あと行っていないのはアンドラのみだそうです。
makiさん、こんにちは。ご質問ありがとうございます。
イギリス(EU)と日本では食品の製造基準が違うと思いますので、以下は日本のローファット/ノンファット牛乳事情についての情報です。
実は日本のローファット/ノンファット牛乳のほとんどは、生乳から適度に脂肪を抜いて製造しているものではないのです。生乳から一度脱脂粉乳(つまり粉、です!)の加工物にし、それに水分などいろいろ手を加えて再び牛乳の状態に戻したものなのです。加工の過程が多いため、質の悪い原乳(例えば賞味期限がヤバいものなど)も含まれている可能性がないとはいえないのです。
2000年の雪印乳業の食中毒事件はご記憶にあるでしょうか。実はこの脱脂粉乳の原料となった生乳に黄色ブドウ球菌の毒素が含まれていて、その脱脂粉乳を原材料にしたローファット牛乳/ヨーグルトなどを食べた方が食中毒を起こしたのです(脱脂粉乳にする過程では、菌は死ななかった)。
私個人としては、加工の過程が多い食べ物よりも、脂肪分が多少多くても自然の状態に近いもののほうがより安全で美味しい、と感じています。
今は牛乳を飲んでいませんが、たまにカフェオレが飲みたくなったり、あるいはレシピで必要だったりするときには低温殺菌のものを選んで購入しています。
イギリスのミルクは日本とまた味が違い、美味しい上に生活に必要な食料品として値段もかなり抑えられていて、ありがたい限りですよね。イギリスでのローファット/ノンファットの加工過程がどういう基準なのか、もしお分かりになれば教えていただければ、私もとても勉強になります。特に、EU後、質のいい作物を作っていた小規模農家(特にチーズファーム)が、ファシリティ面でのグローバル基準を満たせないがゆえに経営難に苦しみバタバタと倒産しているという話を聞くにつけ、いろいろ考えてしまいます。
yamasho
渡辺葉さん、今回は日本語でこんにちは! 味噌入りドレッシングのレシピ、美味しそうですね。昔住んでいたウチの近所のカフェのドレッシングレシピを思い出しました。味噌+すり白ごま+アンチョビみじん切り+米酢+ニンニク少々+オリーブオイル、とかなり濃厚なお味のものでしたが、一時期すっかりハマっていました。
ご推察の通り、私はオイル&塩オタクですが、ビネガーについてはまだ研究中です。
これについても、また「世界各都市、美味しいサラダが食べられるナイスな店」についても、書いていこうと思っておりますので、またよろしくお願いいたします。
yamasho
hello Shouko san.I've got a question for you.On your comment,you said"I didn't know how non/low fat milk are made"-I still don't know how it's made.
Is that scary?I'd like to know about it because I haven't eaten meet for 11years now but I do like seafood,and daily products especially yoghurt.I dont drink milk every day,but whenever I want,I try to choose low/non fat.I live in London.I can't write in Japanese,but I am able to read it. I love your health report,cheers!xx
わーい、サラダ! 「幸せサラダ」のルール、とっても参考になります。私はずっと味噌+米酢+オリーブオイルのドレッシング(和風シーザーみたいで飽きないのだ)を食べ続けていたのですが、最近、roasted walnut oilを買って感動しました。ヴィネグレットとして別に合わせることもなく、葉っぱ類の上にそのままスプーンでふりかけ、シャンパンビネガーを半量振る、というのだけですごくおいしい! おいしい油の力にあらためて驚嘆。山祥さんはきっといろんなオイルに詳しいのでしょうね。今度オイルやビネガーの話もお願いします。進め、進め、おいしいサラダ♪