三寒四温のお天気が続いています。小寒い日があれば、ポカポカを通り越して初夏のような陽気の日が来たり。はたまた、この地方特有の春の嵐(雨戸が壊れるのではと心配になるほどの暴風雨が吹き荒れます)が訪れたことも。
それでも、春の手ごたえをしかと感じさせてくれる太陽の光明度!明らかに冬のボンヤリさが抜けきり、まるで生気を取り戻したかのよう。日が昇る時間も刻一刻と早くなってきてます。我が家の台所は西向きなのですが、朝食準備を朝日の光の中で行えるようになりました。
いつもの散歩風景も、すっかり春の顔です。

ゆらりとしたカーヴを描きながら流れるニーヴ川。四季折々の自然の景色は、溜息もの。
我が家の近所を流れているニーヴ川沿いの道です。この道を下るとバイヨンヌの町の中心へ辿り付き、上流へ進めば山バスクの奥へと導かれます。畑や雑木林や森、馬の放牧場などが続き、そのあいだを縫うようにバスク建築の古い民家が建っています。どの田舎風景もそれぞれに赴きがあって、絵心がある人ならきっと描きたくなるに違いないと思われるほど。こんな光景が20km以上も延々と続きます。

ただいまミモザが満開です。
お弁当とたっぷりの水を担いで、この道で行ける限りまで歩くことに挑戦したことがあります。途中、絵本に出てくるような佇まいの農家を発見。庭にはたくさんの鶏が元気に飛び跳ねていて、見るからに健康そう(美味しそう)!案の定、「産みたて卵売ります」の看板が柵に架っていました。「卵ケース持参で来れば良かった……」と後悔したことは、言うまでもありません。

鶏どころか羊さんが突然登場することもあり。急に横から登場したのでビックリしました。
ちなみにこの散歩コース、家族友人が日本から訪れた時に初日にご案内する場所でもあります。日本からヨーロッパの移動後、時差ボケが一番辛いのは夕方。その時間に散歩にご案内し、自然と田舎の景色に浸ってもらい、日本の生活のことはしばし忘れて頂く。するとその晩の熟睡は約束され、時差ボケ解消には効果テキメンのようです。
emiさま
コメントありがとうございます。
バスク旅行にご出発とのこと、楽しいご旅行になるようにお祈りしてます!
マテスクさん
こんにちわ、初めて書き込みさせていただきます。
あさってから寒い日本を飛び出して、
バスク地方へと向かう予定です。
春の雰囲気漂う、川辺の写真。とっても素敵ですね、3/29にバイヨンヌに宿泊の予定です。
この川辺をワタシも散歩することを楽しみにしています。
マテスクさんのブログ、とても旅の参考にさせていただきました。
これからもファンでいますので、バスクの空気を届けてくださいね★
erisekiさん、りょさん
コメントありがとうございます。
バタ臭さのある緑っていう表現、同感!
温かいお天気も今週から一転、真冬温度に逆戻りとの予報。春はやっぱりまだまだです。
他の方のコメントにもありましたが、豊かな緑なら日本にもある、でも何かが違いますね。和辻哲郎の『風土』で言うならば、やっぱり「牧場」の緑。私に言わせれば、どこかバタ臭さのある緑です。以前旅行で行った旭川の見本林周辺に似ています。
久しぶりのコメントです!
素敵な風景ですねー、こういうところを散歩した
思い出って返って後になって印象に残っていたりしますよね。
ミモザの木もかなり大木でまさにこの季節の産物!で、一度みてみたいなあと憧れます。
ぷうさん
こんにちは。
以前、奈良出身アメリカ在住という方がこの地方を見て「故郷を思い出すなぁ」と言っていたのを思い出します。緑の若草色具合がちょっと似ているのかもしれません。
「上下」反対に書いておりました、大変お恥ずかしい限り。呟きコメント、感謝です。
こんにちはマテスクさん、水と緑と生き物が調和した素敵な風景ですね。以前知り合いにバスクの魅力を聞かれて豊かな緑と応えたところ、だったら日本でも良いのではと返されたことを思い出しました。東京では観測史上最も遅い初雪だそうです。(ところで、ニーヴ川の上流下流はなんとなく感覚的に逆に感じてしまいます…)