夫の祖母は、クルミが大好きな人でした。クルミをつかったお菓子のレパートリーがものすごい。遺品のレシピノートを開いてみると、「ガトー・オ・ノア」 と名のつくものがたくさん登場します。
バラエティ豊かな「クルミのお菓子」。そのどれもが個性に溢れていて、クルミのお菓子への既成イメージを覆してくれるものばかりです。レシピを読みながら、未知なるお菓子の味と姿を空想してみる。私の大好きな時間です。
おばあちゃんのクルミのお菓子の大きな特徴。それは、クルミを挽いて使うことです。以前ご紹介した、『クルミペーストのブリオッシュ』も然り。荒挽きにしたり、さらさらのパウダーにしたり。それを、生地に混ぜたり、ペーストにしたり。お菓子によって、いろんな方法で展開しています。

おばあちゃんのレシピノートから。クルミプードルをたっぷり入れ込んだ、ふんわりしっとりの焼き菓子。寒い冬の午後にぴったりなお菓子です。

焼きあがった生地に温めたアンズジャムを塗ります。クルミとアンズ。おばあちゃんのおかげで私も大好きになったこの組み合わせ、上品にして絶妙です。
彼女のクルミの使い方を再現しているうちに、ふと気づいたことがあります。これって、私たちにとっての胡麻の使い方に似ている……!
胡麻を煎るように、クルミをローストする。胡麻をするように、クルミを挽く。胡麻ペーストをつくるように、クルミペーストを作る。すべては香りを立たせ、クルミの持ち味を存分に引き出すための作業なのです。

日々使用していたマンケ型も引き継ぎました。使いこんでいただけあって、とても使いやすい。私も愛用中。
そして、私が感心(反省も……)したおばあちゃんのこだわり。それは、クルミを台所に常備しないこと。おいしいクルミだけを使うこと。その都度、使う分だけのクルミを買ってお菓子つくりにとりかかってました。
義祖母のたくさんの知恵と経験と思いがつまったクルミの焼き菓子。次回レシピのご紹介です。お楽しみに!
はじめまして。この前のクルミのところで写っていたカップとお皿が素敵なんですが、アンティークのものですか?よかったら、詳しく教えて下さい。
ふみちさま
いつもコメントありがとうございます。
クルミの木、育つといいですね!
harunoさま
グルノーブルのクルミも有名ですよね。
クルミ好きとしては気になる土地。。。
未踏の地なのでいつか行って
お菓子を食べてみたいです。
こんにちは
毎回,楽しみにしています。
この数回はクルミの話題で,いつも以上に楽しんでます。
というのも,クルミの産地(といわれてました)グルノーブルに住んでいたので。
季節になると殻付で売られてました。
とても懐かしいです。
次回,どんなお菓子のレシピか今からワクワクして待ってますね!
楽しみですねー!
くるみをデコレーションにつかうことは
馴染みがありますが、
生地などに使うのは初めてです。
楽しみに次回レシピをお待ちしています!