更新日:2008年5月27日

バスク地方の暮らしとお菓子のレシピ「バスクの砂糖壺」


バスク地方は、フランス南西部~スペイン北部に広がる緑と水のゆたかな土地。お菓子とおいしいものが大好きなマテスク里佐さんのオーブンからは、今日も甘くて香ばしいいい匂いが立ち上っています。里佐さんがバスクで出会い・学んだお菓子やお料理、そして人々の暮らしの様子について、レシピとともにお届けします。

文=マテスク里佐
   

あの雑誌の影響? 2006年のバスク人気を振り返る




   『バスクの砂糖壷』2006年ラストの回です。嬉しいっ。ちょっとした仕事納めの気分です。つい先日も、友人から「今年もよく続いたねぇ」というメールをもらったばかりな私。正直言って、ネタに困って「うぅ、どうしよう……」と画面の前で固まってしまったこともありましたが……。気がつけばもう年末。

   それもこれも読んでくださった方、コメントくださった方、そしていつも温かくフォローしてくださるアオキさんはじめとするCafeglobe編集部の方々のおかげです。2006年もお世話になりました。どうもありがとうございます!


今年撮った猫さんコレクションから。バイヨンヌの町角で。


こちらはサン・ジャン・ピエ・ド・ポーで会った猫さん。

   さて、「バスク」をひとつのテーマとしてるブログを書いてる者として今年一番感じたこと。それはバスクを訪れる日本の人が急増したこと! これに尽きます。

   なんと言っても春に発売された『フィガロ・ジャポン』のバスク特集、あの影響が大きかったようですね。フィガロの誘導力ってやっぱりスゴい……と思い知らされました。私自身、大学卒業旅行はフィガロの「南イタリア」特集を握りしめてシチリアへ繰り出したクチなので、よーく分かります。

   なんて事をアオキさんに話したところ、「いやいや、『バスクの砂糖壷』だって多いに貢献してるんじゃない?」と、担当者らしい(?)ポジティブなお言葉を頂きました。そう思うことにしましょう。

   昨晩も、馴染みのレストランへ出かけると隣の隣のテーブルが若い日本人男性3人組だったのでびっくりしました。小さな店内で自分以外に日本人がいるなんていうシチュエーションは、数年前までは考えられなかったことなのです。

   「これからは食事中の会話内容に気をつけないとね……」とは夫の弁。日本語が通じるのは我々のみという状況に慣れきっていて、公共の場でも何でもアリな会話をしてるので。これを自制しないといけなくなるのは、残念といえば残念。

   でも私の方だって、隣から日本語が聞えてくる状況は新鮮で楽しい。フランス語が満ち満ちている室内で、日本語だけが耳に突き刺すように入ってくる。そのつもりはなくったって、ついつい彼らの会話を聞いてしまった!

   この地でこんなシチュエーションが訪れるなんて……ちょっと不思議。でも来年はもっと増えるかもしれない。そんなことを思いながら店を後にしました。

   それでは来年もどうぞよろしくお願いします! 皆さま良いお正月をお迎えください。

コメント (11) | トラックバック



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yokotinoさま
新婚旅行よりお帰りなさい!
ご丁寧なレポート、ありがとうございます。
お気に召したようで良かったです。
やっぱり旅先の好みも人それぞれですから
合う合わないってあると思うんです。
お2人には合ったってことですね♪
クルマと初級フランス語会話があれば、
また旅の広がりも違ってくるはず。
それまで引き続き、ご愛読よろしくお願い
します!

投稿者 マテスク : 2007年06月15日 16:31

りささん
新婚旅行の地、バスクより帰ってまいりました。
りささんのリモートサポートのおかげで、とってもすばらしい旅でした。改めてありがとうございます!
Biarritzを拠点にビルバオまでを楽しんだバスク旅でしたが、最新号のFIGARO(6/20号 No.343)がまたバスク特集で、まさにおんなじコース!と驚きました。
Biarritzで宿泊した、りささんお墨付きの”Maison de Lierre”はそれはもう素敵なホテルで、シンプルで、なんてセンスがよいのかしら!と感激。レセプショニストの2名の女性もとってもすてきでした。
あいにくお天気が悪く雨、暴風、気温は「2月並」と、それはもう冬の日本海の3倍くらいな波が岸壁に打ち付けていましたが(笑)、傘をまったくささない彼らに私たちもならいつつ、海岸や街・市場をくまなく歩き、黒サクランボのジャムやガトーバスク、ムシュー、小イカの料理やバスクパテ、個性的な家々、お店の人との会話など、心ゆくまで楽しんできました!
今回はサンセバに行く時間がとれなかったので、次回は比重をスペイン寄りに、あとはクルマを乗れるようにして、郊外まで足を運んでみよう!と思います。
500枚くらいの旅の写真の整理に追われています。どこかのタイミングで公開できたらいいなあと思います。
これはきっとまた行くことになるな、と夫婦で話しています。やっぱり英語があまり通じないことが多かったです、、もっとコミュニケートしたい!と思ったので、私はフランス語をもう少し頑張ります!
これからも「砂糖壺」楽しみにしています。

投稿者 yokotino : 2007年06月13日 15:10

yokotinoさま
新婚旅行直前のお忙しいところ、コメント
わざわざありがとうございます!
今ごろ機内ですね、
楽しい想い出がたくさん残るようなハネムーンに
なりますように、そしてお天気が良くなるようにお祈りしてます。
それにしても、新婚旅行で訪れる方が
いらっしゃるとは住人としては感慨深いもの
がありますです!やはり長い人生の旅多き人生での意味合いが違いますから。
少しでもお役にたてたのならとても
光栄に思います。


投稿者 マテスク : 2007年05月22日 04:32

りささんへ
以前お問い合わせをいろいろしていましたが、ついに明日からハネムーン出発です!
イタリアのエルバ島へ友人を訪ねるなどもあり、まずはフィレンツェ&エルバ島、その後、ビルバオへ入り、グッゲンハイムをチェックしてから、サンセバを通りつつビアリッツ入りします。
バスクはサンセバかビアリッツかどっちに滞在すべきか悩んだあげく、今回はビアリッツにしました。
でもそのビアリッツも3泊4日しかできないのですがなんとか、満喫したいと思います。
ビアリッツでのお宿は、前にりささんがアドレス帳でおすすめしていた、Maison de Lierreが取れたので、迷わずそこを訪れることにしました。
ビルバオ空港〜ビアリッツの最短アクセスがなかなか調べられなかったのですが、バスがありそうなので、なんとか行ってみようと思います。
この2、3日は砂糖壷のおさらいの日々でした。あとは長尾さんの「私のバスク」を持って、出かけようと思います。
りささんから質の高い、かなり具体的で、貴重な情報をたくさんいただきました、ほんとにありがたい!
また戻ったらご連絡しますね。
いってきます!

投稿者 yokotino : 2007年05月21日 00:10

りささん
治安についてのご回答ありがとうございました!これで安心して行くことが出来ます。
無事チケットも取れて、5月末にはビルバオ空港へ降り立つことができそうです!5泊6日の旅、満喫したいと思います。
リサさんのblogを改めて全部読み直して、たくさん予習していこうと思います。
ありがとうございました!

投稿者 yokotino : 2007年02月20日 12:59

mimiさん
はじめまして。コメントありがとうございます、そして返信遅くなりすみません。
マダムボネさん宅にお泊りになったおひとりなのですね!生牛乳のお試しいただけて嬉しいです。

kazさん miholantaさん holyhockさん
昨年はたくさんのコメントを頂戴しましてありがとうございました。
また皆さんと共有できるような食の話題、旅の話題を見つけていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。

yokotinoさん
はじめまして。
バスクというと、政治的なニュース面ではETAの活動などが話題になりますからね。まわりの方が心配されるのも当然だと思います。
しかし! 旅行者の方にとっての治安は全く問題ない平和な土地柄なのでご安心ください。
旅行者がたくさんいる観光地より、よっぽど安心してご旅行してもらえる土地だと思います!


投稿者 マテスク : 2007年01月13日 10:56

りささん
いつも興味深く読んでいます。実は今年4月に結婚するのですが、新婚旅行はぜひバスクへ!というのが予てからの希望なのです。
年が明けて、そのことがぐっと現実味を帯びてきて、いろいろと気になってまいりました。
これまでも2人で思いを馳せ、最近多く出始めたバスク地方の本や、このページにも出ているFigaroももちろん購入、そしてリサさんの砂糖壺を楽しみに読んでいるわけです。
バスクへ行くのは今年の5月末〜6月頭にかけて。ただ不安なのは、人々に「バスクは危険」「気をつけて」「大丈夫?」などという不安なコメントをいただくのです。
そのあたりの事情について、実際のところをお伺いしてみたいのですが。
リサさんからみて、日本人が2名訪れた場合、「危険」な印象はありますか?
とはいえ、必ず行こうと思っています!どこかでもしかしたら会えるかもしれないですね。楽しみにしています♪

投稿者 yokotino : 2007年01月11日 10:38

私は、海外在住なため『フィガロ』はみていませんが、このサイトでバスクに親しみ、ぜひ行ってみようと思っているひとりです。逆に、行く前に雑誌に特集されてしまって、残念なくらいです…メジャーな雑誌に掲載された、皆と同じところにいくというより、お菓子や料理をつくるといった興味から世界が広がっていく…というのが面白いと思っています。その土地に住む方ならではのお話、今年も楽しみにしています。

投稿者 holyhock : 2007年01月04日 22:49

里佐さま
編集の方がおっしゃるようにバスクの魅力を広めたのはきっとココの影響もかなりあると思いますよ。私もいつか行ってみたいと思っています。
今年はなかなかコメントにお邪魔できませんでしたが、記事は毎回楽しませていただいておりました。2007年もまたたくさんの新鮮さを届けてくださいね。どうぞよいお年をお迎えください。

投稿者 miholanta : 2007年01月01日 14:59

あけましておめでとうございます。
今年の元日も東京はいいお天気です。

何を隠そう、私もバスクを訪れた理由にFIGAROの特集が影響しています。
確かあれはおととしの秋頃、GWにヨーロッパに行きたいからどこにするかプランを練ろ!という指令が両親があり、
私の中で「パリからモンサンミシェル+ブルターニュの一部の旅」(GW後両親はCAENで仕事があったので)、
「バスクでおいしいもの」といったフランスの旅と、
スイスコース(それこそグリエールとその辺の山からパリまで車の旅)と迷っていました。
…ってところに、FIGAROの特集。
興味があったのはもちろん、あれだけ具体的に写真で魅せられちゃったら… 
それに加えて、サーフィンの雑誌(夫はサーファー)にもビアリッツが紹介されていて。
その後、確かLEONでもビアリッツはゴルフ発祥の地・そこでゴルフを!なんて紹介をされていました。
我が家の趣味である「食」「ゴルフ」さらにはサーファー夫の憧れの地・ビアリッツ!!
「食・サーフィン・ゴルフ」を楽しめるなんて!ということで、去年の暮れバスクへの旅を決定したのでした。

結局、両親はほかの仕事がGWに入り、言ったのは私と夫。
帰ってきてから、写真を見せ、いかにいいところだったかを伝えたおかげで、
今も、「バスクにつれてけ」攻撃がやみません。
両親連れバスク旅行、今年は現実化しそうにありませんが、来年か再来年にはまた訪れたいと思っています。
今年もこちらで情報収集&素敵なバスク生活に触れたいと思います。
今年も楽しみしています、よろしくおねがいいたします。

投稿者 kaz : 2007年01月01日 08:34

りささん、はじめまして。
私も「フィガロ」をきっかけに、「バスクの砂糖壺」で決心してバスクを訪れた一人です。
9月末に約1週間滞在しましたが、りささんのおかげでただの名所をめぐる旅では味わえない、とっても楽しい、あたたかい旅行になりました。
たくさんありますが、特にお礼を申し上げたいのが、
①イッツァス村のボネご夫妻の暖かさ、そしてもちろん、美味しい料理に出会えたこと!
②無殺菌牛乳のレクリュで作った生クリーム(もちろん牛乳そのものも)のおいしかったこと!(キッチン付アパートに滞在しました)
でしょうか。
また、必ずバスクに行きたいと思います。
来年も「バスクの砂糖壺」楽しみにしていますね。
では、よいお年を!

投稿者 mimi : 2006年12月31日 14:36


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