今年の日本の冬は恐ろしいほど暖冬のようですね……。ここ数日、日本の友人や家族から受け取るメールに「まるで春みたいな陽気です」という文章が入ってるのが気になります。
こちらの今年の冬のお天気は、周期的な激しいアップダウンもありましたが、だいたい平年並みの気候といったところ。

バイヨンヌの大聖堂の回廊で。
日中の気温は10℃前後くらいです。この数値を見る限り、決して寒いとは言えないのですが……私にとっては、日本の寒冬よりもよっぽど寒く感じてしまいます。
その原因は湿度! 冬でもかなり湿度があるため、空気中の冷気がカラダにじわーっと入り込んでくる感覚なんです。気温を上げる目的ではなく、除湿のために暖房をつけてる状態です。
でも、湿度をとても気にするようようになったのはこの器具のせいもあり。

天気・曇り、夕方6時、湿度50%。
こちら業務用のペン型温湿度計です。我々人間の温度管理のためでなく、我が家のワイン様のためにあります。大量のワイン在庫は地下倉庫に入れてるのですが、管理と消費量安定(?)の目的で、家の中のとある部分にも小さな酒蔵をこさえてしまった我々。定期的に計ってワイン様の健康診断をしているわけです。
すると驚いたことに、我が家はワイン保管にとってかなり理想的な湿度を保ってることが判明。我々はワイン倉庫のような環境に暮らしているってこと? ちょっと複雑な気持ちになりました。
そして今更ながらとても心配になったのは、和服の保管に関して。冬にこそカビ対策をしっかりしなければ……と。「キモノの虫干しは冬の晴れた日が理想的」が常識ですが、ここでそんなことをしたら、致命傷を与えてしまいそう。私はここでは、虫干しを初夏の爽やかなお天気日に決行しています(もちろん室内で)。
ワインにキモノ、そして自分のからだのメンテナンス。どれも、きちんと出来るようになりたいものです……。そして、心から春が待ち遠しい!