「バスクのアドレス帳」レストラン編。
2006年だけでも何回通ったかしらン……。わが町で一番のお気に入り、そして自慢の一軒です。シェフの名は「フランソワ・ミウラ」。「三浦さん家、行くー?」とか、「やっぱり三浦の料理はおいしいね」とか、親しみを込めて呼ばせてもらってます。
初めてこの名を見たときは、「日系人シェフの店!?」とややコーフンした私でありましたが。なんと、みうらサンはバスクの苗字でもありました。全くの偶然とは言え、ヨーロッパ民族の苗字が日本のそれとぴったり符合するってことはかなりレアなケースだと思うし、とても親近感を沸かせてくれることは確か。バスク語と日本語が発音的にかなり相通ずるものがあるってことが実感できる一例です。

オーダー取り中のミウラ夫人。地方のレストランでは内助の功は不可欠、というより夫人のセンスやキャラクター次第で店の運気もだいぶ変わるといっても過言でなさそう。
もちろんこの店を評価している理由は、その実質が素晴らしいから。雰囲気よし、サービスよし、なによりもおいしい、そしてリーズナブルなお値段。要はコストパフォーマンスという点から言って、満点に近い店です。当然、ミシュランのビブ君マーク(25ユーロ以下でおいしい地方料理を食べさせてくれる店に与えられる)が付いています。

前菜の一皿。アサリとホタテ、香味野菜の蒸し煮、ほうれん草の若芽の組み合わせ。美味!
フランス料理に、バスク料理そしてスペイン料理のエッセンスが上手に取り入れられた創作料理が味わえます。バスク素材がありとあらゆる手法で散りばめられてるし、他の店に比べて圧倒的に野菜率が高い点もミソ。日本からのゲスト達をも安心してお連れ出来る店です。
フォンダン・オ・ショコラ、ミル・フィーユ、ソルベ……etc ここのオーソドックスなデザートはきちんと丁寧に作られたおいしさで、毎回ながら勉強になります。と同時に、イカ墨やブレビチーズ、それからスペインのオリーヴ・オイルを使ったオリジナル・デザートも時々登場。どちらも、上品ながらインパクトある仕上がりになってるところが三浦さんの腕のスゴさなのです。

ミウラ夫人お見立ての照明やキャンドル使いがとても素敵。空間全体がお料理とワインをよりおいしくしてくれるような店です。
Francois Miura
24 rue Marengo
64100 Bayonne
tel 05.59.59.49.89
マテスクさんこんにちは。
いつも更新を楽しみにしているBONと申します。お菓子の話やバスクの話・・・美しい物語のようで、私の中でバスクのイメージがずっとふくらみ続けていました。
そしてついに、来月、バスクに行くことにしたので、質問です!
このミウラさんのレストランを予約したいのですが、フランス語が全く出来ません。英語なら大丈夫なのですが、このミウラさんのお店では、またバスクのレストランでは普通英語は通じますか?
またオンラインでの予約は受け付けていないでしょうか。
マテスクさんはフランス語で予約をされていると思うので、お店の方が英語ができるかどうかはわからないかもしれませんが・・・
もしわかれば、教えてください!
よろしくお願いします。
marilleさん
こんにちは。
シラキ君もなかなか親近感沸きますね。
三浦さん家のオリーブオイルデザートは、ちょっとした型で焼いた、バターの代わりにオイルを使ったとガトーでした。ソースや果物が添えられるので、全体のトーン的にかなり美味しかったです。が、お菓子としてこれを単品で頂く、となると別の話かもしれません。やはりオリーブの香りが気になるかも、です。
ハンガリー人だったか、大学に「シラキ」君がいましたが、ミウラさん、スペルも完全に一致というのがすごいですね。
とある日本のレストランで、オリーブオイルのババロアなるものがデザートのカードに載っていたのですが想像が付かずに頼まずじまいでした。バスクの三浦さんのデザートはどんなのですか?