

 |
| 映画『ブリジット・ジョーンズ』の「残虐な日本人」という台詞 |
 |
大ヒットしたレネ・ゼルヴィガー×ヒュー・グラントの映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の中で、主人公ブリジットの母親が「日本人。あの残虐な民族」と言う下りがあったのを覚えておいでの人も多いのではないでしょうか。典型的な、カントリーサイドに暮らす裕福な保守ミドルクラス、ちょっとズレたおばちゃまのズレた発言……というお笑いポイントなのが、映画館で観客席に座っている日本人としてはせめてもの救い。さすがに同世代のイギリス人たちは日本人は残虐とは思っていないようです。
でも、イギリス在住歴の長いある日本人の友人は、毎年5月8日の戦勝記念日(ヨーロッパでは8月15日でなくドイツ降伏・ヒトラー自害のこの日が戦勝記念日)前後には外出するのが気が重くなると言います。テレビで第二次大戦特番などが組まれ、狂った枢機国(日独伊)を破った栄光の日という気持ちが高ぶる時期。バス停でバスを待っていたら突然老人に「あんた日本人だろ! よくも……」といきなり罵詈雑言を浴びせられるようなことがあったそうです。それも複数回。大抵そばにいる別の人が「まぁまぁ、このお嬢さんに罪があるわけでなし」と割って入ってくれたりしたそうですが。
なんの因果で罵詈雑言を浴びなくちゃいけないのか。小中高と日本のフツーの公立学校で学んだ私はこれまた典型的な、戦争を全然学んでいない世代。歴史の時間も日本近代史は駆け足で終わりだったクチなので、まったく知識がなかったのが正直なところです。でもだんだん見えてきました。イギリスでは、第二次大戦中の日本は、ビルマなどで降伏した連合国軍(英仏米他)の捕虜をめちゃくちゃに虐待した人権意識も国際条約遵守も何もないわけのわからない国、カミカゼ特攻隊で自国兵までも自爆に追いやる怖ろしい狂信国というイメージ。東南アジアの捕虜収容所で日本兵からいかにひどい仕打ちを受けたか、死をも覚悟でジャングルの中をいかに脱走したか、その途中で仲間が泥にまみれて息絶えていったことなど、涙ながらに語る80歳前後の元従軍兵の激白などは今でも繰り返しテレビなどで報道されているのです。残念ながらこれが今も残る日本のイメージです。
それを見て、当然、異国にいる日本人の私の思いは乱れます。「ええ、日本ってそんな惨いことをしてたんだ!」とそれが本当なら恥ずかしいと思うと同時に、「でも日本だって原爆落とされたり東京大空襲のような大量殺戮の憂き目に遭ったのに!」と憤懣やるかたない思いもこみ上げるわけです。そして、本当のことを知りたい……日本が本当にやったことは真摯に反省したいし、やっていないことはやっていないと反証して名誉挽回したいし、また日本という国が受けた辛い体験は共有して戦争を二度と起こさないための糧にしたいという気持ちが湧いてきます。
そんなことから、あの戦争が何だったのか知りたい、という気持ちが時間が経つほどに高まってきています。今なんだかやけに盛り上がってきている「あの戦争は必然だった、正義だった」「日本は美しく戦った」「日本は強かった」とあまり説得力がない(と私個人は感じます)ままに戦争を正当化しようとするムーブメントに違和感を感じ、でもまたイギリス人の戦争観を知るほどに、日本だけが絶対的に悪かったと決め付けるのも自虐的であるという声に一理はあるなと感じたり、とにかく真実に近いところはどこなんだろう?と悩みます。
……と勉強しようと思っても、正直なところ、あの戦争に関しては感情的な議論・雑音がとても多くてなかなかどこがちょうどいいバランスなのかわかりにくいんですよね。いろいろな思惑のせいで、何が実際にあったことなのかベールがかかってしまっている。これはやっぱり原典(体験談)に当たる、それもなるべく多くの体験談に当たることで全体像をおぼろげながらもつかむ努力を払うしかないんだろう……と思っていたところ、先日ちょうどいいひとつの機会に巡り合いました。85歳、日中戦争(第二次大戦に地続きでつながっている直前の戦争)で特務機関員として南京などで働いていたという人が自身の体験を話してくれるという会でした。この方の開口一番は、「南京大虐殺がなかったなんて、そんなバカなことがありますか」という言葉でした……。
また長くなってきてしまったので、続きは次回とさせてください。次回はこの85歳の方(中谷孝さんとおっしゃいます)から伺ったことをご報告します。この方の体験は、山上郁海さんというライターの方が口述筆記してWebサイトにまとめているので、よければ先にそちらのサイトをご覧ください。
●日中戦争の中の青春
※中谷さんのこの講演模様がTBSの深夜のニュースで報道されたことで、すでにネット上にはかなりの数の異論が出ています。ざっと見た限りの異論や批判について私個人の意見を言わせていただくなら、たしかにこれは中谷さんというあるひとりの人のきわめて限られた体験でしかないというのはその通りだと思います。戦争に巻き込まれた大勢の中の一サンプルでしかなく、中谷さんの話ですべて戦争が語れるわけはないというのは私も同意します。中谷さん自身、戦争全部を総括するつもりはさらさらないということをおっしゃっていて、一サンプルとして自分の経験を残したいというつもりなのだと思います。
そして同時に、一サンプルとしての価値に揺らぎはないと思います。そんな体験をした人がいたという事実は、しっかり受け止めるべきでしょう。そんな体験はしなかったと証言する人がいれば、それもしっかり受け止めるべきでしょう。
どうも批判のための批判でしかない、テレビの短い報道から想像を膨らませたにすぎない批判が多いようで、これは本当に残念なことだと思います。南京大虐殺はなかったのではないかと考えるにせよ、あったのではないかと考えるにせよ、現場にいた人の意見をできるだけ生に近い形で聞かずに憶測するのは生産的ではないでしょう。それも、できれば一サンプルでなく、複数にあたっていくことで、やっと全体像に近づいていくのだと思います。面倒くさいけど、この努力なしには歴史から学ぶことは難しいんだろうなぁ、と考えています。
| コメント (17)
| トラックバック
(0)

あの時(戦時中は)は、あの思想のもと、あのように生きていくしかなかったのではないかと思っています。
今、生き方、考え方などにおいて様々な選択肢がある中で生きている私たちが、当時のこと、真実を知ったところで、何も言うことはできないと思っています。なぜなら私たちはあの時代を生きていないからです。
私たちにできることは、謝ることでも、反省することでも反論することでもなく、当時の日本の姿をただ知ることだと思っています。
すみません、ひとり勝手なコメントになってしまいました。ごめんなさい。
投稿者 yasuda : 2006年04月06日 02:00
わたしも海外在住ですけど、いままでの戦争の話をするときには「日本もやられた(原爆とか、東京大空襲とか)」といった話はしません。うちもやったけど、やられた立場であるのよ、といった方向では話さないようにしています。
人間とは残酷なものです。私はいままでの日本の戦争の歴史は恥ずべきところも多かったと思います。それに関しては相手の顔をみて、お詫びします。
でも、特攻隊のことなどにかんして馬鹿にされた場合は「国土を守った高貴な気持ちはあなた方にはわからないでしょうね」と静かにいいます。
ちなみにイギリスなどで日本人は残虐だ、などといわれたらもちろん、その意見も聞きますが、ふとしたときに「ロンドンのミュージアムは素敵、ウィンザー城も。略奪してきたもので盛りだくさんですものね」と嫌味はいうことあります。
それと街などで、戦争中のことを責められた場合は「大使館の電話番号教えますので、そちらへどうぞ」というようにしています。
第二次世界大戦時にインドネシアの収容施設で辛い思いをされた親友の叔母さまは、日本嫌いではありましたけど、孫が日本語を勉強することは反対せずに、また私をも家に招きいれてくれました。辛かった、と話されましたけど、最後に「言葉の勉強はしっかりするように、言葉が違ってもいいたいことをいえるように」といわれました。そして「戦争は男が始めるもの、その後始末がいつも女の役目なのよ」と最後は冗談ぽく笑われていましたが。
残酷な歴史を経ましたが、人間の性だったと思ってます。
投稿者 ぽてと : 2006年04月06日 05:00
 |
欧州在住です。
国が違うからでしょう、イギリスなどのように日本人は残虐だ、といわれた経験はまだありません。ただ、私もやはり青木さん同様、日本近代史は駆け足だった世代で、日本を離れてからようやく近代史に目が向いた一人です。
青木さんがおっしゃっていることは、私もよく感じるところです。そして、真実に近いところを知ることは本当に必要なことだと思います。
ただし、相手がどの国の人だろうが、こちらのことを理解しようともせずに一方的に責めるような場合は、その人の話を真摯に受け止める気にはなれません。同じ日本という国に生まれ育った私たちでさえ、その時代背景を知らずには何を言うこともできないのですから。
時代も含めた背景を可能な限り知ろうとした上で、何があったかを知っていくこと、それはとても大切なことだと思います。歴史を振り返り、恥ずべきことがあった、ということを認めることもとても大切でしょう。ただ、そこで「恥ずかしい」という言葉を使うのはあまりに短絡的に過ぎる気もします。いつの時代の人たちも、その時代の中で必死に生きていたのだと私は思うからです。それが誤った方向に行ってしまった、と私達が今言えるのは、今の時代から過去を振り返っているからではないでしょうか。
残酷な歴史は、日本だけが経てきたものではないですよね。そして、日本人だけが「自国の歴史を熟知していない」わけでもない。同僚のオランダ人が以前言っていたことですが、彼女もある本を読むまではオランダがアジアでどのようなことをして来たかを知らなかったと言っていました。また、時として、日本の近代よりもはるか前にヨーロッパ各国がアメリカ大陸で展開した事々は昔のことだから関係ないのか?と思うこともたまにあります。そして何よりヨーロッパにいて思うのは、いわゆる「戦勝国」と「敗戦国」の感情面での違いが大きいということ。
私ももっと、日本の歴史を知り、真実に近いそれをきちんと受け止めて行きたいと思います。
そしてまた、日本の歴史、殊に近代史は世界の(アジアの、ではなく世界の)歴史の一部であることを忘れてはならないと思います。
海外にいて思うところも多く、そして難しい課題であるがゆえに若干まとまりなく色々と書き連ねてしまいましたが、青木さんからいいバランスに近い情報が発信されることを期待しています。
投稿者 kano : 2006年04月06日 07:21
欧州在住ですが、野蛮だとかそんなの言われたことありません。逆に「なんで、アメリカに原爆落とされたりあんな酷いことされたのに、あれだけアメリカ化してしまったんだ」的な質問の方が多いですね。
イギリスは特にそういう傾向があるのかも。長い間、イギリス人は有色人種を人間だと思ってなかったですしね。
投稿者 safia : 2006年04月06日 18:30
私は中国在住です。
中国、韓国の友人が多いですが、戦争の話になると、
とても悲しく複雑な気持ちになります。
日本も原爆を落とされたとか言う人もいますが、
戦争をしかけたのは、日本です。
それを事実を良く知らずに、日本もアジアの人たちの前で言うのは、自分の無知をひけらかすような気がします。
戦争って、事実を正当化するとか善悪では評価できないものです。一番大事なのは、自分でいろいろな視点から戦争を調べて、自分で消化することだと思います。知らないことが一番悪いと思います。
投稿者 地球人 : 2006年04月06日 20:39
イギリス在住です。やはり欧州といっても、直接戦争で日本と対決したイギリスと、その他の国との印象は違うと思います。イギリスでも世代によってかなり違うと思います。
でも、イギリス人でこう感じている人がいるという事を、日本にいる頃は気づいていませんでした。
先日ロンドンの地下鉄で、真正面にいる男性が周囲の友人に「日本では子供たちには戦争で何をしたか隠しているんだ」と大声で論じていて(彼は日本で英語教師だったことがあるらしい)、さすがに「あの…そこまでは言い過ぎかも…」と声をかけてしまいました。相手は驚いて、急に親日派になってしまったのですが…
でも、彼の言っていることを否定しきれないのも確かで。ドイツ人の友人にきくと、やはりナチスのことはかなりしっかり教わるし、アウシュビッツはなかったと発言すると逮捕されるそうです。
こんな時、どう対応したものか、いつも悩みます。
いろいろ思いにふけりながら地下鉄を降りた時、「君のいうことはわかる」と声をかけてきたのは、南アフリカ出身の人でした。彼も自国のアパルトヘイト、人種差別主義というイメージを背負って生きているからでしょう。
異国で生きると、自国のことを振り返るきっかけにもなりますし、逆に思いがけぬイメージに驚くこともあります。血を流していない国なんてありませんし。
大事なのは、メディアなどで得たイメージで、「あの国は○○だ」「xx人はひどい」とくくってしまわないことだと思っています。それが戦争につながると思うし…
どの国の人も、ひとりひとりそれぞれ違うし、固定観念なく向き合うと、もっとわかりあえるようになると思うのですが…
投稿者 hollyhock : 2006年04月06日 20:57
ドイツが子供にナチスをしっかり教えているのは、戦争責任はヒットラーという狂った個人にのみあり、ドイツ国民も戦勝国と同じ被害者であるという考えだからです。
こういう点は、欧米と日本ではメンタリティにおいて全く違うと思います。
なお、その証拠に、ドイツは国家しての戦後補償はしていません。ナチスの行ったユダヤ人に対する人道上のことに関してのみです。
連合国軍側の日本に対するスタンスとドイツに対するスタンスも、同じ敗戦国でも、有色人種と白人ということによる違いは歴然です。
連合国側には、ドイツに対しては同じ白人同士ということも当然あり、「大戦により、ドイツ国民をナチスから解放した」という大儀がまかり通っていますが、日本に対しては、「二度と立ち上がれないように叩きのめす」ことを徹底しました。東京裁判という戦勝国側のリンチひとつとってもわかりますが、そこには、日本のおかげでたくさんの植民地を失った恨みと有色人蔑視があるからでしょう。
白人の侵略の歴史、ロシアの南下がただただ怖かった日本、持つ国と持たざる国の関係、持つ国がどう持たざる国を追い詰めたか(ドイツもイタリアも持たざる国でしたが)、という当時の世界情勢、日本が戦争でしたこと、しなかったこと、たくさん知るべきことはあります。
日本がした、とされていることで、実際していないことはたくさんあります。
南京事件で大虐殺と呼ばれるものはありえなかった。当時の南京の人口と虐殺されたとする人口の数が合わないことは有名な話ですし、また、日本軍の当時の持ち出しの兵器では、そんな大量殺人は物理的に不可能であったこと。それと、その前に、ドイツを介した和平交渉にシナが応じなかったことなどもあります。
投稿者 chiheisen : 2006年04月08日 03:12
私はアメリカの大学院で国際関係と外交について学んでいます。
日本の戦時中の行為について責められたことはありませんが、韓国人の学生が、どれだけ韓国や中国が日本から酷い目に合わされたかということを積極的に発言する場では、認識の差を指摘することはできても、行為自体を否定することはできず、はがゆい気持ちになります。
日中関係については、「(中国の日本に対する激しい抗議運動に対して)なぜ日本は謝罪しないの?」や靖国問題などについて聞かれると、日本政府はだいぶ前から謝罪していることと、靖国訪問は決して軍国主義ではなく、戦死者を拝んでいること、亡くなった魂は平等に弔われるべきだと思うこと、また靖国・歴史問題については日本・中国両国の国内および国際事情などから外交カード化していると思う、などと説明しています。そこからは大抵前向きな議論となります。
過去の行為は取り消すことはできないけれど、色々な見方があるということ、そしてこれからを前向きにとらえていくことが大切だと思います。
投稿者 shu : 2006年04月10日 02:59
一年半前までオランダに数年住んでいました。
留守中の郵便物チェックをお願いするほどよいコミュニケーションをとっていたお隣さんやご近所さんにも、冗談っぽく言われたことがあります。よく理解できなくて何回か聞き返したら、「日本人のくせにそんなことも知らないのか」みたいなことも(軽くですが)言われました。
その時はショックだったけど、けれどそのことは隣人である「私たち」を指していたわけでないことも同時に感じて救われました。
ボランティアで老人ホームに行っていた友人などによると、かえって実際に戦争で脚を無くしたご当人などは「それは君たちの世代のせいじゃないから」と言ってくれるのに、そこを取り巻くコミュニティの人の方がよっぽど差別的な意識をもちつづけているそうです。
オランダは移民の国です。いろいろな人がいます。だから日本人だからといってそういう意識が表面に出ることはあまりなかった気がします。けれど一皮剥けばまだまだ存在することも事実だろうと思います。
恐いのは、その事実だけが知識として一人歩きすること。だからこうだ、と短絡的な評価や判断に結びつくこと。
だから私たちも事実をきちんと知り、反論するならするでその事実をどう思うかどう感じるか考える必要があると思います。
けれど、まずはちゃんと人間としてのコミュニケーションをとる努力をすることも大事かなと思います。であれば、”日本人”という属性より、今の世代である私たち自身を見ようとしてくれる人もたくさんいると信じています。
投稿者 hijiri : 2006年04月10日 17:23
アメリカでは『レイプオブ南京』出版されているのに、日本では出版されてませんよね。
アメリカでは、真珠湾攻撃についてよく学んでいるものの、原爆投下について必要であったという点でしか学ぶ機会がないように思えます。逆に、日本では真珠湾攻撃と原爆投下に関して触れる量がまず違いますよね。
いかに情報操作を受けているのか、そして自分が何をどの立場で見ているのかを知ることの必要性を日本を出て初めて知りました。
投稿者 ymo : 2006年04月13日 01:05
イギリスで戦争学を勉強しています。未だにクラスメートや先生たちとの根本的な考え方の違いに違和感を覚えていますが、戦争を理解せずに平和を語ることの危うさ、ナイーブさに気づけただけでも、ここに来た意味があったなと思っています。
投稿者 seven : 2006年04月13日 08:47
私は日本に住んでいますが、ダンナは米軍人です。
ダンナと付き合いはじめてから、戦争について色んなものの考え方を学びました。日本の歴史についても色々学びました。アメリカで育ってきた彼の知識と私の知識。どれが正解ということはないのですが、自分があまりに知らないことを身につまされました。
彼の祖父はパールハーバー攻撃で片足を無くしました。ですが、彼が私と結婚するときに「日本のおかげで足は無くなったけれど、日本のおかげでかわいい孫がもう独り増えた。Give&Takeでいい関係じゃないか」と笑ってハグしてくれたとき、正直この人すごいって思いました。やっぱりこれは体験して知識があるからこそ言える言葉なんじゃないかと・・・・。
これから先、子供を日米間で育てるのであれば私ももっと知識をつけなければいけないなと思っています。
上手くいえないですけど、こういう事を思い出して、考えさせてもらうチャンスをくれてありがとうございます。
投稿者 sky : 2006年04月13日 11:45
ゴーマニズムとかに洗脳されてる人このごろ多いよね。
検索サイトでも靖国で検索したら靖国参拝支持のサイトばかり表示されるんだから、ここは大日本帝国かと唖然としちゃったよ。
アメリカも社会の上層の連中は完全にイッちゃってるけど、一般市民にはskyさんの夫のおじいさんみたいに奥の深いかたがたくさんいるんだよね。そうしたまともな人とは連帯したい。
「ドイツが子供にナチスをしっかり教えているのは、戦争責任はヒットラーという狂った個人にのみあり、ドイツ国民も戦勝国と同じ被害者であるという考えだからです。」
こんな話初めて聞きました。
ドイツ人は戦争を語るとき一様に苦しそうな顔しますよね。日本人とは大違いですよね。
投稿者 ipod : 2006年08月17日 01:36
>上のコメントの人
初めて聞いたと言われても、わたしが書いたことは、珍しい意見でも見当違いな話でもありませんよ。その漫画でこのことに関してどれだけ触れているかは知りませんが。
で、「ドイツ人が一様に苦しそうに」、どう戦争を語ってます?日本人と違うってどういうふうに?
繰り返しますが、ドイツは東西分割を理由に戦後賠償を先延ばしにし続け、謝罪もしていないし講和にも至ってません。
「ナチスの犯罪に政治的な責任を負うことはするが、国家全体としての罪は認めない」、
「ナチスの行った犯罪における道徳的な罪を、国家や国民ひとりひとりが負うことはない、自分が直接したわけでないことに対して罪は負わない」、
というのが、これまでのドイツ政府の公式見解ですよ。
投稿者 chiheisen : 2006年08月23日 15:52
青木さん初めまして。私もロンドンに住んでいました。現在は、ケンブリッジ住まいです。もし、戦争のことを勉強してらっしゃるのならば、ジャーナリストの神保哲生さんと社会学者の宮台さんがやっている、ビデオニュースドットコムというサイトがお勧めです。http://www.videonews.com/
残念ながら、古い番組は、サイトから見られなくなってしまうのですが、購入することも出来ます。神保さんは、コロンビア大学でジャーナリズムを学び、日本のメディアのレベルを上げるために、一人で活動していて、とてもバランス感のある人だと思います。私は関係者でもなんでもないのですが、イギリスに居て、やはり青木さんと同様、いろいろ世界の中の、そして歴史の中の日本をもう一度勉強したいと思ったときにこのサイトに出会いまして、はまりました。本当は、学術書(雑誌も含めて)読むことが一番いいと思うのですが、結構時間がないので、この人たちの解説を聞くことで勉強させてもらっています。おせっかいながら、ご参考まで。
投稿者 木村知子 : 2006年11月03日 08:09
木村さま
ありがとうございます。
サイト見てみました。まだパラパラ見ただけですが、価値がありますね。月525円の価値はありそうに見えます。
本当に、この欄の最新コラムにも書いたのですが、とくにテレビの堕落はひどいです。優良でも価値のあるコンテンツにお金をつけていく、地道な努力が必要なのかな……という思いは強くなるばかりです。
投稿者 アオキ : 2006年11月04日 23:57
ゴーマニズム宣言などで「洗脳」されてる方は確かにいますね。
けれど、「日本の歴史は悪かった、反省しなくては!」という立場の方の言論にも、洗脳されてるなと感じるところがあります。
南京大虐殺については、虐殺はあったでしょうね。状況からみて30万はありえませんが、まったく無かったとはとても言えません。
なお「レイプ・オブ・南京」は真実を伝える資料としての価値は論外としか言えません。
ほかの資料で調べることをお薦めします。
多くの韓国や中国の方とネットで会話してきましたが、どうも違和感を感じざるをえないのは、向こうの方たちって「日本は首相がくりかえし謝罪してきた」ことや「戦後日本が彼らにしてきた援助が莫大な量に上ること」をまったく知らないままに「日本人は最低!」と感情にまかせて叫ぶ人が多いのです。
従軍慰安婦についても、双方が冷静に考えることが必要です。日本軍が関与したのは間違いのないことです。
ただし、二転三転する証言やつじつまのあわなさから考えて、韓国人の「元・従軍慰安婦」のおばあさんたちの中には、詐欺師(過激な言葉ですが)が混じっていますね。
人間が持つ汚さ醜さは、どの国民も同じです。
くわえて、「日本は歴史歪曲している」と叫ぶ彼らは、みずからの国の歴史観が正しいと信じ込んでいるのですが、彼ら自身は政府によって定められた一種類の「国定教科書」で学びます。
チンギス・ハンを中国人と(中国人としてのモンゴル民族と位置づけています)書いてあるような教科書であり、元寇に協力した朝鮮軍を「侵略軍」とは書かず「われらもモンゴルの被害者」と言う教科書です。
国が思想を操作する程度において、これらの国が日本より下ということはありません。
どこの国もかならず自国に都合のいいように歴史を語ります。
冷静な見方が必要なのです。
日本ではもっと学ぶべきだと思いますが、教科書に載せる内容に「不確実な情報」は排除しなければなりません。
中韓が発信する情報は、その意味では「確実な情報」とはとてもいえないものが多すぎます。
これから近代の歴史を学ぼうとする方に一言。
感情に流されることなく、冷静な目で検証してください。
歴史学の基礎中の基礎ですが、資料は「どんな立場の人が、どんな意図をもって、どんな時期に書いたのか」を頭に入れてお読みください。
投稿者 rerere : 2008年06月24日 14:16

|