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| ゴミの分別、私がいちばん燃えるのは! |
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カテゴリ: ロンドンカテゴリ: 地球温暖化
2008年2月06日
できるだけ余計な二酸化炭素を出さない生活。というとかなり地味〜に、つまらなそうに響くかもしれないけれど、私はけっこう楽しんでいます。
食事を作るとき、ゴミを捨てるとき、仕事をしているとき、植木に水をやるとき、お風呂に入るとき、ベッドに潜り込むとき……暮らしのあらゆる選択の場面で余分なエネルギー、とくに化石燃料や原子力から来るエネルギーを使わないようにできるかな? と考えるのは、ゲームのような感覚です。こういったことを実践するようになって20年ほどが経ちますが、今でももっといい方法を発見したり、小さな驚きやナルホドという納得に満足することはしばしばです。
自分にすぐできる範囲で環境のためにすぐできることの代表が、ゴミを減らすことですよね。お菓子の空箱まで徹底的に分別していますが、その中でも私が燃えるのが、生ゴミの堆肥化です。

ロンドンでは、地区にもよりますが、生ゴミの回収が始まっています。キッチンの中ではこのような小さめの蓋付箱に集め、ふたまわり大きな蓋付バケツに移して回収の日に出すのです。でも今住んでいる家は幸い庭があるので、庭のコンポスト容器に持って行くまでの容器として使っています。
生ゴミは水分が多いので、運ぶにしても燃やすにしてもかなりの燃料を使います。臭うし、処理の方たちにとっても負担が大きいはず。でも、自宅で堆肥にまでできれば、フードマイルならぬ“ゴミマイル”ゼロ、ハーブや野菜が喜ぶ栄養たっぷりの土まで手に入ってしまう。オーガニックの食材を多く使って料理しているなら、堆肥もオーガニックに近くなります。オーガニックの堆肥は、買えばけっこう高いです。
というわけで、日々野菜屑から揚げ物をしたてんぷら油まで、どんどこコンポスト容器に放り込んでは、土になっていくのを想像してほくほくしている次第です。

庭の隅に置いてあるコンポスト容器。日本のとほぼ同じで、上から生ゴミを放り込む式で、底はなし。底があるタイプもあるようですが、ミミズやダンゴムシなど土の中の生き物たちの力を借りられる底なしタイプのほうが分解はだいぶ早いようです。また、庭にコンポストを置くと、ゴミを食べる虫たちが増えるので、虫を食べるハリネズミや小さなヘビ、鳥などの小動物が増え、生態系が豊かになるのだとか。ウチにもハリネズミが居着いてくれないだろうかと首を長くして待っています。

コンポスト容器を先月移動させて、堆肥を “収穫”した跡。近所で借りている市民農園にほとんど持って行ってしまったのでちょっとしか残っていませんが、4ヶ月ほど放置したら見事に土になっていました。でもアボカドの皮はなかなか分解しないみたい。木みたいな堅い皮ですからね。時間があれば皮だけ刻んでからコンポストに入れれば分解しやすいかも。
とはいえ失敗もしています。だいぶ昔、庭いらずというふれこみに惹かれて東京のマンションで挑戦したEMぼかし方式の生ゴミ処理器では大失敗。何度やり直してもうまく発酵しないし、いつもハエのウジが湧いてしまって、ルームメイトには恐怖体験をさせてしまうし、大変な思いをしました(EMぼかしをうまく使いこなせている方いらしたら、ぜひコツを教えてください!)。
以前この欄でご紹介したミミズ方式コンポストは、いちおう上手くいっています。1年経った頃、30リットルくらいの美しいミミズ土を収穫。これは本当に匂いも何もしなくて、水はけもいいし、目をみはるほどキレイな土で感激しました。でもミミズたちの食べるスピードは期待したほどではなくて、これだけではすぐ生ゴミが余ってしまうので、上記の据え置きコンポストと併用しています。

ミミズ方式で収穫した土を乾かしているところ。これが黒いクスクスのように粒ぞろい、匂いなし、ベタつきなしの優等生土で驚きました。植物にとってはごちそう土です。もっとミミズが早く食べてくれるとベストなのですが!
東京などの都市部に暮らしていると、電気式の生ゴミ処理機以外ではなかなか難しいとは思います(夏場に直射日光の当たらないベランダがあればミミズ方式は問題なくできるとは思います)。でも、ちょっとでも庭があるラッキーな人は、ぜひ挑戦してみてください。缶瓶や紙を分別し、生ゴミを除くと、自分の家から処理場に出て行くゴミはプラスティックの包装くらいで、お隣さんの1/3か1/4くらいになります。運動をして体重が減った!ときのような、そんな爽快感ですよ。
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我家でもずいぶん前から、電気式の生ゴミ処理機を使ってですが、ゴミを減らしています。
>運動をして体重が減った!ときのような、そんな爽快感ですよ。
なので、この気持ち、とても分かります!
ホント、爽快ですよね。
投稿者 首藤真 : 2008年02月07日 17:18
首藤真さま
わーい、やっぱりそうですよね!
とても気持ちいいです。
そして、プラスティックの包装材ばかり詰まったゴミ箱を睨み、「あとはこれさえ減らせれば……」と唸ってしまうんですよね。
ケナフとか竹とか、非木材のエコパルプが主流になれば、もっと包装材も燃やさないで済むようになるかもしれないですね。
投稿者 アオキヨウコ : 2008年02月09日 00:05
>もっと包装材も燃やさないで済むようになるかもしれないですね。
というか、無駄すぎる包装材が多すぎる!と思います。
どれだけ包装するんだ!というくらい、いろいろ包まれちゃってますので、ね。
投稿者 首藤真 : 2008年02月10日 23:23
2/21のスタッフの一言について。
電車を使った「エコ配便」を開発してほしいと書いてありました。エコはやらなければいけないと思いますが、トラック輸送会社は仕事が減少してしまいます。(ただでさえ燃料高騰で大変なのに・・・)そこで働いている人達もいるのです(私もその一人です)あまり軽々しく言ってもらいたくはないです。
投稿者 村井美 : 2008年02月22日 16:14
村井美さま
コメント、本当にありがとうございます!
ご主旨、お気持ちはとてもよくわかります。心配なさるのは当然だと思います。
ただ、敢えて申し上げれば、温暖化などの環境問題は、社会の経済・産業構造をも変えながら取り組んでいかなければいけないスケールの問題だと私は考えています。
歴史を振り返っても、時代や環境の要請に従って廃れる産業があり、興隆する産業がありと変遷してきています。
自動車や化石燃料に関するお仕事に限らず、すべての企業も個人も、次の時代を見越して戦略を考えなければいけないのだと思います。もちろん、その責任を各企業や個人に押し付けるだけでなく、社会全体で、「どんな未来の社会がほしい?」と議論し、役割分担していくことが必要です。
やや繰り返しになりますが、環境問題、とくに温暖化は、社会をかなり遠くから俯瞰して取り組まなければ手遅れになります。その際にどうしても出てしまう痛みをどう最小限に抑えるか。それが政治や行政です。cafeglobeの連載で浜矩子さんがおっしゃっていることはまさにここだと思います。
http://www.cafeglobe.com/news/hama2/backnumber.html
私などの小さなボヤキを抑えても、トラックから電車などへのモーダルシフトは今後必ず進んで行くと思われます。できるだけ痛みの出にくい社会を作る方法、微力ながらcafeglobeも考えていきたいと思います。ぜひ一緒に考えていただければ幸いです!
投稿者 アオキヨウコ : 2008年02月26日 18:48

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