更新日:2010年6月21日



歩道でチリンチリン、はじつは法律違反

カテゴリ:今日できることをしようカテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2010 6月21日

  歩道上で自転車が「チリンチリン(どいてどいて)」と歩行者にベルを鳴らすのは禁止されていることをご存知ですか?

  道路交通法もまた、継ぎはぎだらけで完全なものではないと思います。でも、歩道は歩行者優先で、自転車はいつでも止まれるスピードで走らなければいけない、という今の決まりは大切だと思います。

  ツイッターでこのことを呟いたら、思いがけず多くのRTやメッセージをいただいたので、やはり暴走自転車を問題だと考えている人は多いようですね!

  歩行者に遠慮しながら走るようじゃ、自転車はマトモに走れないじゃん! というのが正しいのです。自転車は本来車道を走るべき。自転車専用レーンができればいいですが、日本中にくまなく自転車レーンを作ることは現実的ではないし、そもそも歩道だって十分にない状態です。自転車が車道を安心して走れるようにすることが必要なのです。

  「そんな、車道に自転車が入ってきたら、危なくて走れない」と思う自動車ドライバーは、思い違いをしています。そもそも車道はクルマに優先通行権があるわけではありません。自転車もクルマも対等で、譲り合わないといけない。でもぶつかったらクルマのほうが強いので、実際はクルマが自転車に譲ることが多くなるはずです。

  たとえば、車道を普通に走っている自転車に「プップー(危ないからどけ)」とクルマがホーンを鳴らすのも法律で禁止されています。でもこれ、私もほぼ毎日自転車に乗っていますが、しょっちゅうです。

  自転車ブームや、自転車にまつわる安全性への意識が高まってきていることで、今東京では車道を走る自転車が急増しています。これはとてもいいことだと思いますが、同時に、自転車を車道の仲間として認めないドライバーに圧迫を受けたりして、怖い思いをして自転車を降りてしまう人もかなりいることが気になっています。

  自転車はこれからいっそう活用されていかなければならない、人間のための大切な交通手段です。自転車を交通手段としてクルマと混ぜてうまく使っていく未来図が必要なのだけれど、今は行政や警察の中でもまだその「未来図」がない状態です。おまわりさんの自転車が歩道を走っていたり、まだまだ「道路はクルマ様のもの」という考えが根強い。

  その点、ヨーロッパ、とくに自転車先進国のオランダやドイツ、北欧などではこういった取り組みが進んでいて、街の中心部からクルマを閉め出したり、市街地の制限速度を下げて自転車とクルマの速度差を小さくしたりする政策が進んでいます。エネルギーが少なくても人々が幸せに暮らせる社会を模索する試みが始まっています。

  日本の自動車産業はすばらしかったけれど、そろそろ次の社会のあり方を意識して変わらなければ。早く変わるほど、かかるコスト(税金)も少なくなります。ちょっと抽象的な結論ですが、歩道を走る自転車から、まず考えてみてはいかがでしょうか?


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和食最高!なんだけど、そんなんでいいの?

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2010 2月25日

  年をとるほど(ってまだそんなトシじゃないつもりですけど!)、和食の洗練やその深さにどうにも魅了されてきています。とくにイギリスで過ごす時間が長いので、日本に帰ってくると、手当たり次第日本食材に手を伸ばしてむさぼっている気分。

  昨日は、いい天然ブリのあらがあったのでブリ大根を炊き、蕗味噌を練り、今日は八百屋さんで売っていた銀杏を炒ってみました。ああ、複雑な旨み。やっぱり食は東洋、それも日本にあるわよね、とニンマリ。


茶色い薄皮のついた生の銀杏をフライパンでじっくり炒り、最後に塩を効かせたお湯でさっと湯がくと、薄皮がとれて翡翠のような半透明の身がツルリと顔を出します。歯ごたえモチモチ!

  和食と言えば、このところ気になっているニュースのひとつが、クロマグロ漁の件。とくに大西洋と地中海のクロマグロは乱獲で絶滅の危機にあるということで、ワシントン条約でこの海域産のクロマグロを取引禁止、事実上の禁漁にするべきだという国際的な議論が始まっています。そしてそのEU産のクロマグロの9割を輸入している日本が、EUに賛成するなと注文をつけています。

  日本が輸出できなくなって経済的に困るから注文をつけるというのならまだ理解ができますが(それでも魚を守るほうが先決だとわたしは思いますが)、買えなくなるのは困る!というのはどういうことなのか、さっぱりわけがわかりません。

  クロマグロを輸入している商社の利益を守りたいということなのか、それともクロマグロを食べ続ける権利があると思っているのか?

  そして、日本の漁船が他国の領海内で違法なマグロ漁をしていることも昨日のニュースになっていました。これは泥棒ですね。

  マグロは大型の魚で寿命も長く、イワシなどのように減ってもすぐに数が回復しにくい生き物です。マグロはどっちみちたまにしか食べられないけれど、絶滅して食べられなくなっては残念すぎます。日本はマグロを愛しているからこそ、ここはしばらく食べるのを我慢してマグロの復活を期待すればいいのに、と思うのはナイーブすぎるのでしょうか。

  ついでに言えば、マグロはクジラやイルカなどと同様、その肉に含まれる水銀やPCB、ダイオキシンなどの量がとても多いそうです。育つ海域や、最後に養殖池で人工餌で太らせたかどうかなどによっても大きく変わりますが、国によってはマグロや養殖サーモンなどは大人でも月に2回までに控えるように通達しているところもあります。

  和食を恋しがるわたしの帰国祝いで友人たちが早朝のお寿司屋さん自転車で行こうという企画も立ててくれているのですが、なるべくヒカリモノ系のお寿司をいただこうかなぁと、でも年に1回くらいのこと、一切れくらいならクロマグロも……いやいや、などと逡巡しています。



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ベルリンの壁が崩壊したホントの理由

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 11月23日

  少し前になりますが、11月9日は東西ベルリンを隔てていた壁が崩れた日から20周年の記念日でした。大学生だった私も、ドキドキしながらテレビ画面で人々が壁にツルハシを入れるのを見つめたのを覚えています。


今週金曜日の11月27日まで、広尾のドイツ大使館でベルリンの壁崩壊20周年記念として大使館外壁に歴史的な写真が貼り出されています。

  20年か、早いなぁと思いつつ、先日ドイツの友人に聞いた話を。

  あのとき、どうしてあんなに突然壁が崩れたのか。1989年の11月9日、東ドイツの政府広報官が記者会見で、政府が東ドイツ国民が西側に行くことについて許可を出していく方針であると発表しました。

記者
「その方針はいつから実施されるのでしょうか?」
広報官
「ええと(手もとの資料を見る)……とくに何時とはないので、即刻だと思います」

  というやりとりがあったのだとか。ニュースは号外としてすぐに報道され、それを聞いた数百万の東ベルリン市民が壁に殺到。国境警備兵は以前なら壁を越えようとした人を射殺していましたが、あまりの人数に圧倒されてしまったとか。


ドイツ大使館の壁に展示されている写真のひとつ。テレビに映し出されるこの光景に、言いようもない高揚感を感じたのを思い出します。


壁を越えようとして射殺された青年の遺体を運ぶ東ドイツ国境警備隊。30年弱立っていた壁の犠牲者は136人に上る。

  じつはこのとき、広報官が持っていた資料の裏には続きがあって、「これは今後時期を決めて実施する」と書いてあったのだとか! ハンガリー経由などで西に脱出する市民が増え続けていた中、政府としても対応する方針だけ発表してその場凌ぎをするつもりが、とんでもない結果を招いてしまったのだそうです。

  何も聞いていないと抵抗する国境警備兵に、「もうあっちの壁は開いてみんな行き来してるわよ! こっちも通して頂戴」と中年の女性(←勝手に大阪のおばちゃんを想像)があることないことを言って通行を迫ったなんて場面もあったそうです。


展示されている中で最も私の印象に残ったのがこの写真。壁崩落の直後の89年11月11日、歓声を上げて壁の西側に駆け込む東ドイツの青年たち。

  歴史や政治、戦争……というと大きなパワーのようなイメージがありますが、意外とユルいことの積み重ねで動いてきている部分もあるのだなぁと、面白く印象に残ったのでご紹介してみました。


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不言実行を美徳とする日本人にしては……?

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2009 8月22日

  あああ、暑い、暑い。今年の湿気はすごいですね。私はアーユルヴェーダで言うところのピッタ(火)体質なので、冷え性などと無縁のかわりに暑さにとても弱いので、とくに東京の夏は辛いです(+_+)

  とはいえ、温暖化ピークオイルにヒートアイランドの時代ですから、自分のためだけにエアコンをつけるのは、ためらわれます。首にタオルを巻いて、扇風機で頑張っておりマス。夜は保冷剤の枕がオススメです。

  今年は、友だちの中にも、家ではエアコンをつけないで頑張ってるよ!と言う人が増えていて、ほんとに嬉しい。でも、不言実行を美徳とする日本人にしては、この「私もエアコン使ってません」宣言に遭遇する頻度はやけに高い。なぜなんだろう。

  やっぱり、自分の発言が周りの人たちにもエアコンの使い方を見直してもらえるきっかけになったら、とみなさん思っておられるのでは。私ももちろんそうですし。

  とくに都市部に住んでいる場合、まわりの住人やビルのエアコンが吐き出した熱まで浴びるわけなので、使う人/使わない人の対立の図式が見えやすいというのもありそう。まぁ、あまりに辛いから人に言わないとやってられないっていうのもあるかもしれませんがw。

  温暖化問題で興味深いのは、じつは、石油がどれだけ残っているかより、「あとどれだけCO2を出せるか」のほうが深刻だということです。2℃以内に気温上昇を抑えるためには、あとどれだけCO2を出すスペース、余地が大気中に残っているかが肝心なのです。じつはもうほとんど残ってないようなのですが。

  エアコンをずっとつけっぱなしだったり、どこに行くにもクルマだったり、そのクルマが大排気量だったり……という生活をしている人、つまりCO2の残りスペースを人より多く食いつぶしている人に対して、CO2を出さないようにしている人や貧しくてエネルギーを使えない人が不公平感や義憤を募らせたりする時代だということです。ちょっと物騒ですが、本当でしょう。この対立の図式は国と国の間にもあてはまりますね。

  ……と、なんだかまたあまり面白くない話になってしまったなと反省しつつ。でも大切なことなので……。


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わたしのGoogleマップのピン、見つけてください

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 8月08日

  個人的にも普段から超愛用しているGoogle Mapからお誘いをいただいて、
自分のお気に入りの場所を紹介するプロジェクト「わたしの好きな場所」に参加しました!

  これは、Googleの世界共通サービスで、NY、ロンドン、モスクワ、香港など13の都市が参加しています。日本からは東京と京都が参加。その都市ごとの特徴的なトレンドセッター総勢200名ほどが、その国・都市ならではの魅力をMap上で語っています。

  まずはこちらからGoogle Mapを開いて、好きな都市をプルダウンから選んでご覧になってみてください。


この週末までですが、恵比寿、渋谷、新宿などの主要駅にこんな大きなピンが刺さっています。中央にあるピンの穴を覗くと……。


東京編の選者たちが自分の好きな場所について語っている動画が見られます。これはワタシ。目をつぶった瞬間を撮ってしまいました。


こんな団扇状のリーフレットも配られています。でも団扇ではありません。

  Google Mapの便利さのひとつが、今回のサービスが利用している「マイマップ」機能です。自分のマップをいくつも作れ、ポイントにピンを刺して説明をつけたり、道路をたどってルートを作ることも可能。それを一般に公開するもよし、非公開にして友人にだけ見せるもよし。今回のような誰かが作ったマップをマイマップにとり込んだり、オプションの機能を使うと道路の斜度が測れたり。さらに写真や動画を表示にすると、いろいろな人が投稿した写真やコメントが見られます。Google Earthとの連携も可能。地図好きにはモ〜たまらん楽しさなのです。

  というわけで、すっかりGoogle Mapの広告になっちゃいましたが、面白くて便利なことは私も太鼓判なのは本当です。まだ使ったことのない方はお試しあれ。ぜひあなたの渾身のおもしろマップを作ってみてください(で、私にも教えてください)。

●今回のプロジェクトマネジメントを手がけられていた山崎(fumi)さんのブログもご覧ください♪
http://fumi.vox.com/library/post/favorite-places-tokyo.html


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収納問題、かたづくかな……?

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 7月30日

  しゅーのー、シューノー。そう、収納は永遠のテーマですよね。日本人の家は狭くてモノが多いのは周知の事実。かくいう私もモノが多いほうなので、ほんっとに苦労しています。

  そんなニホンのミナサンに、IKEAは8月から収納問題解決のキャンペーンを開始、たくさんのハウツーと商品でインテリアのストレスから解放される方法を提案してくれるそうです。その「収納問題、かたづけよう。」キャンペーンの発表会がとても面白かったのでご紹介しましょう。

  会場になったのは、東品川のUR賃貸住宅(旧公団住宅)。日本の最も平均的な住宅といわれる3LDKで70m2台、俗に「田の字」と言われる1区画です。今回はまったく同じ間取りの3区画を借り上げ、(1)からっぽの状態 (2)収納問題に悩む4人家族のリアルなインテリア再現 (3)IKEAの商品で収納問題を解決したインテリア、が比較できるようになっていました。


IKEAが独自の調査で聞き取った、消費者の収納の悩みを原寸大イラストパネルで再現。これはリビングダイニング脇の和室6畳。「ああ、こういう家、ある……」「ウチみたい……」と、見学していた記者のほとんどが思ったはず!(笑)


本当は夫婦の寝室のはずの洋室5畳は、大きなタンスや普段使わないもので、もはや納戸状態。デッドスペースになってしまっている。

  まさにIKEA版のビフォー・アフター。3軒目のアフターの家におじゃますると……おお! リフォームなし、家具だけでこれだけ変わるんだ。カラフルでチアフルな、IKEAならではの世界っぷりには、予測していても驚かされました。


写真1枚目と比較してください。和室6畳はこんな第2リビングに変身。足元のローテーブルはスタッキングができるので、使わないときには重ねて部屋の隅に。低いサイドボードは部屋の長さいっぱい配置して、広さを演出しつつ、収納力を確保。


写真2枚目の洋室5畳は、壁面いっぱいにIKEAのシグニチャー収納システムと言える「PAX」を使って、ダブルベッドが入るちゃんとした寝室に! このPAXは私も今買おうかと考えているんですよね……扉素材も中の仕切りもすごくバリエーションがあるのです。

  うーむ、お世辞じゃなくて、ほんとに、あまりの変化に驚きました。さっぱりしているけれど、よーく見てみれば、玄関ホールにもしっかり「MALM」のチェストが置かれていたり、けっこう収納力はありそう。あとはここに納まりきらないモノをどう理性的に処分していくか、なのでしょう。

  面白そう!と思ったみなさんに朗報です。このコーディネイトされたUR賃貸住宅の家が8月22日〜9月27日の間の土日祝日、一般公開されます。詳しくはUR都市機構のサイトで。


リビングも、片側にテレビやPCコーナーを含めた壁一面収納を入れることでスッキリ。


3.5畳の子ども部屋。さすがに狭いけど、嬉しくなるような色の家具やファブリックで、居心地よさそう。営業スタッフMは「あたしこの二段ベッドの下で今眠りたいですぅ」とベッドに手を突っ込んでニンマリ。今回の費用(商品代金合計)はおよそ63万円。リフォームをしたと思えばだいぶ少ない金額だし、あの目をつぶりたくなるリアルさから脱することができるなら、アリな金額かも。


見学の最後には、IKEAストアで販売されている名物のホットドッグをごちそうになりました。ピクルスとフライドオニオンたっぷりにすると、おいしい!


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えらいです、『週刊SPA!』

カテゴリ:フェミニズムというかヒューマニズムカテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2008 2月29日

  職業柄、雑誌の中吊り広告はじーっくり読みます。ロンドンにいるときも、中吊り一覧サイトでじーっくりチェックします。

  先日「おおっ!」と来てすぐ購入したのが、3/4号の『週刊SPA!』。

  「新登場! 地球環境のために“肉を食べない人々”の主張」とあるではないですか。

  肉牛を育てるために大量の穀物が消費されているけれど、理論的にはこれを止めれば地球上の飢餓は即刻なくなること、肉牛を育てるためにアマゾンなど多くの森林が切り拓かれていること、さらには牛のげっぷに含まれるメタンが強力な温暖化ガスであること……そんなことを知ってから、そしてBSE(狂牛病)の件などもあり、私自身もゆるベジを心がけるようにしてきました。でも、これが『SPA!』の、さらに中吊りに出るような記事になる日がこんなに早く来るとは! と驚いたのです。うん、いいことです。『SPA!』、えらいぞ。

  内容も、見てみたら友人が出ていましたが、私のようなゆるベジな人の意見から、ディープエコロジーな人の意見まで幅広く取り上げられているし、科学的な解説部分もけっこうしっかりしているようです。よくまとまっているので、おすすめです。3/4号だから、来週月曜日までは店頭にあると思います。

  そんなわけでパラパラと記事を読んでいたらもうひとつ「おおっ!」がありました。鴻上尚史さんの長寿連載コラム「ドン・キホーテのピアス」です。

  「なぜ、レイプ犯罪は被害者を責める意見が罷り通る?」というタイトルで、沖縄で米海兵隊員に女子中学生が暴行されたという事件について、『週刊新潮』がまるでこの女子中学生がホイホイついて行った、この女子中学生も悪いと言わんばかりの記事を載せていることについて、それはおかしいのではないかと批判しています。そしてこの傾向は、『週刊新潮』ばかりではないことも。

  この、いわゆる「セカンドレイプ」と言われる問題はよく指摘されていることですよね。cafeglobeで山祥さんがセクハラに遭った際のことを書かれていたのが記憶に新しいです(私もコメントをつけています)。あるいは、福田首相が官房長官だったときに放った爆弾発言「女性にもいかにも『してくれ』っていうの、いるじゃない」という「男は黒ヒョウ」発言も思い出します。鳥肌が立ちます。

  いまだに「男は抑えられない生き物なのだ」という都市伝説の類がまことしやかに流布されがちな日本の社会で、読者の大半が男性だろう『SPA!』にこういった意見が掲載されることはすごーーーーく意味があることだと思います。えらいぞ、『SPA!』と鴻上さん。とくに『週刊新潮』はメジャー週刊誌の中ではいちばん女性に陰湿にいやらしい眼を向けている雑誌だと私は常々思っていたので、溜飲が下がりました。


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南美布さんに聞きました。エコドライブと温暖化☆

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2007 11月08日

  自動車専門誌の編集者をしていたこともあるワタクシ。告白すると、無類のクルマ好き・運転好きであります。今だって、本当だったら愛車を駆って、夜の中央高速をガンガン、明け方の首都高をグイグイ走りたいくらいであります。ガソリンを燃やして走るクルマは、やっぱりセクシーで魅力的……はぅ。

  でも、残念ながらもうこんな暢気なことばかりは言ってられないご時世です。私もここ10年弱は自転車派に転向しました。クルマを運転するときも、できるっだけCO2を出さない乗り方を心がけています。クルマって、ちょっとした心がけ次第でかなりガソリンの消費を抑えられるものなんです。たとえばアクセルのオン・オフを緩やかにするとか、荷物を積みっぱなしにしないとか。

  まさにそんなエコドライブを推奨するキャンペーンが、今、東京のJ-WAVEを始めとした5大都市のFM局(※)で展開されています。これは「DRIVE with LOVE」宣言というキャンペーン(>)。FMとクルマは相性がいいし、こりゃいいキャンペーンだなぁとJ-WAVEにひとっとび、かねてから一度お会いしてみたいと狙っていたナビゲーターの南美布さんに、エコ心を伺ってきました!


南美布さん、キャンペーンステッカーのデザイン画を持ってニッコリ。私は往年のJ-WAVE平日名番組「VIVA! ACCESS」時代からの美布さんのファン。いつも彼女のコメントを聞いていて、こりゃ絶対気が合うな、と片思いだったのです。だから今回お会いできて、うれしー。現在は毎週金曜日11:30〜16:30の「PARADISO」(>)という番組を担当されてます。みんなで聴こう!

  「タイヤの空気圧を正しくしておくと燃費がよくなるっていうのは、私もこのキャンペーンで知りました」と美布さん。「カーエアコンを控えめに使おうっていうのもいいですね。自然の風のほうが絶対気持ちいいし」。

  普段でも、電気をこまめに消すとか、ゴミを分別するとか、そういった身の回りでできることをきちんとやるのは当たり前だから、いちいち「私コレやってます」と言うのもおかしい気がするという美布さんだけれど、多くの人に伝えたいのは「私/俺ひとりがやったってしょうがない……とあきらめないこと」だとか。

  「ひとりひとりの力ってどんなに小さくても集まれば変わると思います。なんか選挙みたいな話だけど、本当。以前友だちに言われたんだけど、ここに壁があったとするでしょ。ひとりが針でプチッと穴を開けても何も変わってないように見える。でもそこに1000人が来てプチプチと穴を開けていったら、壁の向こうの光の具合が見えてくる。私はこの光景を想像すると、自分ひとりが開ける穴の大切さを実感できるかな」

  「温暖化の問題って、私たちが実際に自分の肌で感じられるようになった頃にはもう手遅れになっているっていいますよね。それも心にとめています。映画『不都合な真実』(cafeglobeバックナンバーでもご紹介>)のメッセージのひとつでもあると思うんだけど、私たちひとりひとりが世の中の何がどうなっているのかを“知っていく”こともすごく大切だと思う」


「DRIVE with LOVE」宣言の特設サイト(>)では、「DRIVE with LOVE」宣言をすると、この特製ロゴステッカーがもらえます。クルマやバイクに貼って、まわりの人たちにもエコドライブをPRしちゃいましょう。私は……自転車に貼ろうかな?

  そして、私たちの話はカーボンニュートラル化したフジロックでみんながきちんとゴミを分別している話(cafeglobeバックナンバーでもご紹介>)、本当は地球は人間がいなくなっても大丈夫なんだよね、などなどさまざまに盛り上がったのでした。

  そう、次にクルマに乗るときには「自分ひとりがやったって」なんて思わないで、エコドライブしてみてください。J-WAVEや他の参加FM局を聞いている他のドライバーたちも、きっとエコドライブを心がけ始めているはず。そう思うと楽しくなってきますよね。


※Japan FM Leagueの5局 札幌/NORTH WAVE、東京/J-WAVE、名古屋/ZIP-FM、大阪/FM802、福岡/CROSS FM


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このリストは、次のエントリーを参照しています: 南美布さんに聞きました。エコドライブと温暖化☆

» あの光景は?【エコの森の冒険 #78】 from エコの森の冒険ブログ
【ちょこエコ話】自転車って、地位低すぎない? クルマは便利だけど、大気汚染や酸性雨など 弊害も多いですよね?σ(^_^;) だから、できるだけ自... [続きを読む]

2007年11月10日 23:39

渋谷のファーマーズ・マーケット、成長中

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2007 10月20日

  昨2006年のcafeglobe記事「環境とか未来とか……」(>)でご紹介した、渋谷で毎月開かれているファーマーズ・マーケット「アースデーマーケット」(>)にまた出かけてきました。スタートから1年と少し、主催のみなさんの努力もあって、この9月からは土曜日も開催されるようになっています。


生産者のスタンドは、ほとんどすべてが有機栽培。スーパーの野菜より大柄で肉厚な青菜や緑も鮮やかなキュウリなどがたくさん並んでいる。私がリピート買いしているのは「トージバ」(>)の小糸在来大豆を使った「手前味噌」。そのまま白いごはんに乗せても絶品。


「みやもと山」(>)の塩むすび3種。「まんが日本昔ばなし」の主人公みたいに、大きな木の根っこに座って開きたい、竹の皮につつまれたお弁当。これがまたじんわりおいしかった……。


関越でスキーに行くときなんかに通る、群馬県沼田市の「金井農園」(>)が作っているコシヒカリの新米。アイガモを田んぼに放って除草や虫取りの手伝いをしてもらう「アイガモ農法」を採用している。コシヒカリの歯ごたえを楽しみながら噛み締めるとむっちり甘い。幸せ。


長野のオーガニックビール(>)に舌鼓のcafeglobeスタッフ柴田(左)と小川。柴田はこの日も出展者さんのお手伝いで参加中。でも朝から相当このビールを飲んでいるらしかった。


よりすぐりの国産素材でジャムを手作りしているという「磯村家のキッチンから」(>)では、ジャムを何種類も一気に試食。長野のあんずジャム、ルバーブジャムなどどれも心惹かれたけれど、それらのジャムにも隠し味で使われている「昆布と塩」を購入。お吸い物や納豆に使ったり、おにぎりにたっぷり使ったり、愛用してます。


スタート当初からの、マイバッグを持参すればマーケットなどで使える地域通貨アースデーマネー「r(アール)」(>)が50r(50円相当)もらえるサービスも実施中。私も自転車でも背負えるように風呂敷を持参したので、50rいただきました! すぐ使っちゃいました。

  お店ごとに味の違うお味噌の試食をしたり、おにぎりやビールを買ったり、自然派コスメを試したり……毎週マーケットが立てばいいのになぁと思います。でも主催者の方に伺うと、生産者の方は農作業がある中で近県とはいえ1日か2日を潰して出店し、安いとはいえ出店料を払った上でどれだけの儲けが残るかを考えると、いまの規模では毎週はまだ難しいのだとか。もっと多くの人がマーケットに足を運ぶようになってもう少しスケールメリットが出てくれば、マーケットはさらに素敵なものになりそうです。ご興味のある方はぜひ一度のぞいてみてください。何事もですが、いいなと思ったら、買い支えましょう♪

●アースデイマーケット


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話題の「eco検定」を受けてみました

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2007 7月31日

  eco検定試験を受けてきました。勉強好き、お上のお墨付き好きの日本人の例に漏れなく、私も検定と聞くと受けたくなってしまうクチ。さらにエコ度の検定と聞けば、エコ人間歴20年、ベテラン環境派を自認する私が受験しないわけにはいきますまい!

  このeco検定、正式名称は「環境社会検定試験」、主催は東京商工会議所です。去年から始まって、まだ第2回目にもかかわらず、今回は1万人超の人が受験したとか。合格者には「エコピープル」の称号(?)が与えられ、交流会などもあるらしい。

  試験前日の土曜日、購入しておいた「公式テキスト」を引っ張り出し、そのまま夜中すぎまでかかって一気読みをしました。正直甘く見ていたのですが、なかなか分厚いテキストで盛りだくさん、ちょっと冷や汗。

  内容は、大気圏の構成や温暖化効果ガスの種類、フロンの何イオンがオゾンを破壊するのか、食物連鎖……といったところから始まって、リオ・サミットやIPCCといった国際会議や条約の歴史、日本の公害やリサイクルまで、とても広範囲。膨大かつそれぞれ深いトピックが比較的よくまとまっていて、環境問題全体をあらためて見渡すいい機会になりました。


指定された試験会場は早稲田大学。学生時代、学祭を冷やかしに来たことを思い出しながら教室へ。周りの顔ぶれを見ると、思っていたよりも20代らしき人が多い印象。そして鉛筆+マークシートというこれまた胸がキュンとするスイートなアイテムで試験開始。

  ただ今回気になったのは、出題内容に昔の受験問題のような、古い国際条約の施行年度を選ばせたりするなど、丸暗記を要求するものが少なくなかったこと。欲を言えば、そんなことより今まさに環境問題でどんな議論が出ているのか――たとえば、今国際的な流れになっている、「気温上昇を2度までにとどめるために大気中の二酸化炭素濃度を450~500ppmに抑えよう、京都議定書の今後は?」「プラスティックは分別せず熱源として燃やしたほうがいいのか?」「原子力と自然エネルギーはどっちがいいのか?」という議論など、現在の具体的かつ切実な問題にもっと言及してもいいのではないかという食い足りなさを持ちました。ちょっとのほほんとしすぎでは?

  もっとも、現在進行形の議論には政治や産業界の意向がくっついてくるから、商工会議所としては下手に踏み込めないのだろうなぁとも想像するのですが……受けるほうとしては、もっと実践的な検定でもいいなぁと思うのです。


「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」がテキストに載っているeco検定なのに、使い捨ての傘袋……。コンビニ袋だけでなく、傘袋も使わない方向にできないかなぁといつも思います。まずは、出てきた人が捨てた袋を再利用することから始めてみませんか。

  検定の結果は9月始めに通知が来るそうです。たぶん大丈夫だったとは思うのですが、あまり大口を叩いて落ちていたら恥ずかしいのでここまでに。次回の試験は12月16日。辛口なことを書きましたが、環境問題全般について見渡すいい機会になることは請け合いですので、ご興味のある方はぜひ!

●環境社会検定試験(eco検定)

●「エコピープル」のためのサイト


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幸せのChoco-Revo!イベント報告

カテゴリ:東京  2007 6月22日

  先日、とーーーーーーーーーーーっても素敵なパーティに参加してきました。cafeglobeユーザーならもうご存知の方も多いはず、「Choco-Revo!! (チョコレボ!!)」のサンクス・パーティです。

  このチョコレボは、おいしいチョコレートをもっとおいしく食べるために、人を幸せにしてくれるチョコレートを本当に幸せなものにするために、フェアトレードのチョコを選ぼう!というムーブメント。


今回のイベントの目玉は、Leyonaさんのライブ。海を渡って吹いてくる風を想わせるブルージーな歌声は、夏の昼下がりなんかに聴いたら、嬉しいのに涙が出てしまいそう……おすすめです。※Leyonaさんのブログがもうすぐカフェブロの中でスタートしますのでお楽しみに!
●Leyona's Island

  今回は、去年立ち上がったこのムーブメントの1年を振り返っての報告会。広尾のカフェ・フロンティアにて、おいしい多国籍料理あり、Leyonaさんのライブあり、トークあり。でもなんといっても印象的だったのは、集まった100人以上のみなさんが、このムーブメントをサポートしよう、広げていこうという気持ちにあふれていたこと。それはそれはハッピーな時間が流れていました。もう、その場にいるだけで幸せになってしまうような。大げさじゃなく。


FM YokohamaでおなじみのKANAさん(右端)、チョコレボの発起人であり私の友人の星野智子さん(中央)と、チョコレボ立ち上げのきっかけ、チョコレボの意味、フェアトレードチョコがすっかり定番になっているイギリスのチョコレート事情などについてお話をしました。

  「ほっとけない 世界のまずしさ」のホワイトバンドやG8での貧困撲滅宣言(いまだにアメリカがお金を出し渋っているようですが)など、世界中の人々が少しでも悲しい思いをしないですむように……という思いが広がりを見せてきていますよね。私も何かできないかな?と思ったら、まずはフェアトレードの製品を選ぶというのは簡単にできる最初の一歩。フェアトレードのチョコはまず確実においしいということもあり、ぜひ心がけてみてください。


フェアトレードチョコの販売も。会場となったカフェ・フロンティアは、広尾の元デプレの角を入ってすぐ。じつは青年協力隊で有名なJICAの運営で、「世界の庶民の料理」を標榜しているお料理のレベルはかなり高い。小粋です。
●カフェ・フロンティア


何種類もあったチョコのうち、私がもっとも惹かれたのがこのオーストリアからやってきた「ZOTTER」。シャンパンをたっぷりガナッシュに練りこんだもの、イギリス人が大好きなレモンカード(甘いジャムのようなもの)を挟んだものなど、そりゃ贅沢で、そりゃウットリのおいしさなのです。
●ZOTTERチョコ登場!(カフェブロ)


最後にスタッフのみなさん、司会のKANAさん、Layonaさんと記念写真!
●Choco-Revo!

photos / Nakamura Norihito, cafeglobe.com


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BBCに見るイギリスの「国策」?

カテゴリ:東京  2006 11月04日

  『デンキ画報』のページでも少し書きましたが、最近、YouTubeとかPodcastの利用頻度が高まってきて、すっかり地上波テレビを観ない生活になってきています。タレントの名前がわからなくなってきたので仕事柄ヤバイと意識して地上波をつけても、今度は出演者たちの叫んだり手を叩いたりのオーバーアクションやチカチカするテロップに圧倒されてしまう。それでも我慢して観てみると、いかにも盛り上がっているけれど、ひどく薄い内容のネタをワーワー大声出して時間が来るまで引き伸ばしているような番組も多いし。消耗。

  テレビって昔からこんなに内容が薄かったっけ? 昔のことはよく覚えていないけれど、ひとつ言えるのはネットで得られる情報の深さ・密度の濃さに慣れてしまったことも理由なんじゃないかと思ったりしてます。あと最近ではNHKのニュースが、センセーショナルなテロップを使ったり、「信じられない事件」などのように主観的な言葉をつけて煽るような表現をし始めたのも気になっています。信じられないかどうかは視聴者が決めるべきでしょ。

  NHKといえば、視聴料をほぼ強制的に徴収するという点で似ている英国のBBCはよく利用しています。テレビ(日本ではBBC World)もラジオもWebも。テレビにも唸らされる番組が多いんですが(とくに風刺系コメディ!)、圧巻なのが十数局あるラジオとWebです。ニュースサイトはおそらく世界一、二を争う充実ぶり、今年になってからはテレビやラジオの番組も次々にPodcast化してきて、ものすごい予算とエネルギーのかけようです。

●BBCのニュースサイト>

  それでイソイソと私もニュースを得たり、痛烈な皮肉コメディに喜んだりしているわけですが、少し引いて眺めると、これはイギリスという国の生き延び戦略そのものなんだなぁと気づかされます。

  大英帝国時代に世界中から搾取してきた資産もあらかた使い果たし、北海油田ももうカラッポ。産業革命で丸裸になった北の自然は生産力が低いし、人口だって日本の半分。軍事費こそ世界5位あたりをウロついているけれど(ちなみに1位はアメリカで日本は2~3位)、本来たいしたことない国だと思うのです。それでもイギリスと言えば世界の舞台でも文化としてもとっても存在感がある。

  もちろん外交では安保理の常任理事国であることも大きいでしょう。でも、それ以上に大きな要素だと私が思うのが、情報戦の成果です。そのひとつの表れがBBCなのではないかと。

  まず、BBCに限らずイギリスのメディアは世界のニュースがやたら多い。パレスチナ(これは負い目を感じてるからもあるでしょうけど)問題からミャンマーやラオスでの民族浄化まで、日々お茶の間に届きます。BBCの海外特派員数は世界一で、毎日着々と世界の津々浦々からのレポートが公開されています。日本についても、高齢化の度合いや若者の気分、女性の地位などがけっこうな頻度で報告されているのを見かけます。

  どうも、「とにかく世界の事情に通じていなければ」という姿勢が国としてあるようなのです。一度世界を制覇した国なだけに、地球の端々の情報を常に把握しておくことのメリットを知っているんじゃないか。何かあれば仲裁に入ったり、早めに批判声明を出したりすることで、小さい国でも一目置かれる存在で居続けられる。ビジネスチャンスも見つけられるだろうし、リスクもよく見える。

  そして、英語の強みを生かして、世界に向かっても大量の情報を惜しみなく提供することで、自分たちの視線を世界に広める。自分たちの価値観もどんどん輸出してしまう。私なんぞも、彼らの思う壺にハマっているという見方もできるかもしれないわけです。

  翻ってわれらが日本。他の国がうまくやってるのを見れば、愛国心がやっぱり鎌首をもたげてきますね(愛国心はほっといても育つものだと確信する理由です)。大メディアでの海外ニュースの圧倒的な存在感の軽さ、ただでさえ挙動不審と誤解されがちな文化習慣や価値観を伝える努力の小ささ。損してます、絶対。世界はますます小さくなってきて、浜さんの連載でも再三お伝えしているようにグローバル化の苛烈な競争時代に突入しているこのご時勢。日本あっての世界ではなくて、世界あっての日本。自分探しはそろそろやめて、自分マーケティングを。どれだけ「美しい国」かを外向きに説明しなければと焦っています。

●浜矩子のわかりやすいお金の正体の話>


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映画『ブリジット・ジョーンズ』の「残虐な日本人」という台詞

カテゴリ:東京  2006 4月06日

   大ヒットしたレネ・ゼルヴィガー×ヒュー・グラントの映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の中で、主人公ブリジットの母親が「日本人。あの残虐な民族」と言う下りがあったのを覚えておいでの人も多いのではないでしょうか。典型的な、カントリーサイドに暮らす裕福な保守ミドルクラス、ちょっとズレたおばちゃまのズレた発言……というお笑いポイントなのが、映画館で観客席に座っている日本人としてはせめてもの救い。さすがに同世代のイギリス人たちは日本人は残虐とは思っていないようです。

   でも、イギリス在住歴の長いある日本人の友人は、毎年5月8日の戦勝記念日(ヨーロッパでは8月15日でなくドイツ降伏・ヒトラー自害のこの日が戦勝記念日)前後には外出するのが気が重くなると言います。テレビで第二次大戦特番などが組まれ、狂った枢機国(日独伊)を破った栄光の日という気持ちが高ぶる時期。バス停でバスを待っていたら突然老人に「あんた日本人だろ! よくも……」といきなり罵詈雑言を浴びせられるようなことがあったそうです。それも複数回。大抵そばにいる別の人が「まぁまぁ、このお嬢さんに罪があるわけでなし」と割って入ってくれたりしたそうですが。

   なんの因果で罵詈雑言を浴びなくちゃいけないのか。小中高と日本のフツーの公立学校で学んだ私はこれまた典型的な、戦争を全然学んでいない世代。歴史の時間も日本近代史は駆け足で終わりだったクチなので、まったく知識がなかったのが正直なところです。でもだんだん見えてきました。イギリスでは、第二次大戦中の日本は、ビルマなどで降伏した連合国軍(英仏米他)の捕虜をめちゃくちゃに虐待した人権意識も国際条約遵守も何もないわけのわからない国、カミカゼ特攻隊で自国兵までも自爆に追いやる怖ろしい狂信国というイメージ。東南アジアの捕虜収容所で日本兵からいかにひどい仕打ちを受けたか、死をも覚悟でジャングルの中をいかに脱走したか、その途中で仲間が泥にまみれて息絶えていったことなど、涙ながらに語る80歳前後の元従軍兵の激白などは今でも繰り返しテレビなどで報道されているのです。残念ながらこれが今も残る日本のイメージです。

   それを見て、当然、異国にいる日本人の私の思いは乱れます。「ええ、日本ってそんな惨いことをしてたんだ!」とそれが本当なら恥ずかしいと思うと同時に、「でも日本だって原爆落とされたり東京大空襲のような大量殺戮の憂き目に遭ったのに!」と憤懣やるかたない思いもこみ上げるわけです。そして、本当のことを知りたい……日本が本当にやったことは真摯に反省したいし、やっていないことはやっていないと反証して名誉挽回したいし、また日本という国が受けた辛い体験は共有して戦争を二度と起こさないための糧にしたいという気持ちが湧いてきます。

   そんなことから、あの戦争が何だったのか知りたい、という気持ちが時間が経つほどに高まってきています。今なんだかやけに盛り上がってきている「あの戦争は必然だった、正義だった」「日本は美しく戦った」「日本は強かった」とあまり説得力がない(と私個人は感じます)ままに戦争を正当化しようとするムーブメントに違和感を感じ、でもまたイギリス人の戦争観を知るほどに、日本だけが絶対的に悪かったと決め付けるのも自虐的であるという声に一理はあるなと感じたり、とにかく真実に近いところはどこなんだろう?と悩みます。

   ……と勉強しようと思っても、正直なところ、あの戦争に関しては感情的な議論・雑音がとても多くてなかなかどこがちょうどいいバランスなのかわかりにくいんですよね。いろいろな思惑のせいで、何が実際にあったことなのかベールがかかってしまっている。これはやっぱり原典(体験談)に当たる、それもなるべく多くの体験談に当たることで全体像をおぼろげながらもつかむ努力を払うしかないんだろう……と思っていたところ、先日ちょうどいいひとつの機会に巡り合いました。85歳、日中戦争(第二次大戦に地続きでつながっている直前の戦争)で特務機関員として南京などで働いていたという人が自身の体験を話してくれるという会でした。この方の開口一番は、「南京大虐殺がなかったなんて、そんなバカなことがありますか」という言葉でした……。

   また長くなってきてしまったので、続きは次回とさせてください。次回はこの85歳の方(中谷孝さんとおっしゃいます)から伺ったことをご報告します。この方の体験は、山上郁海さんというライターの方が口述筆記してWebサイトにまとめているので、よければ先にそちらのサイトをご覧ください。

●日中戦争の中の青春

※中谷さんのこの講演模様がTBSの深夜のニュースで報道されたことで、すでにネット上にはかなりの数の異論が出ています。ざっと見た限りの異論や批判について私個人の意見を言わせていただくなら、たしかにこれは中谷さんというあるひとりの人のきわめて限られた体験でしかないというのはその通りだと思います。戦争に巻き込まれた大勢の中の一サンプルでしかなく、中谷さんの話ですべて戦争が語れるわけはないというのは私も同意します。中谷さん自身、戦争全部を総括するつもりはさらさらないということをおっしゃっていて、一サンプルとして自分の経験を残したいというつもりなのだと思います。
そして同時に、一サンプルとしての価値に揺らぎはないと思います。そんな体験をした人がいたという事実は、しっかり受け止めるべきでしょう。そんな体験はしなかったと証言する人がいれば、それもしっかり受け止めるべきでしょう。
どうも批判のための批判でしかない、テレビの短い報道から想像を膨らませたにすぎない批判が多いようで、これは本当に残念なことだと思います。南京大虐殺はなかったのではないかと考えるにせよ、あったのではないかと考えるにせよ、現場にいた人の意見をできるだけ生に近い形で聞かずに憶測するのは生産的ではないでしょう。それも、できれば一サンプルでなく、複数にあたっていくことで、やっと全体像に近づいていくのだと思います。面倒くさいけど、この努力なしには歴史から学ぶことは難しいんだろうなぁ、と考えています。


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世界中のみなさん、リール交換いたしませんか

カテゴリ:東京  2006 3月30日

   先日、久しぶりに実家に行き、元自分の部屋に置きっぱなしにしている自分の荷物をゴソゴソ。あったあった、コレコレ。丸い形のフィルムリールを入れて覗くと、風景やアニメ世界が3Dで見えるというアメリカ生まれの玩具「View-Master(ビューマスター)」。


「あーっ!」という方もきっといると思うのですが、Cafeglobe編集部で数人に聞いた限りでは知っている人はいなかった……。私のこれは十数年前に自分で買った二代目。70年代に親に買ってもらったものはディズニーのリールごときっと親にこっそり捨てられたのでしょう、行方不明。

   ステレオ写真と言えば、子どもの頃の学年誌などで、2つのそっくりな写真の間に厚紙か何かを立て、顔を近づけて見ると写真がほら立体に……というのを経験したことのある方は多いと思います。これはそのスライド版。仕組みはごくシンプルなのですが、肝は、コンテンツの充実っぷり。今でもアメリカなどの有名な観光地に行くと、よくその風景のリールが売られています。


この子どもたちのように、ヴューワーのお尻側を光にかざして覗きこむのが正しい鑑賞法。

   グランド・キャニオンだのダイヤモンドヘッドだの、ただの風景写真も、この立体感がやけに劇的に強調されたビューマスターで見ると、見飽きることがないから不思議。大人になった今でも、口をぽかんと開けて見とれてしまうキッチュな美しさなのです。東京ディズニーランドが開園した頃だったか、3Dの部屋か何かが話題になったけれど、まさにああいう世界が目の前に出現するのです。

   もしやと思ってネットを検索してみると、やはりありました、ビューマスターが生まれた1930年代からのヴィンテージ・リールを売る本格的なサイトが。オークションサイトeBayでもたくさんのリールがやりとりされている模様。1930~50年代のレアものとなると、数万円~という値段になっているようだけれど、40年代のもので1000円以下というものもけっこうある。きっと、いかにも「アメリカ」なその頃の景色だろうと想像すると、かなり欲しくなりますね。


日本の観光地ではあまり見かけないけれど、やはり元占領地だからか、沖縄の石垣島で見つけた八重山諸島のリール。川平湾、竹富島、西表島の水牛車などなど。

   まだまだ新作も発売されているということなので、行ったことのない世界のリールを買い集めて自宅にいながらにしての観光旅行を決め込むのもいいかも。世界各国に住んでおられるCafeglobeユーザーのみなさん、「ウチのそばのこのリールは必見!」という情報があったらぜひお寄せください。私も買いためておきますので、リール交換しましょう(半ばマジです)。インターネット時代だからこそ、なんだかこういうアナログなことがことのほか楽しく感じられるような、そんな気もします。

●ヴィンテージのリールやヴューアーも売っているサイト(英語)>

●ビューアー本体に注目したサイト(英語)>

●3D写真の専門サイト「STEREO CLUB TOKYO」>
(携帯でステレオ写真を撮る方法の解説をこれからしてくれるらしい)


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疑い深いみなさんのために私の部屋の写真を

カテゴリ:東京  2006 3月03日

   女性ファッション誌の編集をしていたとき、私はカルチャー班と言って、ライフスタイルなどの記事を担当していました。インテリアの取材をすることも多く、それは素敵な、ため息が出るようなお部屋をよく訪ねたものでした。

   素敵な部屋をカメラマンにさらに素敵に撮影してもらい、記事に仕立てることを繰り返しているうちに、ふと気になりました。たしかに素敵なインテリアは参考になるけれど、私たちのストレスの元にもなってないか?と。

   言ってしまえば、お金にも時間にも余裕のある人のインテリアを、それが普通のこと、あるいは誰もが目指すべき姿かのように紹介するのは必ずしもいいことじゃないのではと思ったのです。お金にも時間にも余裕のないフツーの読者にとっては、参考になるよりもプレッシャーになるばかりなのでは? 私自身、原稿を書きながら「どうして私の部屋はあんなに狭くて物が多くて生活臭たっぷりで……私ってダメだ!」と自己嫌悪に陥ることが多かったので。

   その後Cafeglobeを始めた際、この疑問から生まれたのが「フツーな人の、フツーな暮らし」でした。憧れのインテリアもいいけど、もっと等身大の人たちの暮らしを覗かせてもらって、「私もやってるやってる!」とか「そのアイディア、即いただき」と思えるのもいいんではないかと。生活感たっぷりの部屋を見て安心するのもまた楽しいのではないかという狙いです。

   話は少しズレますが、以前からちょっと気になっているのが、「家をきれいにしておかなくちゃ」ストレスに押しつぶされそうになっている女性がけっこう多いんじゃないかということ。ほとんどが共働きをしている女性で、仕事と家事の“両立”を成し遂げようと頑張り、疲労困憊してしまう。

   パートナーの協力具合・収入との兼ね合い・仕事の条件・その人自身の体力などいろんな要素があるから一概には言えないけれど、もしやもしや、女性誌が持ち上げる理想のインテリアの呪縛に多かれ少なかれかかっているんじゃないか。洗濯もの山積み、風に転がる干草玉のようなホコリ、流行遅れのデザインの家具や家電のせいでストレスを感じるのは行きすぎなんじゃないか、というわけです。

   とくに女性は若い頃から女性誌のインテリアページにずっと晒されてきているから、男性よりインテリアへの目標が高くなりがちで、現実との乖離にストレスを溜めがち。男性にいくら女性誌級インテリアへの協力を求めても、彼のモチベーションはなかなか高まってこない。私の夫もしゃあしゃあと「ホコリで人は死なない」「きれいなインテリアは君の趣味の問題」と抜かすけれど、でも一理あるとも思うのです。

   女性のみなさん、素敵なインテリアはほどほどに。お友だちだって、みんなお客さんが来る前に掃除をして必死に繕っているだけで、普段はきっとグチャグチャな部屋でモリモリとたくましく生活しているんです。私は少なくともそうです。私の家など、それはおっそろしい状態です。捨てるのが苦手だから物だらけですし。でも、よっぽどのお金持ちかナポレオン並みの睡眠時間で平気な人でない限り、それが普通で、恥ずかしいことなんかじゃないと私は思ってます。

   本当にグチャグチャなのぉ?という疑い深いみなさんのために私の部屋の写真を撮って公開……しようかと思ったんですが、本当にあまりにひどいので、やっぱりやめときマス。人格疑われそうなほどひどいので。エヘ。と、私も弱気になってしまうあたりが、インテリアの呪縛なのかな。あるいはそんなことに拘泥できるほど私たちは豊かだということなんでしょう。はい、理屈はともかく。今週もおつかれさまでした。みなさんよい週末を!


まだまだ道のりは長いけれど、私なりの理想の部屋は、古びた大きな本棚と観葉植物がたくさんある部屋。中古の無垢のテーブルや椅子を少しずつ集めていきたいな、と。写真は、知人が大勢の仲間と共同生活をしている不思議な館の図書室。お金をかけなくても素敵な暮らしは作れるかもしれないと希望を持ったここでの体験についてもそのうちご紹介したいと思います。

●フツーな人の、フツーな暮らし>


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エネルギーを考えるフォーラムに参加しました その2

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2005 12月02日

   前回の記事を書いた30日に、英の科学雑誌『Nature』に、「極地方の温暖化が進めば、高緯度ヨーロッパに温暖な気候をもたらしているメキシコ湾流が弱まり、ヨーロッパ全体が寒冷化する」という報告が掲載されました。海流はすでにこの50年でだいぶ弱まっていて、このペースで温暖化が進めば20~30年以内に平均6度程度気温が下がる可能性があるとか。言わずもがな、大洋の対流が弱まるということは暖かい海はますます過熱するわけで、台風などはますます大きくなり、砂漠はますます広がると考えられます。

   さて。今回のフォーラムのメインテーマであった「地球に優しいシンプルライフ」について。高校時代に環境問題に目覚めて早20年、私なりに暮らしの中でできることはし尽くしてきたという自負はあるので、改めて何をしているかをざっと書き出してみることにしました。順番は思いついたままです。

暮らしの中でやっていること
●ゴミ分別は徹底的に
企業からのDMなど透明な窓付きの封筒は、窓を切り取って紙の部分は古紙回収へ。
●水筒持ち歩き
せめて買ってしまったペットボトルは何度も洗って水筒代わりに。
●お弁当持参
容器やコンビニなどでの冷蔵エネルギー削減。自分の健康とお財布にもプラス。
●エコバッグ携帯
無印良品の小さく畳めるエコバッグがオススメ。また、どうしてもお弁当を買うときには袋もお箸も断って裸でお弁当を持ち帰ります。
●灯かりは自分のいるところだけ
電球色蛍光灯を活用。
●冷暖房は最小限に
あったか下着を重ねて、首には室内でも薄手マフラーをくるりとひと巻き、机では足元に湯たんぽ、シュラフなども動員。カーテンは厚手で床まで届くものに。
●ラジオとネットラジオを愛用
テレビは消費電力が大きいので、ダラダラ見はしません。新しい電化製品を買うときは、消費電力が少ない機種を選ぶ。今冷蔵庫を探しているので、カタログとにらめっこしています。


今回のフォーラムでは、東京都環境局から、都の地球温暖化や省エネへの取り組みに対しての説明が。私も、古くて青息吐息の冷蔵庫を買い換えるべく、この家電店などで商品に貼られている「A」「AA」などのマークを目安に、もちろんノンフロンで、音も小さくデザインもいいもの……と探し中です。

●コンセント抜きをこまめに
テレビなどはもちろん、携帯の充電器も充電していないときはコンセントを抜く。過充電は携帯の充電池の寿命も縮めるそうです。
●食器はぬぐってから洗う
ティッシュや新聞、古いシャツのはぎれをためておいて、油をぬぐって捨てます。そうすると水も洗剤も最小限で済みます。
●食事の中のお肉は控えめに
ひとくちの牛肉は、どんぶり何杯ものトウモロコシでできているわけで、それだけ環境負荷が高い。マクロビや完全ベジタリアンまで行かなくても、お肉は控えめが体のためにもいいと思っています。
●加工食品は控えめに
冷蔵や輸送にかかっている電気やガソリンを考えても、なるべく減らしたい。
●国産食材を選ぶ
輸送にかかるエネルギー、保存のために使われる農薬を考えても。
●食材を食べきる
自給率が低い日本は、エネルギーで見ると日本の3~4倍の面積を食べているのだとか。普段はおかず何品なんて要らない。一汁一菜で十分。その分、大切な人とときどき豪華な食事を作ったり面白いレストランに行ったりして楽しみます。
●やかんは底についた水滴を拭いてから
やかんや鍋の外側についた水滴は、火にかける前にふきんなどでさっと拭いておくと、エネルギーのロスが防げます。蓋もこまめにして、コンロの火は鍋の底より内側に収まるように調整(鍋の側面を炎がなめる状態は効率が悪い)など、キッチンでできることはまだまだたくさんあります。
●クルマになるべく乗らないように工夫
近所なら自転車を活用。クルマは本当は大好きなんですが、我慢を心がけています。
●ショッピングを趣味にしない
必要なものは吟味して買うけれど、ショッピング自体は楽しいことではないと自覚する。
●布ナプキンを活用
これ、いいです! あったかくて気持ちもいいし。まだの方はぜひお試しあれ。
●夏場以外、毎日シャンプーしない
今の時期なら2日に1回か3日に1回。シャワーの使いすぎには気をつける。夫と一緒の日はお風呂の節約のために一緒に入ったりも。ひとり暮らしのときは長風呂のかわりに長足湯も。ドライヤーもほとんど使いません。
●じつは……トイレは毎度は流さない
カミングアウトは勇気がいりますが(^_^;)、そしてまだ夫の前でもさすがにできないんですが、ひとりで一日家にいるときなど、水の節約のためにときどきトイレを流さないでおくことも。

   ……まだまだあるけど、まずはそんなところでしょうか。最後のほうのはなかなか「こうするといいよ」と口にしづらいものもあるんですが、なにせ焦ってますんで(前回参照)、言葉にするようにしています。みなさんも、こんなことしている!ということがありましたらぜひ以下のコメント機能などでお寄せください。知恵を集めて、それを常識にしていきましょう。

   あとは、前回の記事にguess whoさん、Mangoさんがコメントを寄せてくださいましたが、「こういったことができるんだよ」「やらないと、マジまずいよ」ということを広めていくような活動、私もすごく必要だと思います。これも案などがあったらぜひ意見をお願いします。でも「誰かやってくれたらいいのに!」と願うだけじゃなくて、「じゃ、自分も何かやろう」と周りの人に声をかけてみるなど、自分が動きだすことも大切かなと思っています。頑張らなくちゃ、ですよね。ホントに。


東京大学の松橋隆治氏からは、自分の行為で二酸化炭素をどれだけ削減できたかを実感できるように、省エネ活動をポイント化、ポイントを貯めたら還元されるような仕組み「CO2 CO2カード(コツコツカードと読ませるのが憎い……)」の紹介がありました。学生が考えたのだとか。

●英誌『Nature』の11月30日の記事はこちら>


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エネルギーを考えるフォーラムに参加しました その1

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2005 11月29日

   先日、「地球に優しいシンプルライフを考えよう」という主旨のフォーラムにパネリストとしてお招きいただき、パネリストしてディスカッションに参加してきました。この報告はCafeglobe上でも別途記事として12月14日から掲載する予定で作業を進めていますので、ここでは私の個人的な感想などを少々。


今回のフォーラム「地球に優しいシンプルライフのススメ ~地球温暖化防止のために今日からあなたにできること~」は、経済産業省関東経済産業局の主催。基調講演兼コーディネーターとして宮崎緑氏、ディスカッションのパネリストに東京大学大学院教授の松橋隆治氏、(財)省エネルギーセンター広報の佐藤文子氏、そして私が参加しました。

   開催の前に、フォーラムに申し込んだ方々からの動機コメントを見せていただいたのですが、単に地球に優しいライフスタイルを知りたいというだけよりも、「環境問題はこんなに危機的なのに、周りの理解が少ない。どう伝えたら?」「自分が省エネルギー普及に貢献できることを学びたい」といった、より「前のめり」「焦った」声が多かったのには心を強くしました。

   今、焦りは必要です。なぜなら、環境の悪化・崩壊は、私たちがフツーに想像する以上に深刻なペースで進んでいるからです。決してみなさんを驚かせたり怖がらせたりしたいのではありません。本当に怖ろしい事態になっていることをもっと多くの人に理解してもらい、行動を始めてもらわないと、と私は焦っています。

   たとえば、今年はカナダの北極海沿岸に氷が張るのが平年より1ヶ月以上遅れているそうです。そのため、氷に乗ってアザラシを捕食するシロクマが痩せ細ってきているのだとか。このままではシロクマの絶滅もそう遠くなさそうです。

   シロクマの絶滅自体は、多くの人にとっては「残念だけど、ま、どうでもいいこと」かもしれません。でも北極海の氷が減れば、世界中の海水面は上昇します。北極の冷たい水がぬるくなれば、プランクトンが少なくなって冷たい海の魚(たとえばタラ)の漁獲量が激減するかもしれない。海水温が変われば、海流の動きにも影響が出て、気候が異常になるかもしれない。カトリーナ級の台風が日本にも来るようになるかもしれない……このニュースが意味するところは、たとえばそういうことです。

   フォーラム参加者のそのコメントには、「青木さんが環境について考える一番の理由は何でしょうか?」というご質問もありました。理由は、上記のような状況を避けたいからです。下品な言い方を承知で言えば、環境のせいで早死にしたくないからです。もう少し上品に言えば、自分もさることながら、地球上で飢えたり困ったりしている人を一人でも増やしたくはないからです。もちろん動物も、さらに言うなら植物も。

   本当はこんなざらついたことは書きたくないんですが、それだけ私は焦っているということです。はい。

   今回、このフォーラムで私自身あらためて考えてみた、「地球のために暮らしの中でできるコト」、私が毎日の生活の中でやっているコトリストをご紹介しようと思っていたんですが、なんだか長くなってしまったので、それはまた明日かあさってかにアップいたします。「えーっ、そんなことまでやってるのぉ?」とみなさんが驚かれるようなこともあると思いますので、どうぞオタノシミニ。

※昨日から12日間の予定で、カナダのモントリオールで気候変動サミットが始まりました。京都議定書以来はじめての国連のサミット。京都議定書の目標達成具合(日本は全然守れていない状況)、京都議定書以降の目標設定などについて話し合いがなされます。ニュースに注目!
●国連の気候変動サミットページ(webカムもあり!)
http://unfccc.int/2860.php

●↓こちらもどうぞご覧ください(Cafeglobe関連記事)
地球温暖化、今動き出せばまだ間に合う!
http://www.cafeglobe.com/news/climatechange/050112.html


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紅葉とトヨタ・プリウス

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2005 11月24日

   都内の木々が色づくのに急かされるように、栃木県の温泉に紅葉狩りを兼ねて行ってきました。

   今回の足に選んだのは、トヨタ・プリウス。ハイブリッドカーに長距離乗ったことがなかったので、果たしてどれだけイイものか、試してみようというわけです。乗り込んだら、鍵を差してイグニッションを回すかわりに「電源スイッチ」を入れてスタート。ほとんど音を立てずにプリウスはスルスルと動き始めます。

   充電残量があるときは、時速40km程度までは電動モーターだけで走るので、聞こえるのはタイヤが転がる音だけ。停止すると車内はもうシーンという感じで、ブルックナーのピアニピアニッシモも聴きとれちゃう。

   高速道路ではさすがに1.5リットルのガソリンエンジンも回しながら走るので、ここでは普通なクルマとだいたい同じ印象です。でも常にその瞬間瞬間の燃費が表示されるので、アクセルを踏み込む気には到底なれず、一般にいちばん燃費がいいという時速100km前後を守って走ります。


トヨタレンタカーで借りたのですが、たしかに広告で訴えているとおり、車両の程度がよかった。走行2万4000km、禁煙車、カーナビ付。割引も使って1日およそ8000円。

   男体山や女峰山を遠くに眺める一帯の紅葉はもうすっかりピークも過ぎていましたが、昼でもオレンジ色を帯びた晩秋の陽射しに映えてきれいなこと! そんな景色の中、いろは坂にプリウスで挑戦。瞬間燃費がみるみる一桁になって胸がギューギューと締めつけられつつ、ある程度コーナリングも楽しみつつ。

   一転、下り坂はウハウハです。プリウスには「回生ブレーキ(ブレーキをかけると失われるエネルギーを電気として回収する)」が備わっているので、下り坂ではどんどん充電池がいっぱいになっていく(充電の様子が見えるのです)。


竜王峡は、真っ白な流紋岩を削って流れる鬼怒川の眺めがすばらしいところでした。源氏に追われて来た平家の人はどんな思いでこの川を渡ったのかなぁ……などとにわか歴史ファンになったりして。

   山の中の温泉宿では朝晩の気温はすでに氷点下。晴れていても新潟のほうから峠越しに雪が舞ってきては日陰にうっすら積もっていきます。宿のご主人曰く、この雪はもう根雪になって春まで積もっていくのだとか。

   走り回った距離は合計445km。都心のガソリンスタンドでドキドキしつつ給油をすると、20.71リットル。つまり燃費は21.9km/リットル! プリウスの大きさの普通のガソリン車で今回の高速+山道を走ったなら、燃費は10km/リットル程度だろうから、ざっと2倍くらい燃費がいいということになります。これはすごい。お財布的にも、日光の奥地まで走ってきて、ガソリン代が2700円で済むなんて感動もの。

   温暖化対策のためにクルマは持たず、普段も都心はできるだけ自転車で移動する生活を試みている私ではありますが、もし次に持つならこういうハイブリッドしかないと確信した小旅行でした。ほんと、よかったですよ。


電気がウンヌンと小難しいことを考えなくても、デカプリオがいうように、フツーのクルマとしてフツーに乗れるのがプリウスのいいところ。大人4人が乗って窮屈でなく、荷物もたっぷり積めます。


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少子化、こういうところが肝だと思うなぁ

カテゴリ:東京  2005 10月31日

  「ふぁぁぁ、もう朝か。ん? トントン、ジュージュー……キッチンから音がするぞ。わわ、いい匂い!」

   これ、女性の夢ではありませんか? 朝起きたら彼が、夫が朝ごはんを用意してくれている。古くは映画『ナインハーフ』で朝ごはんを作るジョン(ミッキー・ローク)に悩殺された人はもちろん、そうでない人でも、パートナーに朝ごはんを用意してもらって嬉しくない人はいないでしょう。ま、朝ごはんまで高望みはしないまでも、ふだんから彼がチャチャッと食事を作れる人だったならと思っている女性は多いはず。

   そんな女性たちのために、Cafeglobeでもおなじみ、横森理香さんが本を作ってくれました! その名も『パパごはん カレごはん』(地球丸くらしブックス)


『パパごはん カレごはん』(地球丸くらしブックス)\1,300(税抜)。いわゆる料理入門書としてのスタンスは保ちつつ、野菜たっぷり、スローフードなエッセンスも入った、非常にイマドキなレシピ構成とお見受けしました。まさにこういう料理、パートナーに作ってほしいぞ。作ってくれたらもっと惚れようぞ。

   なんでも、料理という概念すら乏しかったという夫をターゲットに書き始めた、超初心者君のためのレシピ本だとか。たしかに、チーズトースト、しらすおろし、トマトソーススパゲティといったレシピが並んでいます。ごはんの炊き方なども。

まさに!

   なぜ「まさに」かというと、こういうご時世、自称料理好き・料理上手の男性はぐんぐん増えていて、それはそれでよいことなのだけれど、結局はイベント料理でしかなかったりするんですよね。「今晩はオレが作るぞぉ~!」と叫び、スーパーに行って肉のかたまりや尾頭付きの魚なんて買ったりして。もちろんおいしいんだけれど、調理後のキッチンは洗いものが山積み、そこらじゅうに使いかけの食材が散らかっていて……。

   趣味の料理と日々の暮らしの料理は違うわけです。冷蔵庫の中身を見て考えて、ありもの食材でチャッチャッとそれなりの献立を作ってしまう男性、私はまだお目にかかったことがありません。そういう方もいるでしょうけれど、圧倒的に少数派というのが現実でしょう。

   女性が何らかのキャリアを持って生きていくなら、この「日々の暮らしの料理」ができるパートナーはほぼマスト条件だと思います。ぜひ、みなさん彼に、夫君に、弟君に、父上に、贈ってください。少子化対策ってのも、こういうところから始まるんですよね。新内閣のみなさんに贈呈したいくらいです。


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宇宙人からの交信か? 地下組織の暗号か!?

カテゴリ:東京  2005 10月24日

   先日バルセロナに行ってきたのですが、旧市街を歩いていたら夫が突然「あぁっ、あれは!?」と叫びました。彼の視線の先を見ると、壁の高いところにスペースインベーダーの絵が!!


バルセロナの旧市街、教会前広場の角にひっそりと貼られている宇宙人マーク。人々の視線よりだいぶ上で、あまり多くの人に見てもらいたいという感じはしないのです。

   懐かしい、あれは日本製ゲーム世界制覇のさきがけだったな……というわけではないのです。少し前、「バスクの砂糖壷」のマテスク里佐さんを訪ねてバイヨンヌ/ビアリッツに遊びに行った際にも、バイヨンヌの古い家の壁にインベーダーらしきマークがついているのを見つけて、「なんだろう、地下組織のアジトがあるっていう印かな」「ゲームオタクの秘密の信号か何かかな」と不思議がっていたところだったのです。


こちらが、バイヨンヌの旧市街で見つけた宇宙人マーク。やはり角にある家の2階の窓の左下に、黄色い宇宙人がちょっと寂しそうにたたずんでいます。

   バルセロナ版はバイヨンヌ版よりもより日本製インベーダーゲームのキャラに忠実な感じですが、印がついている場所といい、宇宙人テイストといい、ただの偶然とは思えません。

   UFOや宇宙人との交信ができる人の世界ネットワークがあってこれはパワースポットの印、いやバルセロナが首都であるカタルーニャもスペインからの独立を狙っているとかなんとかだから、バスクシンパがバルセロナにはじつは多くて、これはバスク独立派の地下組織のマーク……というのは夢の見すぎでしょうか。

   私も見たことがある、じつはその秘密を知っているという方はぜひ教えてください。非常に、気になります……。

追記(2005年10月25日):
あ、もうわかっちゃいました。当欄を読んだ当社のスタッフが、「ようこさーん、あれはね……」と教えてくれました。

なんでも覆面のアーティストがいて、その人(たち?)が世界中にインベーダーをインベードさせようということで、いろんな都市でタイルを貼りまくっているのだそうです。インベーダーの所在地図まで作っているらしい。
●URBAN INVASION DETECTED

はがされるとポイントがつくとかで、それでバルセロナのインベーダーは端が少し欠けていたのかも!

東京にも、原宿や代官山にいっぱいあるんですな。いかに東京を歩いていても視野が狭まっているか痛感、反省しました。『Relax』とか『WIRED』などでけっこう紹介もされていたらしい。寡聞にして知りませんでした。

そういえば街中に意味深な数字をサインしたりアイコンを貼っていくアートムーブメントといえば、アンドレ・ザ・ジャイアントの「OBEY」とかが流行りましたね。これもその名残なのかも。こういうのが世界中でワーッと同時期に広がるのもまた楽しいな。

でもバイヨンヌの宇宙人はちょっと形態が違うし、上記のサイトにも載っていない。もしかして本物の宇宙人からの信号なのかも……。


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ロンドンの地下鉄テロ、振り返って日本 その2

カテゴリ:東京  2005 9月03日

   日々の編集作業に忙殺されているうちに、すっかり更新が遅くなってしまってすみません!

   まずご挨拶からさせてください。このたび『Cafeglobe』の編集長を交代することになりました。後任には、長くCafeglobeで一緒にやってきてくれている松本典子が就任いたします。松本ともども、どうぞいっそうのご愛顧をお願いします! とはいえ、私も引き続きCafeglobeの編集には携わって参ります。このページも(タイトルを少し変える予定ですが)続けて参りますので、どうぞ変わらぬご贔屓を。

いわば北関東訛り(!?)の犯行告白ビデオ

   さて、前回続きを書くと申し上げたロンドンのテロ。だいぶ時間が経ってしまったのですが、昨日、イギリス人にとってはショッキングな映像がアルジャジーラで流されました。7月7日の自爆犯のひとりが生前に残したと思われる犯行告白ビデオ。容疑者らしき人物は、「お前たち(you)が民主的に選んだ政府が、私の同胞(my people)に爆弾を落とし、ガスを使い、拷問を続ける限り、お前たちには直接の責任がある。私たちは戦時下にある。私は兵士だ」という主旨のことを無表情でカメラに告げています。

   イギリス人がショックを受けたのは、自爆犯たちがアルカイダと関係があったのかもしれない(そもそもアルカイダが組織として機能しているのかも疑問視されているけれど)……など以上に、イングランド北部のリーズという街のアクセント(訛り)丸出しの容疑者の話しっぷりなのです。勝手な翻訳を許していただけるなら、北関東訛りのちょっと素朴な青年、という感じ。

   ごく普通の、よくいる感じのパキスタン系の自国民が、いとも簡単にイスラムを語ったカルトにはまり、育った社会に向かって突然「敵たちめ、思い知れ!」と暴発する。それも組織的に集まって計画的に犯行をたくらむ。そんな若者たちが自分たちの国の中で次々と育ってきているのではないか、という想像に、イギリスの人たちは背筋を凍らせています。


「南アジア系や東アフリカ系っぽい人が大きな荷物を持って自分の車両に乗ってくると、見ちゃ悪いと思っても、どうしても目の端で見続けちゃうのよね……」と言っていたのは、爆破された地下鉄路線で毎日通勤している友人。疑いの目で見られることに耐えられなくて、外出恐怖症になってしまったインド人学生などもいるらしい。写真は、地下鉄構内のエスカレーターにて。なんとなく人々がキョロキョロしている気がする。

   年の半分をロンドンで過ごす私も背筋を凍らせているわけですが、そこでどうしても考えてしまうのが、ついに人口減少が始まった日本の将来。労働人口を確保するために、女性や高齢者が働きやすい社会を作ることはもちろんだけれど、それでもそう遠くない将来、日本も外国人労働者を受け入れることになるはず。そのとき、日本に来てくれる文化や宗教や肌の色の違う人たちと、私たちはどう社会を作っていくのか。

日本人口のうち1000万人が肌の色の違う人だったら?

   ダイアナ妃にベッカムにと、白人の国というイメージが強いイギリスだけれど、パキスタン系などのムスリム人口は180万人。イギリスの人口は日本の半分だから、日本ならざっと360万人相当。さらに難民申請を出している人や不法に潜っている人も相当いる。アフリカ系やカリブ系、(私も含めた)東アジア系も含めれば、人口の1割弱が非白人。日本で1000万人弱が肌の色の違う人だと想像してみてください。この存在感は大きいものです。

   それでも、人種や文化の違う人たちと共存できる社会作りに関しては、イギリスは世界の中でも相当うまくやってきているほうだと思う。ロンドンは、人種のるつぼと枕詞がつくニューヨーク以上にいろいろな人種の人がよーく混ざっている。テレビの局アナもちろん、タレントもかなり「色とりどり」になってきているし、外食メニューでいちばん売れているのは「チキン・ティカ・マサラ」というカレー(インドにはそんなレシピはない、イギリス生まれのカレー)。

   努力の甲斐もあり、うまくやってきているように見えたイギリス。一連の事件で、反イスラム、反難民受け入れ(テロを賛美するイスラム過激派指導者が、月20万円もの生活保護を受けていたことが判明したこともあり)の声がこのところ高まってきてきているけれど、どう切り抜けるのか。それとも非寛容・排他的になってしまうのか。日本もいずれ通る道、要チェックだと思います。


馬にまたがって我が家の周りをパトロールする女性の警察官。これはじつは冬に撮影したもので(警察官が着ている長いスカートのようなカバーが馬のコートになっているのに注目)、警察が都心に重点配備されている今、我が家のある郊外などではなんだか警察官の姿がやけに少ないような気も……。

【追記 9月8日】
当Blogのタイトルを、「from editor」から「Get Real, Love Your Life」に変更いたしました。
Cafeglobeのテーマでありキャッチコピーであるこの精神を考え、つづっていきたいと思います!


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青木陽子
Cafeglobe
ファウンダー・取締役
女性誌編集者時代、自分を含めまわりの女性たちが本当に読みたい媒体がないことに気づき、1999年に現社長の矢野とともにCafeglobeを立ち上げ、6年間編集長をつとめる。現在、パートナーの暮らすロンドンと東京の二重生活を実践中。
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