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先日、東京で開催された2007年春夏コレクションをいくつか見てきました。春夏ともなると明るい色使いが多いのかなと思っていたら、『green』はあくまでも白、黒、グレーにアクセントとしてのシルバー使いで、どこまでもシンプルなストイックさを追求。

<写真左>『green』は、いますぐ着たい、日常に映える洋服の数々。凛とした強さが漂っていてかっこ良かったです!<右>静寂さの中に強さが漂った詩的なコレクション。
逆にポップでクスッと笑いたくなる可愛いショーを展開したのが『mercibeaucoup,』。会場に入った途端なんだありゃ!?と目を奪われたのがフルーツモチーフの奇妙な風船モンスターたち。といっても恐いというよりかはあくまで“可愛い”。

<写真左>『mercibeaucoup,』は、デザイナー宇津木えりの世界観が炸裂。今回は「見えない攻撃との戦い」がテーマとあって、フルーツプリントの中に建物や人物(履歴書までも!)が見え隠れ。いい学校を出ていい会社に入って……という常識や価値観ってどうなの?という問題提起が実はあって、じつは奥が深い。<右>今回インビテーションと一緒に配られたカード。コワカワイイ、なイメージ?
伊勢丹の屋上でショーを行った『THEATRE PRODUCTS』は、私的にはシュガーキャンディのようにと~っても甘くて満腹感いっぱい。ミュージカルのような演出で、洋服も東京っぽさとコートダジュールでヴァカンス(私の目には)、みたいな雰囲気のミックス。淡い色合いのカラフルカラーが満開で、あれはかなりスイートな気分じゃないと着こなせないよなぁ、って勝手に思ってみたり。「幸福感しかない世界」を表現していたので、甘い甘いとやや引き気味の私は幸福感が足りないのかも!?

『THEATRE PRODUCTS』で見かけたヘアスタイル、一体どれだけ時間がかかったのだろう……。
いかにも“THE ファッションショー”的な見せ場を作ってくれたのは『DRESS CAMP』でしょう! なが~いキャットウォークを闊歩するモデルたち。『DRESS CAMP』が得意とするテキスタイルは今回も健在。今回は「007」シリーズがテーマだったようですが、80年代な匂いもプンプンして、いつもより更にゴージャス感がヒートアップしたようです。
力をつけた日本人デザイナーはみんなパリに行ってしまうと思っていたけれど、東京にも“次なる台風の目”は潜んでいるようですね。次のショーも楽しみ、もちろんパリコレもやっぱり楽しみ。(編集・近藤)
●東京コレクション
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