オーガニックフードやNON-GM(遺伝子組み換え作物が入っていない)フードが日本以上に定着しているイギリス。もうすぐ1歳になる子どものいる弟夫婦に頼まれて、イギリスのベビーフードを物色してきました。お目当ては、オーガニックのベビーフード。甥っ子は小麦タンパクアレルギーの気配もあるので、なるべく小麦も入ってないものを。
近所のスーパ—「Waitrose」のベビーフードコーナーは、それなり大きくて、色とりどりのかわいいパッケージが並んでいます。「どれどれ……」とパッケージを読み始めて「へぇ!」と感心したのは、並んでいるベビーフードがすべてオーガニックだったこと。西洋は小麦アレルギーの人が多いので、小麦なしという商品もざっと見たところ3割くらいある様子です。一部は、お肉が入っていないベジタリアンのものも。

お土産に買ってきたベビーフード。明るいパッケージに、さもおいしそうな文句が並んでいます。甥っ子にあげないで私が食べちゃいたい……。
妹によると、日本の普通のスーパ—ではなかなかオーガニックのベビーフードは見つけられないので、出かけるときも自分で調理したものを持って行くか、通販で取り寄せるしかないとか。ましてやアレルギー対応食は選択肢がとても少ないとのこと。んー、赤ちゃんにこそ、いいものを食べてもらいたいのに。

原材料は1%以上のものは%表示をしなければいけないようです。そして、入っているもの以上に「入っていないもの」が強調されている感じ。これは、「保存料、合成添加物、塩・砂糖、増量剤、遺伝子組み換え原料」が入っていないので、「Guilt Free(罪悪感なし)!」とのこと。(あ、やばい。これはグルテンが入っているってあるのを見落としてた……これはあげられないかな)

「つぶつぶタップリのサーモンリゾット」は、冒頭で「塩と砂糖、濃縮還元ジュース、添加物や増粘剤、保存料や遺伝子組み換え原料、聞こえのいい素材や人工のものは一切入ってません」と宣言。
オーガニックも、望ましいとはいえ、オーガニックであることがすべてではないと思います。オーガニックで温室育ちの野菜と、比較的安全な農薬を適度に使った露地栽培の野菜なら、後者のほうがいいかもしれない。あるいは栽培効率が格段に上がるなら、耕作地を増やさないためにときには必要な選択かもしれない。私も小さいながら畑をやっているので、そんなことを考えます。
でもでも、やっぱり細胞分裂が盛んでまだ内臓などの組織が弱い小さな子どもはできるだけいらないものからは守られるべきでしょう。また言うまでもなく、農薬の使用が少なければ、生態系におよぼす悪影響も小さくなります。日本でも、もっとオーガニックのベビーフードが普通になったらいいなと思います。