朝市がいっせいに春の風情になりました。冬が終わった! という実感が沸いてきます。バイヨンヌの朝市は農家直売形式なので、真冬のあいだは寂しいほど出店数や野菜の種類が少なくなるのです。それが3月に入ると、数ヶ月ぶりに見かける農家のおじさんおばさんの顔も見えてホッとします。
だからこそ、春は朝市が本当に楽しくって、一番通い甲斐のある季節。旬のものに毎週ひとつづつ再会できる楽しさは、冬の氷河期(?)を乗り越えた喜びでもあります。

旬の花は、水仙の花。春の到来を感じさせます。
目に飛び込んでくる色彩の数、つまり食卓に上る野菜の種類がぐっと増えることが何よりも嬉しい。先週の旬は「菜の花」。ほかの野菜は素通りするけど、菜の花だけは大ファンの農家のおじさんがいます。彼も「毎年、菜の花だけを買っていく東洋人」として私の顔をインプットしているようで、「おっ、今年も早速買いにきたね」と言われました。
菜の花は、スーパーや八百屋さんではなぜかほとんどお目にかけない野菜。私にとっては、バイヨンヌの朝市に行かなければ手に入らない貴重な青菜のひとつです。栽培している農家の方は実際少ないようで、マルシェで売っているのはわずか3軒くらい。
必然この地方の人たちは、菜の花を食べたことはおろか、存在すら知らない人も結構いるとか。以前、「菜の花のおひたし」を夫のお弁当に入れたところ、早速同僚の方々から「その野菜は何?」とチェックが入ったらしい。そして彼は(自分だって、私が使うまで知らなかったクセに!)得意になって説明したようです。

ホロ苦味が何とも言えずおいしい。バスク産だけど「和」を感じさせてくれるお野菜。
それにしても私の作るお弁当は、“日本の食べ物=Sushi・Sashimi”という紋切り型常識を覆すものらしく、日々好奇の目に晒されている模様……。そもそも、お弁当っていうジャンル自体がビックリだったようですね。最初は相当恥ずかしそうにしていましたが(今でも多少)、日本の食文化の草の根外交、と開き直ることにしたみたいです。
Okayoさま keikoさま
遅くなりましたが・・・
コメントありがとうございました!
海外暮らしの方にとって、お弁当も
ちょっとしたノスタルジーを感じさせる
ものなのだ、と再確認です。
マルシェの写真、ガンバって撮ってきます・・・
いつも楽しく読ませていただいています。
(私もお弁当見てみたいです。)
日本のお弁当って本当に素敵な文化ですよね。
是非世界中の人に知っていただきたいです。
それから春のマルシェの写真も見たいな~。
(要求ばかりで御免なさい)
こんにちは、
いつも楽しく読ませていただいています。
お弁当の話、共感です。
私はオーストラリアにいるのですが
皆お昼はサンドイッチ。
毎日違ったおかずが数種入っているお弁当を見ると、日本人は食に手間ヒマかけてプレゼンテーションまですごいのね〜とビックリされます。
特に、柄が入ってかわいい二段重ねのお弁当箱なんかはビックリみたいです。
ayayanさま
空想お弁当、ありがとうございます。
読んだだけでうっとり。色がキレイそう・・・。
哀しいかな、もちろんこんな
ゴージャス弁ではありません。
お弁当箱売り場のあの充実ぶり!
どんなジャンルも日進月歩している日本、お弁当文化を誇らしいと思える今日この頃。
へ~お弁当ですか?
ステキですね♪
ぜひどんなお弁当をお持ちになっているのか
興味深々です。
勝手に想像すると
・グリーンピースゴハンのお結び
・菜の花のお浸し
・玉子焼き
・豚の味噌漬け
竹のかごでしょうか?
それともお弁当ジャー(日本独特ですね)
ぜひ写真をアップしてもらいたんもんです
(でも砂糖壷ではありませんね^^)
勝手に書きました
かしこ