先週、ベルリンへ行って参りました。ベルリンと言えば、あの映画『グッバイ、レーニン!』を思い出す方もいらっしゃるのではないか、と。
少なくとも私にとっては、かなり印象に残る映画だったのです。あの映画がきっかけで未知なるベルリンへの興味が急上昇したと言っても過言ではないくらい。今回、昨年に引き続いて2度目のベルリン訪問でした。
ベルリンの魅力とは。単純に一言で言うと、得体の知れないパワーを感じる。そんな街であります。他のヨーロッパの街では、成熟しきったものを保守していく印象を受けますが、この街はどんどん変貌していく過程にいるのが見てとれる。東と西の根強いコントラストも、非常に感慨深いものがあります。
折りしも、旧東ドイツの元共産党本部の建物が解体工事中であったのが目に焼きつきました。まさに『グッバイ、レーニン!』を思い出せてくれるような光景。次回、訪れる時は此処に新たに何が建てられているのだろう……という思いに耽りながらしばし眺めてました。

大聖堂の横に、工事中の旧共産党本部ビル。この日はしんしんと雪が降る寒い日でした。
ところで今回の訪ベルリンは、夫の商用も兼ねていたのでビジネス・ディナーにも参加。フランス人3名、ドイツ人3名の場にお邪魔しました。共用語は英語。私は紅1点、おまけに日本人1名だからか、ちょうど独・仏の真中という微妙な位置に配置されたので、右に質問されたり(まあ無難の日本関係の話題とか)左に相槌をうったりで、忙しかった。しかし、なかなか面白いディナーでありました。フランス人とドイツ人それぞれ単独で接するよりも、気質の違いやら食事スタイルの違いがじっくりと見えた気がする!
はて、酒量はどちらが上なのか? という下賎な好奇心も持ち合わせていたワタシ。今回のメンバーでは、明らかにフランス人の飲みっぷりが上でした。ワインの種類豊富さがウリの1つというレストランだったせいもあり、ドイツワインの試飲会状態になったのですが、見ていて気持ち良くなるほどハイピッチで飲み明かしていくフランス勢。そのペースにかろうじて付いていこうと必死になってるドイツ勢、という図でありました。
例えそれがビジネスシーンであろうと、盛り上がれば際限なしに楽しむのが、ラテン気質のひとつの大きな特徴!仏3名はその後ホテルのバーに流れていきましたが、独3名(+私)はお誘いをビシッと断り、さっさと部屋に引き揚げました。彼らの顔には明らかに「明日は早いんだし、勘弁してヨ」と書いてあった……。守り姿勢を見せるドイツの方々に、かなりシンパシーを感じた夜でした。
kamiさん
こんにちは。
ヨーロッパ各地でのご在住経験がおありで、驚きです。
そうですか、小さい頃にビアリッツにいらしたこともあったのですね。写真が残っているかも?
夏さん
はじめまして。
コメントありがとうございました。
落語にフランス人が参加・・・それは圧倒されますね。その場の空気が想像できるような気がします。
はじめまして。いつも愛読させて頂いてます。
>例えそれがビジネスシーンであろうと、盛り上がれば際限なしに楽しむ
のが、ラテン気質のひとつの大きな特徴
昔、あるイベントがらみのランチで、日仏40人ほどが一同に会した時のこと。関係者に若い落語家の方がいらして、「○とかけて○と解く、そのココロは...」と、イベントにちなんで三つほど披露して下さったのですが、日本勢のリアクションはイマイチ。ところがお役人を含むフランス勢が、われもわれもと立ち上がって参加、圧倒されてしまった事がありました。フランスの人って、お茶目な所があるんだなーと意外でした。楽しい事を思い出させて下さって有難うございました。
里佐さん
お久しぶりです。
ベルリン!私も、統一前の子供の頃と統一後の学生時代に住んでいました。ベルリンは不思議な街ですよね。本当に行く度に変化しています。
里佐さんのブログを読んでいると、ザルツブルグなど住んでいた町が違う視点で描かれていて興味深いです。
先日、父に聞いたのですが、80年代前半にビアリッツ、バイヨンヌ近辺で2週間のバカンスを過ごしたそうです。幼稚園児だったので記憶が曖昧で、そういえば、フランスのビーチに行ったかも・・・くらいなのですが。驚きました。
yoshiさま
はじめまして。
コメント&ご愛読、ありがとうございます!
元ベルリンご在住とは。日々あの街の変貌を目の当たりにされたことでしょうね。
ところで、おいしいドイツ菓子が食べられそうな店を物色したのですが、ついに見つからず・・・。入ったのはイタリアンなカフェでした。
はじめまして。
バスクって美味しそう・・・。とつぶやきながらいつも楽しく読んでいます。
さて、今回はベルリンではないですか。以前住んでいた街なので、懐かしくなってコメントしています。あの、旧共産党本部ビル、現在工事中なのですね。日々変化していくベルリン。確かに他のヨーロッパの都市とは違った魅力があります。私も久しぶりに訪れたくなりました。その前にもう一度「グッバイ・レーニン」を観て。でも、その前にバスクに行きたい・・かな?
これからも愛読していきますので、よろしくお願いしますね。