1ユーロ=160円台という円安状態が定着していますね。ビジネスや経済面での影響はさておき、プライベートでフランス旅行に来られる方にとってはいささかキツいレートですよね……。日本なら1000円で席にゆっくり座ってランチが楽しむことができますが、こちらで6ユーロで着席ランチにありつくことは到底無理なのですから。
私が移住した頃は、なんと1ユーロ=90円という時代でした。くーっ、あの頃に貯金をユーロに換金しておけば、たっぷり利殖できたのに……! なーんて、どうしようもないことを考えてしまいます。
なんでこんな話題で始めたかと言いますと、先日のピレネー山麓旅行中にとびきり安くてとびきりおいしい、素晴らしいレストランに出会ったから。まずはそのメニュー内容をご覧くださいまし(そして、お値段の予想を)!

ウサギ肉とフォアグラのテリーヌ。おいしさの秘訣は、下に敷いてある赤キャベツの甘酢漬け! こってり&さっぱりのハーモニーが素敵だと、食がとってもすすみます。

付近の川で「ニジマス売ります」の看板を見かけたので、「ニジマスがおいしい土地なのだな」と判断してオーダー。案の定、すばらしい鮮度でした。ムニエルの間には、フェンネルの蒸し焼きとソース。奥にはピラミッド型のお米。普段あまりフェンネル好きでない私ですが、気がついたらお米、そしてパンにからめながら最後の1滴までいただいていた!

チョコレート・ガナッシュの上に、筒型のオレンジ・バニラのアイスクリーム、そしてオレンジソース。チョコレートとオレンジの組み合わせを見ると、頼まずにはいられない性分でして。
ほんとに素敵なランチでした。そしてこれが〆て20ユーロ! こういう「安くてうまくて感じが良い」お店に偶然出会ったときって、心底嬉しくなります。そして、「偉いなぁ、頑張って欲しいなぁ」と働く人たちに尊敬の念を抱かずにはいられなくなります。
で、ここで一言お断りしておきたいのは、20ユーロは現レートで円換算すれば3200円。だけど、現地の物価感覚から大雑把に言わせてもらえば、2000円感覚だということ。そして、フランスの田舎には(さすがに都会では無理です)、2000円でこんなお食事をさせてくれるお店がまだまだ見つかりますってこと。要は、これが言いたかったんです……。

Barbazan(人口380人)なる小さな村の中の1軒、『Hostellerie de l'Aristou』。テラスでの食事がとても気持ち良い空間でした。田舎という土地柄、そしてご主人が厨房、奥さんがサービス、高校生くらいのお嬢さんもお手伝い、という“家族チーム”のお店だからこそ実現可能のお値段。
べるでさま
はじめまして。
コメントありがとうございます!
ユーロ導入前はスペインの物価がえらく
安く感じ、御隣りに買出しに出かけたり
してました。もはや古きよき時代の話。
おっしゃる通り140円までは
なんとか無視できてましたが。
はじめまして!ひょんなことでポタージュ検索からの出逢いです。南スペイン在住です みどりの多い北スペインが大好きですが、夫の仕事で南にすむこと4年です。ピレネー バスク 行きたいな… 郷愁を誘われます ユーロは本当に深刻な問題ですね1ユーロ140円台までは100円感覚で生活していましたが、160超えてから時々現実計算をしてため息をついています でも貴重な経験をしていると思うことにしています。
てりこさま
こんにちは。
文章中は控えましたが、
そう、あれはまさに「ドカ喰い」です。
段々私のドカ基準が麻痺してきた
ような気がして怖くなります・・・。
宿での食事は大外れだったようですが、結局チーズドカ食い&翌日購入&このランチで大いに挽回しまくっているあたりがさすが!
改めてご夫妻の食にまつわるエピソードの豊富さに恐れ入りました・・・
わくわくさま
日本では2000円出せば今や結構立派なランチ
がありますけどね。
フランスではもはや貴重な存在。だからこそ
嬉しくなります!
「とびきり安くてとびきりおいしい」の記述につられて思わずコメントしてしまいました。
本当にとってもおいしそうですね。
この内容が20ユーロで食べれるなんて・・・
ガイドには載っていない素敵なレストランとの出会い、お話を読んでいるだけでも嬉しくなってしまいました。(*^o^*)