更新日:2008年5月28日

カフェグローブスタッフのデジログ日誌


6月15日(木)戦火にも耐えた! タイムスリップしてきた着物

先日、曾祖母の桐だんすを削り直しに出すということで、母と一緒にたんすの中身の整理をしました。いつかやろう、と頭の隅では思っていたものの、忙しさにかまけて整理もせず、こんな機会でもなかったらずっと中身を知らずに過ごしてしまうことでした。

さて、問題のたんすの中身ですが、引き出しの中から出てきたものは古い着物。その中でもコンディションがよかったものが、貝と絞りの模様の茄子紺色の訪問着と男物の泥大島。貝の模様がかわいらしくて、おめでたくて、私はその訪問着をひと目で気に入り、何とも言えないいとおしい気持ちになりました。

なぜって、これらの着物が包まれていた多当紙の日付をよーくみてみると、「14年1月14日呉服誂係」という印が! 今から約70年も昔、ちょうど第二次世界大戦勃発の年に誂えたものです。誂えた呉服屋さんも、白木屋といって今はなき東急百貨店日本橋店の前身の百貨店で、その場所は現在コレド日本橋になっているのだそう。何十年もの時を越えてタイムスリップしてきた着物、私には少し袖が短いのでお直しして大事に着ようと思います。(編集・羽生田)


<写真左>着物が包まれていた多当紙。髙島屋東京店の住所が“日本橋区通2丁目”。時代を感じます。
<写真中>貝の模様の着物。ハッピーなモチーフです。<写真右>数年前に削り直して、キレイに蘇って帰ってきた祖母の嫁入り道具・桐だんす。こうすれば、これから何年も使えます!

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