さて、カリブのスパで教わった「消化」についての話で、もうひとつ重要なことがあります。それは「よく噛んで食べる」ということ。といえば当たり前に聞こえるかもしれませんが、ジュース1杯も「噛んで」食べなくてはいけないのです。
スパでは毎朝朝ごはんはフルーツジュースやフルーツだったのですが、このグラス1杯のジュースをなんと20分以上かけて、「食べる」。風呂上がりの牛乳みたいに、腰にぐいっと手を当てて一気のみ、というのはダメなんです。ではどうすればよろしいか。
落語に「梅干しをみたら、酸っぱいってんで、つばがわく。それをおかずに、飯を喰うんだ」なんてどケチ男の話がありますが、この食べ物に対する姿勢、実は見習いたい部分もあるのです。まず、消化はその食べ物を見たところから始まります。何を食べるのか、ちゃんと意識することによって、唾液も出てくる。ジュースを見て、軽く一口含み、ゆっくりと味わいます。で、体温と同じくらいの温度になったな、とおもったら、飲み込む。飲み込んだ後は、ワインのテイスティングのように、フレイバーの余韻を味わうのであります。

ランチによく出て来たスプラウトのサラダ。これも、20分以上かけていただきました、はい。
よい消化、「消化の軽さ」というのは、すでにその食べ物を口にする前から始まっているのですね。よく「実際に満腹を感じるまで、一口20回以上は噛み、20分はかかるので、ゆっくり食べましょう」と言います。それは1杯のジュースでも同じこと、なのです。ただぐいっと飲み干してしまうのと、ゆっくり味わいながら「食べる」のとでは、体が摂取できる栄養も違うのであります。
こういう食べ方をしていると、やはり「量」は食べられません。というのも、意外に少量でお腹がいっぱいになってしまうのです。マジで。それがダイエットにもつながる、というわけです。
思えばジャンクフードって、ぱふぱふしていて噛み応えがないものが多いですよね。パッと一口口に入れて、瞬間「おいしい!」と感じるもの。だからこそ早く満腹にならずに食べ続けられるのかも。
それでは、また! 次回は再び食べ物の組み合わせについてお話しします。
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3月28日の体重:52.5kg 運動:ヨガ30分 アルコール:ワイン1本(オーストラリアワインの試飲発表会にて6種類のワインをテイスティング。ヴィクトリア州の<プリティ サリー エステイト>のシラーズは、3000円ほどで酸とフルーツのバランスもよく、お値打ちの味わいでした) 起床:5時 就寝:10時
<3月28日の食事内容>
朝:オレンジ1個、豆乳
昼:発表会にて、チーズ、ワイン、グリーンサラダ、バゲットサンド少々
間食:カーズのクラッカー
夜:取材帰りに「トムヤムクンラーメン」