前回に引き続いて、バスク饅頭ならぬガトーバスクの話題。今回はパート・バスク(ガトーバスク生地のこと)についてです。
まずはこちらのフォトをご覧あれ。以前にもご紹介したことのある“ガトーバスク祭り”でのデモンストレーションの模様です。ラガーマンとしても充分通用するような屈強で大きなカラダつきをしたパティシエたちが、その大きな手でガトーバスクを仕上げていく様子は圧巻です。

塩もぱらぱらと。

とにかく作業が早い!というのが第一印象。でも出来上がった生地はちゃんとツルンときれいにまとまってる!
バター・砂糖・卵を練り混ぜる。それを粉類とザックリ押し混ぜるようにしてまとめます。使用道具は一切なし。3台分くらいの生地を作るのに、所要時間わずか3~4分ってところ。とにかく手のサイズ、手の力がケタ違いなのです。
この“力強くざっくり”ってところがいちばんのポイント。これによってガトーバスク独特のザクっとした粉の風味が生きたおいしさが生まれます。
これを泡立て器を使ってバターと卵に空気を含ませ、粉も几帳面に混ぜ込んだりしてしまうと、フンワリきめ細かいバター生地にはなるものの(ある意味こういう生地のほうが日本人好みであることは確かなのですが)、粉のインパクトは消え失せてガトーバスクらしくなくなります。

生地を麺棒で伸ばすのも瞬間芸。あれよあれよという間に出来上がっていきます。
フランス語は全ての名詞が男性名詞と女性名詞に分かれてるのは、ご周知の通り。ということは、存在するすべてのお菓子にもしっかりと性別がついているってこと。シューは男性だし、ミルフィーユは女性、シャルロットは女性、タルトも女性、マカロンは男性……という具合に。
ガトーバスクはもちろん男性名詞(ガトー自体が男性形なので)。“名は体を表す”のごとく、ガトーバスクは男性的に仕上げた方がおいしいし、サマになるお菓子です。生地は力強く男らしく、フィリングはたおやかなクリームやジャムで女らしく! お互いの良いところを引き立ててこそ、魅力的なお菓子になるのです。
おいしそう~!
ざっくりした焼き菓子が大好きです♪
それにごつい男の人がばんばん作る、というのもいいですねー♪
食べてみたいです。
とてもおいしそうな記事に、
思わずガトーバスクを売っているお店を探してみました!!
ラガーマン顔負けの私の太い二の腕でも作れるでしょうか(笑)