白状します。ここに着いて2日目、最初と2回目の食事をとったあと、「ウ~、もうこんなゲロみたいなもんばっか食ってられん!(ここの食事の中心は“エネルギー・スープ”という、モヤシと青菜とベジタリアンヨーグルトみたいなのとフルーツでできた冷たいスープなのです)」と耐えられなくなり、クルマを借りて現実世界――いちばん近い町Rinconに逃げ出したのでした(でも結局何も食べませんでしたが)。
でも、私の逃避行にはワケがあるんです。前夜NYからの便に乗り、深夜すぎにプエルトリコの空港に到着した際、他にもいたここの受講生たちと施設までタクシーをシェアしました。2人のドイツ人男性と、オハイオからの年配の女性だったんですが、3人がいきなり自分たちがいかにストリクト・ビーガン(魚はもちろん、卵も乳製品も一切とらない厳格なベジタリアン)なライフスタイルを送っているか話で盛り上がりまくっていたので、私はすっかり「うへぇ、こんなベジオタクっぽい人たちばかりなのかな……私がときどきお肉を食べるって言ったら思いっきり嫌われそう」と縮み上がっていたのでした。

「エネルギー・スープ」を食べる受講生たち。
ま、しばらくすれば心配する必要はないということがわかったのですが。ここで出会う人たちと話していて見えてきたのは、どうやら大半の人たちは私と同じように、ストリクト・ビーガンではないということ。牛肉を食べるという人も発見!
というのは、このインスティチュートはそのオリジナルの「デトックス・プログラム」で有名で、結果的に「体重を落としたい人(私も!)」とか「若返りをしたい人」に知られるようになっているからなのです。

休み時間、屋外のピクニックテーブルに集まって雑談。
受講生たちのバックグラウンドや国籍はさまざま。たとえば、ガレンはイギリスでTシャツのデザイナーをしているし、デイターはドイツ人グラフィックデザイナー。マッサージセラピストの“ゴージャス”ジーナはサンフランシスコから、マリーはNYベースのフランス人という具合。みんなベジタリアンだけれど、オタクって感じでは全然ない。ガレン曰く、「ランチなら大盛りサラダとピタパン、フムスが定番かな。ときどき魚も食べるよ。僕ら若い世代のイギリス人の食スタイルはだいぶ変わってきたんだ」。

とってもきれいなマリーと一緒にパチリ。
面白いことに、私と同じクラスにカタコトの日本語を話せるアメリカ人が2人もいて、そのうちの1人は以前東京の、それも私の家のすぐそばに住んでいたこともあるのです。カリブの青い空の下で、東京の近所の店のことを話したりするのはなんだか不思議な気分……。
次回はここで初めて体験したコトをご報告します。お見逃しなく!
(今回もCafeglobeのヨーコさん翻訳感謝)
ピース
Yamasho