更新日:2008年5月27日

バスク地方の暮らしとお菓子のレシピ「バスクの砂糖壺」


バスク地方は、フランス南西部~スペイン北部に広がる緑と水のゆたかな土地。お菓子とおいしいものが大好きなマテスク里佐さんのオーブンからは、今日も甘くて香ばしいいい匂いが立ち上っています。里佐さんがバスクで出会い・学んだお菓子やお料理、そして人々の暮らしの様子について、レシピとともにお届けします。

文=マテスク里佐
   

ゲスト用の朝ごはん、「オーガニック・スコーン」




「バスク6daysの過ごし方」
5e jour 9h00 朝食用のスコーンを焼く

   スコーンをよく焼きます。日本で実家にいた頃はおいしい紅茶が手に入ったときのティータイムのお菓子でしたが、フランスに来てからは“朝ごはん”専用です。

   「スコーンって朝食に使える!」と気がついたのは、かつて夫の友人たちが急遽泊まっていくことになったとき。パンの買い置きがないことに気がつき、「朝ごはんに粉ものがないはマズいっ」と焦った私の頭に閃いたのがスコーンでした。

   「パンの代わりにどうぞー」と焼きたてスコーンをバターとジャムと出したところ、殿方3名から絶賛され(やっぱりフランス人男性ってホメ上手ですからね……)、私はかなり気をよくした想い出が!


今回作ったのは“ざっくり”タイプ。私の7年間のスコーン統計(?)によると、日本人ゲストはさっくりフンワリ、フランス人ゲストにはざっくりがウケる気がする。

   以来いろんな人におだててもらいながら、ゲスト滞在中の朝ごはんに必ず1回は焼いてます。こんなに簡単なのにこんなに喜んでもらえる理由はただひとつ。レシピうんぬんの力よりも、本当の焼きたてを味わってもらってるからだと思います。

   焼き上げのタイミングだけは、神経質なほど気を使ってるので。ゲストがシャワーを浴び始めた頃に準備をスタートすると、食卓についてもらう頃にちょうどタイミングよくオーブンから出すことが出来ます。


お客様との朝食風景は毎度こんな感じです。フランス人にはクロテッドクリームはあまり人気ありません、やっぱりバターがお好き。そしてなんといってもジャムの消費量がハンパない! 5日間で一瓶空になりました。

   木の実やドライフルーツを入れたり、ライ麦粉や全粒粉などをミックスして粉の風味を変えられるところも作り飽きない理由。加える水分も牛乳のほかに、ヨーグルトやフロマージュ・ブラン、はたまたマルカルポーネ(ものすごくフンワリ&リッチなスコーンになります!)やリコッタを入れるときも。

   もはやイギリスのスコーンからはかなり逸脱してますが。冷蔵庫にある乳製品やお菓子のストック素材を自由に組み合わせ(在庫整理という意味合いも)、気楽にアレンジできるところがスコーンの楽しさです。

   今回のゲストはオーガニック意識の高いおふたりだったので、粉の一部は全粒粉、中にはシリアル5種と胡麻、砂糖はカソナードという初アレンジで焼いてみました。

コメント (7) | トラックバック



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りささんこんにちわ♪
私も↑りりさん同様りささんのブログがほっと落着く場所(楽園)です^^
朝食にスコーン!!いいですね♪是非わたしも
レシピをおしえていただきたいです^^

投稿者 yuko : 2008年03月23日 11:58

初めまして。
すこし前から、美味しいお菓子を少しづつつまむみたいに、
だいじにだいじに拝見しております。

地元に密着した情報があまり(ほとんど?)無い
バスクの日々のおはなし、とても楽しみにしております。
あんまりこちらの日常と違うので、
私の中では
ホントにこのお空の続くむこうに、あるのねぇ・・・?
と、ほぼ『アルカディア』か『シャングリラ』か『イーハトーブ』
のように思えます。

穏やかな語り口と、美しく ニュアンスのある写真、
(時に、あまりに美味しそうで悩殺・悶絶してます)
それに文章の長さが絶妙で、
読めば読むほど、軽い飢餓状態。(笑)

これからも待ちわびてはおりますが、
里佐さんのペースが好きなので、ゆっくり更新してください。

イヤなことのほんとうに多い昨今、
ここは楽園です。

投稿者 りり : 2008年03月22日 17:00

おいしそうです!私もレシピをお願いしたいひとりです。私はどうしてもお砂糖を使う事が気になるのでいつもおかし作りを躊躇してしまうのですが(私自身あまり甘い物を食べないのもありますが)、アガベなどを使うとスコーンなどはさっくり仕上がらないものでしょうかね?試された事がある方がいらしたら教えてください!
記事の更新いつも楽しみにしています。美味しそうなお菓子やお料理だけでなく、ゲストの方への心配りにいつも感心してしまいます。

投稿者 とも : 2008年03月21日 11:42

おいしそうなスコーン!「本場」のイギリスですが、スコーンをジャムとクリームで気楽に楽しむ本格ティールームは、ロンドンではなかなか見かけないので(高級ホテルではね…)、田舎にいった際の楽しみです。どうしても「アフタヌーン・ティー」のイメージの強いイギリス人たちが、朝ごはんに食べてくれるかな?今度試してみますね。

投稿者 holyhock : 2008年03月21日 00:56

ご自分でアレンジされるところがうらやましいです。私が自分でアレンジすると、なぜか石化したり(;;)
良さそうなレシピを探して、週末に焼いてみたいです。
りささんのレシピはトライさせていただいてますよ!ショコラオレンジおいしかったのですが、こちらも「ずんっ」と圧迫されていました。まだまだ修行が足りません!
お菓子類レシピ制覇しますよ~。

投稿者 アリス : 2008年03月20日 23:29

りささん、こんにちは。
スコーン!大好きなので、そのおいしさを
想像してみました(!)
私もヨーグルト&クランベリー&レーズンなど
入れてさっぱりしたのから、メープルなどできちっと甘いものもどちらも大好きです。
最近、お野菜入れたスコーンもあるんですよね。ぜひ私もりささんのレシピでつくってみたいト思いました★

投稿者 あき : 2008年03月18日 22:19

里佐さんこんにちは!
とってもおいしそうですね~私も食べてみたいです。水分をチーズで代用することもできるんですね!!びっくりです。このスコーンのレシピは載せていただいけないんでしょうか?←ずうずうしい?笑
お家で再現して食べてみたいです。

投稿者 サヤカ : 2008年03月18日 11:18


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