春は卵の季節。果物や野菜に旬があるように、卵にだって旬があります!
スーパーマーケットのパック入り卵に慣れてしまうと気がつかないのが普通ですが、バスクの朝市で毎週卵を買っているうちに自然と分かるようになりました。自然のものなのだから、卵にも春夏秋冬があって当然ってことに。
年に数回、いつもの卵屋さんに「今日は卵はないよ」と言われてしまうことがあります。真冬の凍える日が続いた週は産卵数が激減してしまうから。そんな日は、卵を手に入れるために何軒かの農家の人をハシゴするなんてことも。
草樹の緑が芽吹いてくる季節になると、どの農家の人の籠にも卵がいっぱい詰まってる! 籠の上までこんもり積まれた卵を見ると、「あぁ、春だなぁ」と嬉しくなります。

籠はみんなそれぞれ風情があって、とてもかわいい。持参した卵ケースに、ひとつひとつ目の前で入れてくれます。
バイヨンヌの朝市で売ってる卵はどれももちろん、“フェルミエ卵”(農家の産みたて卵)。鮮度は保証つきなのですが、フェルミエだからすべて極上の卵かって言うとこれまたちょっと違うのでありまして。「フェルミエ卵こそ吟味して選ぶべし」っていうのが私の6年間の卵体験による結論。
養鶏舎でオートメーション化されていない卵だからこそ、農家によって如実に差が出るのは当然のこと。鶏の餌、鶏そのものの健康度、そして鶏の年齢など。飼育環境と鶏の違いが見事に卵の質に現れるのです。
お気に入りの農家の人を見つけてしばらく買い続けたものの、段々と卵のレベルが落ちて来てるって感じたり、割ってみたらほとんどの卵が大量出血していて(!)悲鳴をあげてしまったことも。
ここ1年ほどは、馴染みの鶏農家を3軒キープしてます。特に今いちばんひいきにしてる農家の卵は、惚れ惚れしてしまうほどの極上品! 黄身はツヤツヤのオレンジ色、白身も黄身もぷっくらと盛り上がってて新鮮そのものです。

マルシェ帰りの朝は、“目玉焼きのせトースト”で朝ごはん。うちは卵を全く食べない日もあるけど、食べるときは豪快に主役にして食べます!
マルシェの買い物客の中にはここの卵の固定ファンが少なからずいる模様だし、かなりの限定品です。だから「早起きは三文の得」が我が家の標語。もうちょっと布団にくるまっていたいなーって思っても、この卵のためならムクっと起きられる(?)そんな偉大な卵です。
私も結婚するまでは、
小さい頃から家の庭にニワトリを放して
毎朝卵を取りに行っていたんですが、
質が全く違ったり、
血が多かったり。
本当にびっくりするほど違いますよね。
ハーブを食べさせたニワトリの卵が
日本では高く売られていますが、
私の家でいろんな種類のニワトリを飼っていましたが、
ハーブはどのニワトリも絶対口にしなかったんですよ。
だから、本当にハーブを食べたニワトリの卵?
と疑問に思ってしまうこともあります。