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「うわ、やっぱり後光が……」「な、流し目が……」女性たちの間からため息ともうめき声ともつかない音がもれたと思ったのは私だけではありますまい。
こちらは、世界最高級のカシミア製品で知られるバランタインカシミヤのニュー・ボンド・ストリート店お披露目パーティ。そこに文字通り颯爽と現われた実質上のオーナー、ルカ・ディ・モンテゼーモロ氏は、フェラーリ、マセラーティなどを傘下に抱えるフィアット会長。公爵家の生まれで、ヨーロッパのお金持ち界・社交界に君臨する華麗なる貴公子(といっても60過ぎだけど)。ビジネスマン・ウーマンたちは色めきたってむらがり、ミーハー女子男子たちは目をハートにしてルカ様の一挙手一投足を追っていたのでした。

(写真左)長身、青い目にペンシルストライプのダブルのスーツをさらりと。この「ザ・貴族」なルックスと社交好きで、欧米の社交雑誌・ゴシップ誌の常連。(中)右がルカ様の息子のマッテオ氏。まさに「most eligible bachelor」としてウィンザー家のウィリアム王子と凌ぎを削っている(かどうかは定かでない)。(右)バランタインPRの大津さんと店長さんが手にしているのが、一番人気のダックスフンドをモチーフにしたカシミアセーター。その手触り、たしかに並大抵のものではありませんでした。
さて肝心のニットのほうは、これはもうさわっただけで心もトロけてしまいそうなカシミアっぷり。お値段には一瞬ギョッとしますが、糸がしまっていて一生ものなのだとか。たしかに20年着れば決して高い買い物ではないかも、いつかは……と心に誓い、秋風のボンド・ストリートを家路についたのでした。(取締役・アオキ)
●バランタインカシミヤのサイト>
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