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| バレンタインのチョコレート選び、これも参考にして |
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先日のEspresso(cafeglobeの更新内容をお伝えするメールマガジン)の「ひとこと」欄で少し書きましたが、今気になっていることのひとつに遺伝子組み換え(GM)作物があります。これ、cafeglobeスタッフの間でも「心配」という声が多かったので、これについてもう少し書いてみます。
たっぷり農薬を浴びた作物を食べたい?
モチロンまず心配なのは食の安全性、食べて問題はないのか。
日本人ならたくさん口にする大豆。大豆は遺伝子組み換えが盛んな作物のひとつです。本来、大豆は除草剤に弱いのだけれど、GM大豆は従来の200倍までの除草剤に耐えられるようになっているそうです。それはつまり、除草剤をた〜っぷり浴びた大豆を私たちは食べているのかも、ということ。ネズミを使ったある実験では、除草剤を多く口にしたネズミの子どもに凶暴化する傾向があるという結果も出ているというから、嫌な感じです。
じゃ、GM大豆を食べないようにしたいと思いますよね。でもそれがじつは難しいというのがますます嫌な感じ。こんなに大豆を消費する日本なのに、その96%は輸入でまかなわれています。しかもそのほとんどがアメリカからの輸入。アメリカで生産される大豆の8割はGM品種だというから、なにをかはいわんや。大豆が主な原料でない食品や、味噌や醤油といった加工食品は、遺伝子組み換えの原料を使っているか表示する義務がないので、使われている可能性はかなり高そうです。

アメリカと正反対に、遺伝子組み換えに対してこれまで比較的慎重な態度をとってきているEU。すでに多いフェアトレード、オーガニックのチョコレートの中に、遺伝子組み換えでないことを謳っている製品も出てきています。遺伝子組み換えになりやすい大豆レシチンを使わないようにしているチョコレートも日本よりは多いようです。
フランケンシュタインみたいな生き物がウヨウヨ?
でも、私がもっと怖いかもしれないと思っているのは、環境への影響です。作物の花粉は、風に乗って数キロは飛ぶことがわかっています。畑の近くの、種類の近い雑草がGM花粉を受粉してしまい、除草剤に強い「スーパー雑草」が誕生してしまうかもしれない……と思ったら、すでにナタネ油をとるカノーラという植物に組み込んだGM遺伝子が自生のカノーラに紛れ込んでいる例が3種類も見つかっているんだそうです。
遺伝子は近い生き物の間で受け渡されていくので、そのうちキャベツや小松菜といった仲間の野菜にもどんどんGM遺伝子が紛れ込んでいってしまうかも。こうして自然界に入り込んでしまった遺伝子は、人間の力では絶対に取り除けません。フランケンシュタインみたいな植物や動物がウロウロする地球になってしまうのかも! という心配も、そんなに大げさじゃないと思うのです。

チョコレートの裏にある「遺伝子組み換え作物を排除している」という記述。EUの場合、0.9%までなら遺伝子組み換え原料が含まれていても「遺伝子組み換え原料を使っている」と表示しなくてもいいということになっている。一方日本の場合、遺伝子組み替え原料が含まれていても5%までなら「組み替えでない」と謳ってよいことになっている。このふたつはパーセントの桁が違うだけでないことがわかりますよね。日本のルールはGM作物の生産は推進していないけれど、輸入して使うことに対してはとっても緩いのです。これも狂牛病牛肉と同じ、アメリカの圧力もあるのかも?
買わないことで、日本に入れないようにできる
心配な点はもっともっとあります。世界で今栽培されている遺伝子組み換え作物の品種の90%以上が、あるアメリカの薬品会社の特許であること。スローフードやマクロビオティックといった動きが「できるだけその土地で古くから育てられてきている在来種を大切にしよう」と訴えているのを真っ向から踏みにじる方向です。また、農家の人たちが自分のところでとれたGM作物の種を撒くと、「違法コピー」としてその製薬会社から訴えられてしまうのだとか。実際、花粉として飛んだのかわからないけれど、GMでない作物を生産していた農家の収穫の中にGM遺伝子が紛れ込んでいるのを発見した会社が、その農家に損害賠償を求める裁判を起こしているのだそうです。
「じゃーどうしたらいいのさ!?」
遺伝子組み換え原料が入っているかどうかをチェックできる小冊子『トゥルーフード・ガイド』を作った環境NGO『グリーンピース』のアキコ・フリッドさんは、「消費者が買わないことでしか止める方法はない」と言います。「外国での生産を直接止めさせるわけにはいかないけれど、買わないことで日本に入れないようにはできます。GM原料を使っている、使っているかも知れない食品会社には、使わないでほしいとお願いするのも大切です」。
今、季節はバレンタイン。たとえばチョコレートにも、遺伝子組み換え原料が忍び込んでいる可能性は高いそうです。プレゼントするにしても自分用に買うにしても、さっそく遺伝子組み換えフリーのチョコレートを選んでみませんか。
どのチョコレートなら大丈夫なのか。一部の製品がここから見られます。ぜひチェックしてみてください。
●トゥルーフード・ガイド 「チョコレート編」>
●トゥルーフード・ガイド送付申し込み(無料)>
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このリストは、次のエントリーを参照しています: バレンタインのチョコレート選び、これも参考にして
» 遺伝子組み換えでない大豆の意味 from ふにゃら的結婚生活
大豆のブランド(?)として「遺伝子組み換えではない」という、否定形の品質表示として有名になってしまった、遺伝子組み換えの食べ物たち。
じゃ、遺伝子組... [続きを読む]
2007年02月17日 12:36
青木ご無沙汰しています。野村時代は随分と話し相手になってもらった高木です。覚えていらっしゃいますか?当時は本当に有難うね。昨年千葉の田舎に帰り、遅ればせながら先日やっとネットを繋ぎ、青木の記事をワシワシ読ませて頂いてます。当時も他の人には無い感性を持っている人だなと思っていましたが、今も頭が下がる位に意識を高くして、アンテナを張って生活している青木に脱帽です。片田舎に居る私にとって青木の記事は、世界の問題に自分を繋いでくれる大きなツールです。
私のほうは会社を退社してから、法律事務所等に勤めつつ司法試験を受験していました。この年になってやっとで恥ずかしいですが、試験もあと一つ通れば合格というところまできた。でも昨年からロースクール制度の導入が始まり、大卒組の合格枠が大幅に減り始め、あと数年後には原則、ロー卒業組みでないと新試験を受けられない制度に徐々に変わりつつあります。この年齢からロースクールへ入学するには、気力・金銭的にも無理があり、とほほという感じです。また結婚という言葉にも焦りを感じたりしています。
これまでは試験一辺倒に籠もってきたけど、試験以外の皆からもいい刺激をもらって、こんな変革期に立ち向かって行けるような柔軟さになっていけたらいいなと思っています。
青木バイタリティはどこから湧いて来るのかな。本当に見習いたい。ロンドンと日本を行き来したいるようですね、これからも体に気をつけて下さいね。私もお約束のGet Real,Love your Lifeの心で、青木の記事を楽しみにしています。
投稿者 Y. T. : 2007年03月22日 10:21
遺伝子組み換え作物に関する特許等が生産者に対して不利に働くことは事実ですが、遺伝子組み換え植物自体は決して「フランケンシュタイン」ではありません。また、遺伝子組み換え技術で作られた作物には病害虫耐性(少ない量の農薬で栽培できる)のものや、生産性を上げたものなど、現在行われている農業より環境への負荷が少なく栽培できるものもあります。
すべての作物を有機栽培していたら、ここまで増えた地球上の人口を支えることはできないのではないでしょうか。新しい技術を開発し、それを利用することは決して悪いことではありません。
グリーンピースのように、とにかく自分たちに都合のいいデータだけを集めて、センセーショナルに反対する人たちのやり方に、私は納得できません。また、科学技術に対する知識の少なさにより「未知への恐怖」を感じ、それをあおるようなこの記事の書き方に、私は憤りを感じました。
投稿者 あここ : 2007年04月28日 01:49
わわわ!何だかここ、同窓会になっている!?
青ちゃん、高木、お久しぶり。彦です。
今、私は主人の仕事の関係でロンドンにいます。
相変わらず皆が足抜けした業界からは足を洗えず、
ロンドンでも働いています。
青ちゃんの記事の通り、こちらではFair Tradeや環境問題にかなり真剣に取り組み始めてます。
おとといも某スーパーがBag of Life(何度も繰り返し使える買い物袋)を無料で放出したり。
私達が共に社会人をスタートさせた時から振り返ると、
世の中本当に色々なことが起きているよね。
こうやってネットで再会出来たこともすごいことだと思う。
変わりつつある時代の中で、こうしてまたお互い情報交換していきましょう!
投稿者 : 2007年04月29日 22:37
>あここさま
コメントありがとうございます。
憤りを感じられたとのこと、残念です。
しかし、まず、私の知る限りグリーンピースは「自分たちに都合のいいデータだけを集めて、センセーショナルに反対する」団体ではありません。遺伝子組み換え作物(含動物)に反対、自然エネルギー推進など、方針はしっかりありますが、きちんと調査をした上で、科学的に反対なり、推進なりしています。そうでなければ、たとえば英BBCなどの報道で頻繁にコメントを求められる立場である今のようなステイタスは築いていないと思います。
さて、遺伝子組み換えですが、意見はいろいろあると思います。なんといっても、これがどういう結果をもたらすか誰もまだわからないのですから。不確実な要素に対して、「ちょっと危ないけど利益が多いからやるべき」「危ない賭けはすべきでないから、他にできることを優先すべき」……どう考えるかにはその人の性格や生き方も現れると思います。私はちなみに後者としての意見を述べました。
また、遺伝子組み換え作物を利用しないと地球人口を養っていけないということはないという研究結果も最近は多く出ています。先進国が牛肉などをどんどん消費し(牛肉を作り出すには、その7倍の穀物を肉牛に食べさせる必要があります)、食べきれずに捨てるような生活を続けていれば食糧不足は深刻になるばかりでしょう。そもそも食糧の偏在をはじめとした貧困問題を先進国の私たちが放置している現状のほうが、私は急いでとりかかるべき問題だと考えますがいかがでしょうか。
投稿者 アオキ : 2007年05月07日 09:54
タカギさま 彦さま
うわー久しぶりです。メッセージありがとう!返事が 遅くってごめんなさい、ふたりとも元気そうで何よりです。
ここではちょっと恥ずかしいので、個別にメールしますね。彦さま、ロンドンで会いましょう。どのあたりにお住まいで?(あ、ここで返信しないでね)
では!
アオキ
投稿者 アオキ : 2007年05月07日 10:00
アオキさま
不思議なもので、グリーンと称する団体が、環境負荷低減を目的とする遺伝子組み換え植物の栽培に反対しています。BBCはバランスのとれた報道を行う立場をとろうとして、頻繁にグリーンピースのコメントを取り入れるのでは?先日は風力発電に反対する女性にインタビューしていました。
食料分配に問題があるのは確かですが、旱魃や塩害で穀物を栽培できない地域に住む人に、過酷な環境に耐えうる穀物を与え、自活する機会を与えることも大切です。また、アフリカでは穀物を収穫しても、病原性のカビに感染していることが多く、下痢や嘔吐をひきおこす、と先日、ピースコープの活動に参加してきた植物研究者が話していました。このようなカビ耐性の植物ができれば、貧しい農家でも高価で危険な農薬を使うことなく、穀物を栽培することができます。
先進国に住み、たくさんの食べ物の恩恵を受けていれば、「ちょっとよくわからないもの」は食べないで済みますが、そんな人たちが作る規制が、発展途上国の人を貧しいままにおくことになるのは、悲しいことだと思います。研究者にとっては遺伝子組み換え植物は決して「わからないもの」ではありません。
アオキさんのように賢い方には、ただなんとなく遺伝子組み換え作物を恐れるのではなく、それが何であるのか、その技術を生かすことによって、どんなことができるのか知り、考えていただきたいと思いコメントしました。遺伝子組み換えについて、とてもよく説明されたサイトがあるので、ぜひご覧ください(私はこの団体とは無関係です)。
http://www.fsic.co.jp/bio/
投稿者 あここ : 2007年05月09日 06:50

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