更新日:2008年5月27日

バスク地方の暮らしとお菓子のレシピ「バスクの砂糖壺」


バスク地方は、フランス南西部~スペイン北部に広がる緑と水のゆたかな土地。お菓子とおいしいものが大好きなマテスク里佐さんのオーブンからは、今日も甘くて香ばしいいい匂いが立ち上っています。里佐さんがバスクで出会い・学んだお菓子やお料理、そして人々の暮らしの様子について、レシピとともにお届けします。

文=マテスク里佐
   

政治討論会になるキケン大?ノエルの晩の話題




   こちらのクリスマスって、日本のお正月にかなり似ていると思います。もろん宗教的な意義という点では違うけど、過ごし方の精神的な意味合いという点において。「家族が集い、家族で祝う日」という点を何より重視している点が最大の共通点です。

   私は毎年夫の家族と過ごしている立場なわけですが、フランス人の普通のカップルに「どちらの家族と過ごすかで、モメちゃったりしないの?」とちょっとイジワルな質問をしてみると、夫の実家と妻の実家で1年おきに過ごすと答える人が大半でした。


昨年の写真から。クリスマスの日を一番楽しみにしていて、楽しむコツが分かっているのはおばあちゃんです。プレゼントを開けながらのこの笑顔!

   ところで、今朝のラジオで「今年のクリスマスの晩、食卓の話題は?」というアンケート結果を報告してました。1位は「今年1年の家族の出来事」、2位は「その日のご馳走の話」という回答。この辺までは、平和でほのぼのといった感じでフムフムと聞いていたのですが。

   次の回答を聞いて、思わず「出たぁ……」と心の中で叫んでしまった。「来る大統領選挙について」という回答が30%を占めたそうな。イヴの晩に、10家庭のうち3家庭の食卓で政治討論が繰り広げられるであろう、ということです。

   普段から政治討論には熱くなるフランス人だから、大統領選を控えて盛り上がらないはずはない。いよいよ各党立候補者も決まり、ここ最近のマスコミのヒートアップぶりもスゴいものがあるし、当然といえば当然かも。

   しかし、ちょっと嫌な予感がしてきた……。多分いや絶対、夫の家族も政治座談会を繰り広げるに違いない!

   思い起こせば3年前(もっと昔みたいに感じるのはなぜ?)の12月、小泉元首相が自衛隊イラク派遣を決めました。その年のクリスマスの朝食の食卓で、私はそれに対する日本人としての見解を義父に問われました。そして、それがきっかけで一家の食卓はまさに朝から生討論会になってしまったのです!

   なんとディベートは2時間以上続きました。しまいにはどうでも良くなり、ヨロヨロと台所から出て行った私のことすら、誰も気付いていなかったハズ……。

   今年は、ああいうことになりませんように。国際政治が話題の03年と違って今年はフランス国内政治なので、私はただの傍聴者として静かに見守りたいと思ってます!


現役バリバリで働いてる義父へのプレゼントは、シャツやネクタイなどの仕事服が定番。今年はロンドンで買ってきました。義母へは、本やCD、前もって日本で買っておいたものなど。日本の「箸置き」は、義母のお気に入りです。

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てりこさま
応援メッセージ、ありがとうございます。
ご主人のお宅もすごそうですね。
私はロワイヤルさんのファッションチェックくらいしかしていないので、討論に参加するのは到底無理です。おばあちゃんと二人、見学者に徹します。

投稿者 マテスク : 2006年12月23日 20:31

いよいよノエルですね。胃袋関係、討論関係におかれましてもご健闘をお祈りいたします。
特に今年の政治討論はすごそうですね。うちの夫は秋口から大統領選挙ネタで燃えっ放しであることにさすがに気づいたのか「家族との会話にも政治以外のことをおりこむようにする。そうしないとノエルの時に思う存分討論ができなくなるから」と真顔で言ってました。こと政治ネタに関しては枯渇することはあり得なさそうですが・・・

投稿者 てりこ : 2006年12月23日 10:54

moさん、mamiさん
はじめまして、ご愛読&コメントありがとうございます!
キリスト教の人との国際結婚組にとって、クリスマスってのっぴきならないテーマですよね。ある意味、日本人のお正月よりも気合入ってる!と恐れ入るところがあります。
おふたりも素敵な年末をお過ごしください。
これからもご愛読よろしくお願いします!

投稿者 マテスク : 2006年12月20日 18:15

はじめまして、いつも楽しくブログ拝見させていただいています。わたしはイギリス在住ですが、イギリスのクリスマスもやはりフランスと同様、日本のお正月のようです。家族が集まって、ごちそうを食べ、お酒を飲み、テレビを見て…といった感じです。イギリス人も議論好きではありますが、さすがにクリスマスに政治の話題はあまり出ないような?(もちろん、家庭によるとは思いますが)。というのも、やっぱりイギリス人は「飲む」ことに忙しい(そして、めいっぱい飲んだあとは、ソファで居眠り…)からのような気もします(笑)。では、素敵なクリスマスをお過ごしください。これからも、ブログ、楽しみに拝見させていただきます。

投稿者 mami : 2006年12月19日 19:48

りささん、
はじめまして!クリスマス間近ですね〜。私たちは今年は初めてNYでクリスマスを迎えます。夫が半分ドイツ人なため何かドイツっぽい伝統を我が家の伝統にしたいとおもい、アヒルの丸焼きに挑戦することにしました。(私はマクロビオティックを勉強しているのですが、年に一回くらいはお肉料理しようかしら、というのと、丸まま一羽食べることで一物全体を実行しようと都合良く考えています><)
いつも楽しみに拝見させてもらっています。これから、いろいろ情報交換できるとうれしいな〜

投稿者 mo : 2006年12月19日 06:22


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