皆様、こんにちは。年始に四国の実家に帰ったおり、母に「実家のぬか床のぬかを分けて」と、お願いいたしました。それが先日宅配便で届きましたので、さっそくマイぬか床に投入してみました。
私の「ぴかぴかの1年生ぬか床」と違い、実家のぬかは、ン十年もの。実は母が、祖母から分けてもらったぬか床を20年以上育てたものなのであります。祖母がいったいいつからそのぬか床を使っていたのかは、定かではありません。だから、もう見た目から違う。細かい粘土質のようなテクスチャーで、完全にぬかが分解しているのです。ぬかみそ臭くはないですが、夏に茄子をつける時にミョウバンを入れているので、ミョウバンの香りがします。

サラダ代わりにぬか漬けを食べるので、一度にキュウリ2本くらい食べてしまいます。
祖母は15年ほど前に亡くなってしまいましたが、なかなかの傑物でした。昔気質の無口な祖父と結婚し、7人の子供を育て大学に行かせる費用を出すため、サイドビジネスとして食堂を経営していたそうです。私がよく覚えているのは、祖母の家のしぶ柿の木に上って、庭の鯉を眺めていると、「おばあちゃんは思い出したんやけど、あんたのお母さんが子供の頃そうやって柿の木に上っているときに、向こうの方の空が尋常やなく光ってな、なんや大きな雲の端が見えたんし」という、広島の原爆のきのこ雲の目撃談。あと、訪ねていくたびに、「ほな、ビフテキ焼こか」とお肉屋さんに一番いいステーキ用のお肉を注文し、焼いてくれたこと。
いや、また話が肉方面にズレましたが、そういうわけで、年代物のぬかを投入し、捨て野菜をつけて様子をみること1週間。キュウリや大根を漬けてみたら、もう、今までと発酵力が全然違う。
今まで2日かかっていた漬け物が、半日で美味しく仕上がるんです。本来、ぬか床は気温が20℃以上になると漬け物を美味しくする乳酸菌の働きが活発になるため、初夏がシーズン。冬は目張りをして寝かせている家庭も多いと思うのですが、これなら冬でもばんばんおいしい漬け物が食べられそうです。
ただ、塩分のとり過ぎには注意したいもの。野菜を漬けるときは、軽く野菜に塩をしてからつけ込んでいますが、1週間に一度くらい、減った分だけいりぬかを足して、塩分濃度が濃くなりすぎないようにしています。
1月は帰省と出張で月の半分しか東京にいられませんでした。3日くらいだと、ただ冷蔵庫に入れておくだけで大丈夫でした。1週間以上だと、野菜をすべて取り出し、上に塩を敷き詰め冷蔵庫へ。戻って来たら塩と、塩がついている部分のぬかを捨て、またつけ始めればよいみたいです。日々のお手入れも、気温が低い今の季節はかなりずぼらで大丈夫。かき混ぜるのを忘れていても、調子が悪くなったりはしていません。
何より、こうやってぬか床を受け継ぐって、とてもサステーナブルな調理法という気がしませんか? 少なくとも私は、最近ぬか漬けを食べるたびに、ちょっと暖かい気持ちになっています。
それでは、また!
────────────────────────────
1月31日の体重:54.0kg 運動:ストレッチ30分 アルコール:デザートワイングラス1/2 起床:6時 就寝:0時
<1月31日の食事内容>
朝:豆乳カフェラテ、みかんジュース
昼:りんごジュース、キュウリのぬか漬け2本分、セロリの玄米チャーハン
間食:ぽんかん2個、豆乳
夜:人参ジュース、玄米ごはん1膳、タマネギのお味噌汁、大根のぬか漬け、本つぼ鯛一夜干し
夜食:デザートワイン
Yuka Numataさん、こんにちは。読んでくださってありがとうございます。
食べ物って、本当に自分のルーツを感じるもの。例えばお味噌汁のようなレシピは単に「ウチのおふくろの味」というだけでなく、その形を変えず脈々と食べ続けられて来たものだから、食べることで私たちの祖先とつながる気がします。
海外に住んでいると、そのルーツが自分から断ち切られたような気がして、すっきりする反面、心にぽっかり穴があいたようにも感じるー私、そんな経験があります(かといってぬか漬けを海外で食べても風土が違うせいかあまり美味しく感じなかったりしますよね)。
このブログがちょっとした息抜きになれば嬉しいです。
これからもご愛読、よろしくお願い申し上げます。
yamasho
始めまして。。このように定期的に自分の健康状態を把握する事は大事だな~と、ここのサイトを拝見させてもらいそう感じました。。
私の健康維持は毎日30分以上歩く事です。たまに休むこともあるのですが、、、、。
私はNZに住んでいるので、ぬか漬けのような日本古来から伝わってきた伝統的食材を思うと、日本をすごく恋しく思います。昔何かのテレビ番組で拝見したんですが、どこかの寺では300年以上も同じぬか漬けで漬物を食べているらしいです。。こういう風に今でも昔と同じものを食べられるって、とっても貴重な事だと思います。