更新日:2008年5月27日

バスク地方の暮らしとお菓子のレシピ「バスクの砂糖壺」


バスク地方は、フランス南西部~スペイン北部に広がる緑と水のゆたかな土地。お菓子とおいしいものが大好きなマテスク里佐さんのオーブンからは、今日も甘くて香ばしいいい匂いが立ち上っています。里佐さんがバスクで出会い・学んだお菓子やお料理、そして人々の暮らしの様子について、レシピとともにお届けします。

文=マテスク里佐
   

肉食ウィークの始まりはじまり……




   バイヨンヌの町並みです。12月の夕方5時半、こんな感じの光です。ささやかながらもイルミネーションが点灯されて、師走ムードが高まってきました。やっぱり12月の雰囲気っていいですね。


お肉屋さんの軒先から。イルミネーションで夜空が蒼く明るく見えます。

   お肉屋さんへ行ったときのこと。お隣に並んでいたご婦人が、クリスマスから年始にかけて一家が消費するであろう肉を予約注文していました。これまた師走風景らしいなぁ、と始めは微笑ましく思っていたのですが……その凄まじい内容を聞き取っているうちに段々空恐ろしい気分に! 思わず、「一体、それを何日で何人で消費するのですか?」と聞いてみたくなってしまった。


   ロースト用の塊肉、パテ、ソーセージ、ブーダン類、バイヨンヌ生ハムetc.……。日本の標準家庭が半年くらい(いえ、もっと?)かけて消費するような肉量でした。この地の人達の日頃のお肉摂取量から見たら、驚くに値しないのかもしれないですが。

   私はお魚も好きは好きだけど、実は煮魚よりトンカツやステーキの方が好きっというお肉好きです。1週間肉料理が続いたって結構へっちゃら(但し、同時に野菜料理もしっかり食べるという条件つき)。しかし、私の肉好きっていうのはあくまで日本人レベルの肉好きなんですね。

   所詮私にとっては、お肉は野菜やお米と同様に数多くの食材の1つという次元。でもこちらの人はやっぱり肉がないと始まらない、肉があってなんぼの食事です。クリスマス・シーズンになると、毎年そんな風に痛感します。胃がおかしくなるとは行かないまでも、さすがに12月27日を過ぎた頃になるとしんどくなってくる。味覚ではなくカラダが、和食やベジタリアンな食事を要求しているのが分かります。

   そんなわけで只今わたくし、怒涛のクリスマス食生活を迎えるに当たって地味に質素な食生活を心がけてます。外食を極力控え、お菓子やデザート作りも小休止中。

   嵐が来る前の静けさ、そんなところです……。


今年もバイヨンヌの市庁舎前にクリスマス市がたちました。これはその案内パンフレット。

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kamiさん、emiさん
いよいよ始るぞ、という感じですね。
「怒涛」というコトバの意味をお分かりなおふたりのコメントを拝読して、嬉しくなりました。お肉控えめに、お互い楽しみつつ頑張りましょうね。
皆さんも素敵な年末年始をお過ごしください。

投稿者 マテスク : 2006年12月23日 06:40

里佐さんこんにちは。いよいよ怒涛のクリスマスが始まりますね。うちは夫の実家が南仏なので明日の朝、マルセイユまでパリから飛行機で帰ります。大きなトランクにプレゼント詰め込んで。我が家は、夫の両親、兄姉以外に、母方の叔母たちと従姉たちとその子供たちの分も準備しなくてはならないので大変です。まだ20代の若かったとき、初めての夫の実家でのクリスマスは、気が遠くなりました。食事やお酒をフランス人と同じように食べると間違いなく病気になります。で、最近はお肉もお酒もおかわりはしないでなるべく押さえ気味に食事をしてます。とても体調がいいです。どうぞよい年末をお過ごしください。
emi

投稿者 emi : 2006年12月22日 18:34

里佐さん
ヨーロッパのクリスマスは、ちょっと前の日本のお正月のようですよね。我が家は5人のチビがいるので、クリスマスはありとあらゆる人から「クリスマスなのに外国で親戚もなしで過ごすなんて!」と言うイギリス人の親切心から?(家族だけで7人もいるので、淋しくないのですが・・・)24-27日までは年始回りの様に、あちこちのお宅にお呼ばれをして、食べきれない程のお肉とプレゼントを頂くのが恒例行事です。25日だけは家で過ごすのですが、子供達が「クリスマスはターキー!」なので、これも外せず、私達もお肉三昧の日々です。しかも、我が家は22日に息子、30日が夫の誕生日!毎年、お正月にはくたくたです。でも、私の親の世代の人には「子供がワイワイしていた頃のクリスマスが一番幸せ」といつも言われるので、今の時期を楽しもうと思っています。里佐さんも、どうぞ、心豊かで穏やかなクリスマスと年末をお過ごしください。

投稿者 kami : 2006年12月22日 07:22


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