更新日:2007年12月10日

リビングフード・ダイエット


ダイエットと健康維持って、女齢30を超えるとかなり手強いテーマ。数々のダイエットに挑戦してきた食いしん坊エディターが、今欧米で話題のホリスティックな食事セラピー「リビングフード」でボディもソウルもすっきり(の予定)! 日々のリトリートの中での発見、ハウツーを刻々とレポートします。

文・写真=山祥ショウコ

   

【ルール6】 素材はオーガニックを!




   週末の温泉リトリート以来、アタマはすっかりゆったりスローペースなのに、目の前には仕事の山。で、ただいまアップアップです。もう、睡眠時間以外はすべて仕事に費やしたほうがよさそう……そんなとき、作家の村上春樹氏が「1日を23時間と考えてスケジュールを立て、1時間は運動のために確保する」と言った言葉を思い出すことにしています。そう、私の場合、その確保した「1時間」をごはんづくりのために費やすのであります(あ、15分ばかしヨガもするけどね)。だって、健康あってのモノダネですもの(ああ、編集者の怒号が聞こえてきそうだ。スマン!)。

   そんなわけで、ラストに紹介している「昨日食べたもの」、しばらく3分間クッキング的クイックメニューが続くと思いますが、ご理解を。

   さて、ルール6「素材はオーガニックを!」。まず、ジューシングするときに皮ごとジューサーに入れるには、オーガニックじゃないとマズいですよね。というのも、土壌に使われるケミカルや果物や野菜を育てる過程で使う農薬が、口からカラダに入ると、細胞レベルでさまざまな悪影響を及ぼしちゃう。私、昔イチゴをうっかり洗わずに食べちゃって、その残留農薬でか、40度を超える高熱が続いたことがあります(コワいよー)。また、今ウチではケミカルなものをほとんど食べていないので、外食するとめちゃめちゃのどが乾いたり、トイレが近くなったりします。どうやらカラダがケミカルなものを外に排出したがってるみたいです。

   BSE(狂牛病)の例を持ち出すまでもなく、作物以外、たとえば牛乳でも、オーガニックであることは大切。お母さん牛がおっぱいをたくさん出すようにホルモンを餌にまぜちゃってることもあり、その牛乳には女性ホルモンが混入していることが問題となっていたりも。

   2つめのポイントは、「オーガニックの食べ物ってめちゃウマい!」ということ。人参はちゃんと人参の甘い味がして、ヘンな苦みなんかないし、大根もピーマンも味が濃い。シンプルな調理法でそのまま食べるには、もってこい。


有機野菜の宅配は店頭売りのものより新鮮。

   3つめは「皮を捨てるなんて、もったいない」。果物や野菜は、その皮のところに栄養がぎゅっと集まっているものが多いし、皮の部分は確かに味も濃い。マクロビオティックなどで勧めている、丸ごと食べる「Whole Food」の教えは、理に叶っているわけです。

   そう毎日オーガニック野菜を買い出しに行けないので、私は「大地を守る会」の野菜宅配システムを利用しています。「ベジタS」というのが1~2人家族用なんだけど、旬の野菜が入っているので、一番栄養のある状態の作物を常にいただいていることになり、一石二鳥。ただ、キャベツが2週連続で来たときは、アタマを抱えてしまいますが……。私が大地にした理由は「配達のおじさんが感じよかったから」。で、生協やらでぃっしゅぼーや、あるいはオイシックスなど、値段も特徴もいろいろだから、お試しコースがあるものはお試ししたほうがいいかも。何より、激忙しいときでも冷蔵庫を開けると野菜があるのでそれを食べりゃいいってのは、ダイエッターにとって都合いいシチュエーションでは。


穫れたてのとうもろこしで作ったリビング・コーン・スープ。京野菜の第一人者、農業・樋口さんの野菜料理勉強会に参加させていただいたとき、某有名料亭の若い衆が作ったものを自己流で再現してみました。

<リビング・コーン・スープ>
1.一番だしをとる。沸騰したお湯300ccにかつおパック1袋を入れ、すぐ火を止めて鰹節が鍋底に沈むのを待ち、布巾などで漉す。だしは冷蔵庫で冷やしておく。
2.穫れたて新鮮なとうもろこし1本は外皮をむき、まな板の上にたてるようにして、包丁で実をそぎ落とす。このとき飾り用に大さじ1杯ほど実を取り分けておく。
3.ミキサーにとうもろこしの実と1のだしを半量、塩ひとつまみを入れ、小刻みにスイッチを入れながら、少しづつ1のだしを加えて濃度を調節する。あまり完全につぶつぶが消えないくらい、がコツ。
4.ガラスの器に盛り、2で取り分けた実と、あれば水菜や三つ葉など青菜を飾る。

だしをチキンストックなどにし、仕上げにオリーブオイルと黒こしょうを加えると、洋風になります。私は両方とも好きですが、やはりとうもろこしが新鮮でないと、皮が固くてあまりおいしくないものになってしまいます。

   次回は、いよいよ謎の「ホリスティックリトリート合宿」が明らかになります。ダイエットするって実はカラダや体重だけじゃなく、ココロの贅肉も落としていくこと。いろいろなストレス解消法や、「なりたい自分」の見つけ方について、「ほほう!」という知恵をプロに教わってきました。

   それではまた!

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本日の体重:53.6kg 運動:ヨガ朝30分 夜30分 アルコール:0

<8月23日の食事内容>
朝:黄桃大1個(そのままで)
昼:ガトーセル2切れ、豆乳カフェオレ、プチトマト6個
おやつ:しるこサンド4つ、豆乳
夜:自家製ペストジェノベーゼのスパゲッティーニ60g、たっぷりのグリーンサラダ
(ウッ、ごはんをつくるヒマがない)


1週間ごとの体重をグラフにしてみることにしました。

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リビングフード=Living Foodを毎日の食事の基本とするフード・ライフスタイル。「Living=生きているって……蛸のおどり食い?」ではないのです。生きているとするのは「酵素」。私たちがいただく食物に含まれる酵素を壊さないでそのまま取り入れる、という考え方です。欧米では最近、栄養素よりも酵素(エンザイム)の体内での働きに注目が。酵素不足が健康や体重増加と因果関係があるらしい、とか。 酵素は生の果物や野菜だけでなく、チーズやヨーグルトなど発酵食品にも含まれているので、醤油や味噌、キムチなどもアクセントとして楽しめるはず。


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