更新日:2007年12月10日

リビングフード・ダイエット


ダイエットと健康維持って、女齢30を超えるとかなり手強いテーマ。数々のダイエットに挑戦してきた食いしん坊エディターが、今欧米で話題のホリスティックな食事セラピー「リビングフード」でボディもソウルもすっきり(の予定)! 日々のリトリートの中での発見、ハウツーを刻々とレポートします。

文・写真=山祥ショウコ

   

西海岸・ワインとともにあるヘルシーフード 1




   皆様、実は昨日、とんでもないことが……六本木の高級割烹で「気絶」しちゃいました!

   医学的には「起立性失神」というらしいです(小学生が朝礼で立ち上がって気絶しちゃう、あれですね)。とあるミーティングで、はも&松茸づくしのコースを食べていたところ、一日PCを使って肩が凝りすぎていたのに、その上PMSなのにシャンパーニュをくいくい飲んだせいか、すっと貧血になり……慌てて立ち上がろうとしたのがまた良くなかったようで、気がついたら映画『お葬式』の、お棺を覗き込むカメラワークそのままに、連れの方々が私を覗き込んでおりまして。床の上に寝かされていました。

   いやー、自分の体力を過信してはいかんですね。というわけで、微妙にサボりつつ、仕事の佳境にある私です。

   さて、先々週からドタバタしているのは、ワイン記事の取材のため、ナパとサンフランシスコを中心にアメリカに出張していたせいなのです。それも銘酒「オーパス ワン」のプレスコンフェレンスを皮切りに、あるテーマに沿ってワイン関係者を取材する、というもの。

   ナパはサンフランシスコ空港からクルマで1時間半ほどの内地にある、ワイン・カントリー。よくイタリアやフランスの地方を指して「うまいワインがあるところには、美味いメシがある」と表現したりしますが、実はアメリカでもそれは「あたり」なのです。私がよく取材で訪れるのはサンフランシスコ、バークレー、ナパ、ソノマなどですが、この辺りはオーガニックな素材をシンプルに使った、ヘルシーかつお洒落なウマいレストランが多々あります。

   レストランだけではなく、いろいろなプレスランチョンにご招待されてランチを頂く際にも、そのヘルシーさは感じます。でも、「ヘルシーヘルシー」と連呼しても、具体的に何がどうなのか、分かりづらいですよね。例えば、オークヴィルの<オーパス ワン>ワイナリーで開催されたプレスランチョンのメニューを例にとって、その「ヘルシーさ」をご説明しますね。


これがオーパス ワンのランチョン・メニュー。オーパスはフランスボルドーの5大シャトーの一つである<シャトー ムートン ロッチルド>のバロン・ロッチルドと、アメリカワインを世界に広めた立役者ロバート・モンダヴィ爺が互いを尊敬し合うことで始まった米仏合弁ワイナリー。カリフォルニアワインとフランスワインのいいところを凝縮したようなおもむきのワインです。日本にも熱狂的なコレクターが多いのですが、なんせ、おいしさに見合うお値段なので、なかなか買えません。はい。

   「リークと蟹、黒トリュフの前菜、シャンパーニュビネグレット風味」と「アヒルの胸肉のロースト、ワイナリーでとれたローズマリ−の風味をつけて」。そう、バターなど脂肪分がほとんど入っていないのです。そのかわり、シャンパーニュヴィネグレット、トリュフ、各種ハーブなど「香りもの」をふんだんに使い、リッチさを醸し出しています。お肉にしても脂を落としてカリッと焼いたローストで、お肉の半分はソースが添えてあり、残り半分はローズマリーと塩で風味付けしてある、というさっぱり系のものでした。もう、んまいのなんの。

   この「素材をシンプルに調理する」「香りを多重構造にして、リッチさを出す」「スパイスを上手にきかせる」という調理法、リビングフードに通じるものがありますね。というのも、そもそも例えばサンフランシスコはヒッピーのメッカで「シンプルライフ」が根付いている土壌。また、サンフランシスコ近郊のバークレーには、世界中のオーガニック・シェフが神様、と仰ぐ伝説のレストラン<シェ・パニース>オーナー、アリス・ウォーターズがいます。去年末、サンフランシスコのフェリー発着所ビルが大改装され、総合ビルとなってオープンしたんですが、この「フェリービル」、彼女が全面的にディレクションをしたので、オーガニック&シンプルフードの宝庫。ほぼ毎日ファーマーズマーケットが立っていますし、<シェ・パニース>でも使われているバークレーのパン屋さん<アクミ ブレッド>のパンも気軽に買えます。


本当にウマい! これがアクミのパンです。


これがアクミのロゴ。

   今回は時間がなくて、バークレーの<シェ・パニース>で食事をする時間の余裕はありませんでしたが、そのかわりサンフランシスコとナパでおいしい体験をしました。明日はそのメニューをお伝えしますね。では!

────────────────────────────
10月3日の体重:53.5kg(PMS...)  運動:ヨガ30分 アルコール:シャンパーニュグラス2杯ほど

<10月3日の食事内容>
朝:豆乳カフェラテ、りんごジュース
昼:ロケットのパスタ、りんご&小松菜ジュース
夜:<龍吟>にてはも&松茸三昧、シャンパーニュ


1週間ごとの体重変化です。

コメント (2)



cicadaさん、こんにちは!
素直な疑問と厳しいご指摘、ありがとうございました。

おっしゃる通り、最近移動時間などの都合上外食が増えているのは事実です。友達とリラックスするための外食は減らさない、という方針でやっているものの、「反省せねば!」と肝に命じていたところでした。ご指摘、身に染みました。

それと、最初にご呈示いただいたような疑問も出てくるかと、考えておりました。このページは広告もいっさい入っていませんし、誰かに書かされている記事でも、編集部に頼まれてやっているお仕事でもありません。
自発的に「体重も含め、ウソ偽りなく日々の体調もネガティブなものも紹介していこう」という心構えでやっております。

人間ですので、ダイエットをしていなくても、日々体調や心の変化がありますよね。これからも30代働き盛りのリアルな体調&ダイエットの姿をお届けしますので、私がどのように変化していくかをWatch Dog的に鋭く見守っていただければ幸いです。

では、これからもご愛読よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました。
yamasho

投稿者 yamasho : 2005年10月05日 18:01

風邪で体調を崩されたり、気絶されたりと、何だかこのダイエット、本当にヘルシーなの?効果あるの?無理があるんじゃない?と思うのは私だけでしょうか・・・。

しかも、職業柄外せないものを除いても、結構外食されてますよね。それって、本当にこの3ヶ月をこのプロジェクトにコミットされてるのかって疑っちゃうんですよね~。

記事のためとは言え、あまり無理をなさらずにご自愛下さい。

投稿者 cicada : 2005年10月05日 15:18


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リビングフード=Living Foodを毎日の食事の基本とするフード・ライフスタイル。「Living=生きているって……蛸のおどり食い?」ではないのです。生きているとするのは「酵素」。私たちがいただく食物に含まれる酵素を壊さないでそのまま取り入れる、という考え方です。欧米では最近、栄養素よりも酵素(エンザイム)の体内での働きに注目が。酵素不足が健康や体重増加と因果関係があるらしい、とか。 酵素は生の果物や野菜だけでなく、チーズやヨーグルトなど発酵食品にも含まれているので、醤油や味噌、キムチなどもアクセントとして楽しめるはず。


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