東京、パリ、そしてバスク……お馴染みのそれぞれの街に、好きなカフェやお菓子屋さんが幾つかあります。
そんな自分用のアドレス帳の中で、ちょっと特別な位置を占めているのがオーストリアのコンディトライ。なにせバスクからは遠いので足繁く通うわけにはいかないけれど、こうして夏休みを利用しての訪問は大きな楽しみでありまして。

まずはお菓子の前菜に(?)、オープンサンドイッチをオーダーします。ケーキに負けず劣らず、おいしいです。

日本のお菓子屋さんで出されても違和感がなさそうな“いちごのロールケーキ”です。150年以上前のレシピだなんて!と、ちょっと感慨深くなる。スポンジはふわっとしながらコシがある感触、そして生クリームの爽やかな口どけが嬉しくなるお菓子。

そして、締めくくりはやっぱりコレ。オーストリアにいるって実感が湧いてくる「アイス・カフェ」。コーヒーは苦手なのに、コーヒー使いのスイーツ好きにはたまらない味。
人気店や有名パティシエ、そしてお菓子の流行が次々と塗り変わっていく状況とは縁遠く、ウィーン菓子は老舗店で職人技に支えられる伝統菓子が主流。新作のお菓子など見当たらず、創業以来の古いレシピで作り続けられてるお菓子が大多数です。でも、古臭いどころか逆にとても斬新に感じられる! これぞウィーン菓子の魔法といえましょう。
今年で4度目の訪問を果たした、コンディトライ&カフェ『Zauner(ツァウナー)』。毎回せっせと違うお菓子をいただいてますが、まだこのお店のラインアップの半分も制覇していないかも! ウィーン菓子の底力を知り尽くすまでの道のりはまだまだ長いのです。

ザルツブルグ界隈ではつとに有名な老舗コンディトライ。別荘滞在中の旧皇室御用達店としても名を馳せています。宿から車で30分の距離ですが、足を運ぶ価値のあるお店!
アイスカフェ。
我が家では思い入れの深い一品です。アイスコーヒーだとばかり思って注文した母。やってきたこのアイスカフェに口があきっぱなしでしたっけ。
アイスカフェって、結構アイスコーヒーだとみな思ってしまうようで、結構な頻度で一緒にいる日本人が頼みます。あの驚きを共有したい思いで、我が家族は誰もその思い込みの間違いを指摘しません。2年前も義理の弟がはまっていたっけなー。
オーストリアらしい一品ですよね。
オープンサンドイッチも然り。オーストリア風オープンサンドは私も大好きです。むかーし、ウィーンのカフェで隣のイギリス人が「普通のサンドイッチはあるか?普通の!」とウェイトレスさんに確認していて当然彼女は「ヤー」とか答えるわけです。妹と「絶対『普通』の定義が違うよねー。あのおじさん(イギリス人)きたらびっくりするねー」と大笑いしておりました。
このオープンサンドもオーストリアらしい一品かもしれませんねー
りささん、お久しぶりです。
わたしはオーストリアに行ったことがありませんが、フランスの地方を旅して、地方菓子・伝統菓子に引き込まれ、もっと知りたい、いろんなところに行きたい、と興味津々です。
今は、本を読んだり、こうしてりささんのブログを拝見することでしか、遠いヨーロッパの地方について知ることができないですが、いろんな知識を身につけて、いつかまた旅して、味わってみたいです。
わたしの通うお菓子教室では、今後、日本人好みにアレンジされてない、伝統的なザッハトルテを教えてもらえる機会があります。とっても楽しみです。