昨年のNoelでは、25日お昼の部を我が家が主催しました。ハテ、あの日私はどんなメニューで臨んだのかしらン? 前夜のシャンパンがカラダに残留状態での準備だったし、相変わらずバタバタだったし、写真撮ってる余裕なんてありませんでした。
唯一お客様が到着する前にカメラに納めておけたのはお菓子だけ。2種類用意しました。ひとつは昨年、義祖母に直伝してもらったクリスマス菓子「くるみペーストのブリオッシュ」。(このお菓子にまつわるエピソードとレシピは、こちらの過去記事をどうぞ>>)。本来こちらはクリスマスの朝食にいただくお菓子です。
もうひとつ用意したのは、お馴染みブッシュ・ド・ノエルです。夫は「お菓子2つは大変だからブリオッシュだけで充分だよ」って言ったのだけど、「ウーン、それだと私の気が済まないのよ!」と主張してせっせと作ってしまいました。自分がシェフの時は、自分の定番クリスマスケーキだってやっぱり欲しい。そしてそれはやっぱりブッシュ・ド・ノエルなのです。

大学生時代にお教室で習って以来、10ウン年のお付き合いのお菓子です。ジェノワーズにチョコレート・バタークリームというシンプルな組み合わせだけど、飽きないおいしさ、何度でも食べたい大好きなレシピ。デコレーションで雰囲気をガラリと変えることができるのも、このお菓子の魅力のひとつだと思います。夫の家族にもとても好評だったのでホッ。
ここで私がハタと悩んだのは、ケーキの糖度について。私がフランスで口にするブッシュ・ド・ノエルを激甘に感じてしまうってことは、彼ら(特に祖母!)にとって私のはピンぼけな甘さに感じられてしまうってこと。
かと言って、お気に入りのレシピをイジるのは絶対にイヤ! そこで私が取った打開策はシロップです。これは日本人仕様の甘さ控えめなお菓子をフランス人仕様にマイナーチェンジさせたい時に、私が使う常套手段。
生地をホワっとしっとりさせる程度のシロップ塗りが好みですが、この日は念入りにたっぷりジュワーっと染み込ませることに専念しました。お酒好き一家なので香りづけのブランデーの量を増やすことも忘れずに。すると香りが甘みを補強してくれて、だいぶ彼ら好みの濃厚風味なお菓子に変貌させることができるんです(この影の努力、みんな分かってくれてるかな……)。

実は昨年の今ごろ、お気に入りのマロングラッセを探し求めてバスクのショコラティエ数店のマロングラッセを食べ歩いて比較研究してみました。、栗の品質・口触り・甘み具合・グラサージュの美しさなどなど、お店によってかなりお味に違いがあることがよーく分かって興味深かったです。
あとはやっぱりNoelですから、マロングラッセをアクセントに。日本の御節に栗きんとんがマストアイテムであるように、フランスのクリスマスにもマロンは欠かせない存在です。
ゆみこさま、ピノ子さま
トヨ型のムース系、多いですよね。
でも私は家でつくるなら断然にロール派です!
皆さま、素敵なクリスマスを・・・!
再開を心待ちにしておりました!
丁寧に生活を楽しんでいらっしゃる姿を見て、
いつも心が温かくなります。
私も出来ることから少しずつ手作りものを
増やしていっています。
里佐さんのブッシュドノエルのレシピ、
もしよければ教えてくださ~い。
冷夏のバカンス日記も、機会があれば
続きを掲載してくださいね。
美味しそう♪里佐さんのブッシュドノエルはロールケーキ型でしょうか。最近は日本ではトヨ型が多くなっているみたいですね。ついに鉄のフライパンを購入しました。ガンガン熱して、まずはスフレオムレツを焼きましたが、感動的な美味しさ!次のお菓子本を期待しています。もうあとクリスマスまで1週間ですね。頑張って下さい★