前回の「クルスタッド」つながりで、パリパリ系なデザートをおひとつ。冬のおもてなしにもぴったりな「キャラメル・バナナのクルスタッド」をご紹介します。
前回力説したように、クルスタッドはパリパリ、はらはらっとした食感が身上です。なので、家で作るのだったら小さくワンポーションづつ食べきりサイズで作りたいな、と思っていたところ……。
ビアリッツのよく行くレストランで、私が思い描いてた理想的なクルスタッド・デザートをいただきました。くしゅくしゅっとした巾着型が可愛らしく、ホワイト・ラムの香りが効いたキャラメル・バナナとアングレーズ・ソースの組み合わせ。ベージュ・トーンのやさしい色合いといい、女性シェフらしいデザートだなぁと心に残った一品です。早速、我が家のおもてなしデザートのメニューに加えさせてもらいました。

高さと立体感が出るので、とても見栄えがする点も気に入ってます。
さて、ひとつお断りが……。掲載の写真では、実は本来使うべき「パート・フィロ」は使っておらず「パート・ブリック」という別な生地を使っています(当日、近所のスーパーで品切れだったのでやむなく代替案に変更)。
パート・フィロは、日本ではクオカさんのような製菓材料店で手に入るそうです。まだ使ってみたことがない方もぜひお試しを。パイ生地は好きだけど、自分で作るのはちょっと面倒。パイ風なものを作りたいけど、バター感を控えめに仕上げたい。そんな時にも、パート・フィロは利用価値大な逸材です。私はデザートにだけでなく、料理にも愛用してます。
●「キャラメル・バナナのクルスタッド」作り方(4人分)
パート・フィロ……約15cm四方を4枚
溶かしバター……大さじ2
バナナ……3本
バター……20~30g
グラニュー糖……大さじ2~3
ラム酒……大さじ2~3
粉砂糖……適量
アングレーズソース……適量
1.バナナのキャラメルソテーを作る。バナナはひと口大にカットする。
2.フライパンにバターを溶かし、グラニュー糖を加える。砂糖がキャラメル色になってきたところに、バナナを加えてソテーする。ラム酒を加えてフランベし、お皿に移して冷ましておく。
3.パート・フィロを正方形にカットする。1枚づつに溶かしバターをさっと刷毛で塗る。
4.3の真中に、2のバナナを適量置く。
5.バナナを包み込むようにしながら、生地を巾着型にふわっとまとめる。
6.180度のオーブンで15~20分ほど、きつね色の焼き色がつくまで焼く。
7.粉砂糖をたっぷりとふり、アングレーズソースを流したうえに置く。焼き立てをサーブする。

煮崩れないように、でもしっかりとキャラメリゼさせます。
marilleさん
確かに、実は何を包んでも結構おいしいですよね。私も助かってます。
パリパリのクルスタッドに当たったことないですか。。。お菓子屋さんでは仕方ない事なのかもしれませんね。
私は「あー、この煮込み、味はいいけど見た目が失敗」の時とかにfiloで包んでオーブンで焼いてました。本当はごまかしてるだけなのに、凝って見えて、すごく助かる食材(笑)。日本で手に入りやすいものだと春巻の皮が近いけど、ちょっと厚すぎかもですね。
私、まだパリパリのクルスタッドに当たったことがありません。度胸が足りないのかしら。。。
kamiさん
ご出産おめでとうございます。そしてコメント再び下さってありがとうございます。
産後すぐのお菓子作りとは驚きです。でもとても心身ともにお元気だってことの良い証拠ですね。お菓子作りはバロメーターだと思いますから。
お菓子大好きな女の子になるのは必至ですね!?
里佐さん
お久しぶりです。ずっと、うずうずしながら楽しく拝見させて頂いていました。産後1ヶ月(元気な女の子でした!)は夫に「君はゆっくりしていなさい!』と台所に立たせてもらえず、上げ膳据え膳に感謝しながらも、何か無性に作り立ての甘い物が食べたくなってしまって、出産後一週間目にケーキを焼いて、夫に「ビョーキ」扱いされてしまいました。(夫は食事は作ってくれるのですが、さすがにケーキは焼いてくれないので・・・)
偶然にも、先日のディナーパーティーの時にフィロパストリーにまだまだ大量にある、庭で収穫したりんごをキャラメライズして、ダークラムで香り付けたデザートを出しました。私はお皿にチョコとレッドカラントのソースで飾って、クリスマス気分にしました。今度はバナナ&アングレーズソースでトライしてみますね。