昨年のアンズの季節に「真空保存のアンズのコンポート」>>のレシピご紹介をしたところ、たくさんのコメントやご質問を頂戴しました。掲載しといてこんなこと言うのもナンですが、あまりリアクションを期待していなかったので正直言って驚きました!
と言うのも、日本ではフレッシュなアンズの存在価値というか普及度がどうもイマひとつなんですよね。お菓子に使うアンズといえば、缶詰かドライが主流。私も日本では缶詰をよく使ってました。
でもよく考えてみれば、日本は“お取り寄せ天国”。たとえご近所のくだもの屋さんで見つからなくたって、生産地から直買できる手段はいくらでもあるハズ。そしてお菓子やジャム作りが好きな人たちにとっては、フレッシュなアンズは心くすぐられるくだものなのだと思います。

このコンポートを作り始めるようになってから、冬にもアンズのお菓子を楽しむようになりました。このタルトも季節はずれの頃によく作ります。
私のアンズお菓子ファイルの中から今回の掲載フォトは「アンズのチーズクリームタルト」。フランス風アンズのタルトはアーモンドクリームを入れるのが定番ですが、これはウィーン風にフレッシュチーズと一緒に焼き込んだものです。
数年前、夏のヴァカンス先オーストリアのとある小さな町のコンディトライで出会ったお菓子です。時期はまさにアンズの収穫期。アンズ街道とでも呼べそうなアンズ畑が連なる道沿いに無人販売スタンド(10キロ単位くらいで売ってる!)がたくさん並んでました。そんな印象的な景色と共に、旅の想い出となったお菓子です。

アンズの酸味をおだやかな風味のチーズクリームが受けとめた味。

ウィーン菓子の定番、シュトロイゼル(クランブルのこと)をトッピング。これもまたアンズのおいしさを引き立てる素敵なマジックです。
レシピ完成までにいちばん苦労したのは、チーズクリームの再現。フランスのKiriクリームチーズを使ってみると、どうもオーストリアで食べたチーズの風味とはかけ離れてしまう……。微妙な塩気がアンズの味とバッティングする感じだし、こってり感がアンズとはミスマッチ。そこで、ふだんよく作ってる“フォンテーヌブロー”(フロマージュブランと生クリームを水切りしたデザート)を焼きこんでみたところ、かなり近いお味になりました!
アンズのお菓子に関しては、フランス菓子よりもウィーン菓子のセンスのほうに心酔しています。私のアンズのお菓子レパートリーのほとんどはこのお国でひらめきを得たものばかり。オーストリアを訪れるたびに、目を皿のようにして(?)アンズのお菓子を捜し求めています。
こんにちは、はじめまして。
私は大のあんず好きです(笑)
今年は大量にあんずをお取り寄せしたので
あんず酒以外のレシピを探していたところ、
こちらの「真空保存のアンズのコンポート」に
たどり着き、たまたまルパルフェの保存瓶も
使っていたのですぐに大量生産!
これで1年先までずっと、杏が楽しめます!
お菓子好きではなかったけれど・・・
昨日はコンポートを使い、杏の寒天を作ってみました。
これから、あんずを使ったお菓子作りにも目覚めてしまいそうです(笑)
今、加工用の桃も注文しているので
同じ方法で保存用コンポート作ってみたいと思います。
杏の季節到来ですね。文中に日本では生の杏の流通量は少ないとありましたが、田舎に住んでいると、杏は買うものではないんです。庭に沢山なっているものなのです。初夏になると、あちこちから梅や杏をバケツ一杯頂きます。すでに今年も知り合いのお宅から頂いたばかりです。
また、美味しいレシピを紹介してくださいね。楽しみにしています。
初めまして。
先日“杏のコンポート”作りました。すぐにでも食べたい気持ちを我慢しています。
ちょうど旬が過ぎた頃に記事を拝見し、今年作るのをとても楽しみにしていたので、生の杏が手に入った時には小躍りしてしまいました。
今回のタルトもトライしてみます!
いつも楽しく拝見しております。
現在私はモスクワ在住ですが、ここでもやっと
果物の季節が到来し、杏ださくらんぼだ、スグリ
・・・と並び、香り始めました。
(ここは殆ど輸入で若い内に摘んでしまい、
驚愕な事に無味無臭です・・・ー金銭的問題なのか、
盛りになるとよい物が出回ります。)
私も今年こそはコンポートと思っておるのですが
手間を考えると腰が重く・・・
でもこのタルトを見て、再決意しました。
この北国ではベリー類が豊富で、ロシアには
ジャムではない準ジャムの様なレシピがあります
種取は、また腰が重くなってしまうので(苦笑)
種のないもので挑戦しようと思います。
保存方法参考にさせて頂きますね。
これからもがんばってください。
おお、アンズのコンポートを作ったばかりです!もちろんレシピのご紹介はありますよね?このままでは蛇の生殺し…。2年前にこのブログで紹介してくださったアンズの焼き菓子がおいしくて、それ以来熱心な読者&実践者なのです。
はじめまして!いつも素敵なお話を楽しく拝見しています。
私はドイツ菓子が好きで、ドイツに旅行に行った時には、ついついお菓子のレシピ本を買ったり、型を買ったりします。
オーストリア菓子のほうがもっと上品だとは思いますが、ドイツ菓子と材料が近いと思います。ドイツ菓子では、Quark(クヴァルク)というフレッシュチーズをお菓子の材料に良く使うようです。これはクリームチーズよりもさっぱりしているものだそうです。
お菓子作りが上手なドイツ人の知人も、Quarkでケーキを作るとおいしいと言っていました。実際、とっても大きくカットしてあるのに、ペロッと食べてしまうくらいとってもおいしかったです。
なので、マテスクさんが、Kiriのクリームチーズではちょっとこってりでミスマッチと言われるのも、わかります。
ところで、昨日、念願の「真空保存のアンズのコンポート」を作りました。私もフレッシュなアンズに心くすぐられた一人です。おっしゃるように、生のアンズがなかなか手に入らず、お取り寄せするにもすでに予約受付終了だったりして、今年はダメかぁ~と思っていたら、近所の果物屋さんで売っているのを見つけ、さっそく嬉々として作ってみました。まだ味見をしていないのですが、瓶の中できれいなオレンジ色になっているアンズを見てると、「これを使って何を作ろうかなぁ~?」とワクワクして楽しみです。
今回のアンズは皮に傷があったりして、あまりきれいではなかったので、皮を剥いて作ったのですが、マテスクさんは皮付きのまま作ってらっしゃいますか?