更新日:2008年5月27日

バスク地方の暮らしとお菓子のレシピ「バスクの砂糖壺」


バスク地方は、フランス南西部~スペイン北部に広がる緑と水のゆたかな土地。お菓子とおいしいものが大好きなマテスク里佐さんのオーブンからは、今日も甘くて香ばしいいい匂いが立ち上っています。里佐さんがバスクで出会い・学んだお菓子やお料理、そして人々の暮らしの様子について、レシピとともにお届けします。

文=マテスク里佐
   

着物写真公開。モーツァルト・イヤーのオペラ観劇へ!




  着物を着てオペラへ行く。この高揚感をなんと例えたらいいのでしょう……。目下のところ、これほど私にアドレナリンを放出させるイベントは他にない!裕に2時間はかかってしまう、着付け準備のプレッシャー。ようやくひと仕事終えた安堵感に酔いながら、素晴らしき音楽の世界に没頭。そして胸の締め付けに耐えながらもうひと踏ん張りして、ディナーへ。部屋に戻ったときのお疲れ度も相当なんですが、この緊張感クセになります!


悩んだ末、琉球紅型を着用。夏ってことで。母から譲ってもらった着物の中で一番気に入ってる一着。着付けレベルは……目をつむってくださいまし。

  夏のザルツブルグといえばザルツブルグ音楽祭。ザルツブルグといえばモーツァルト生誕地。そして今年2006年といえばモーツァルト生誕250周年を祝うモーツァルト・イヤー。とりわけザルツブルグでは連日連夜モーツァルト作品が上演され、街はモーツァルト一色の華やかさでした。日本人の方もたくさん見かけました。

  オペラ、とても素晴らしかったです。私なんかが今更語るのもナンですが、モーツァルトの音楽は偉大すぎます。彼よりも後世に生まれて良かった!って思いますね。

  耳の保養と合わせて、目の保養もたっぷりさせてもらった夜でした。キョロキョロと周りの正装ウォッチングにも余念がなかった私。色とりどりのイヴニングドレスの豪華さ、ヴァンドーム広場のショーウィンドーに飾られてるような首飾り(あえてネックレスとは呼ばない)のボリュームに驚く。それを、上背もしっかりあるゲルマン美女達が身につけた迫力満点の美しさといったら……。どうあがいたって徒労に終わるのは分かってるんで、私はこういう場では和服派です。


劇場の上階から。華やか!


ホテルのレストランへ移動。溢れ返るおハイソムード。

  昨年こちらで着物写真を載せたところ、友人知人とブログ読者の方々(海外に縁のある方中心)から少なからぬ反応を頂きました。その中のおひとりはカフェグローブのアオキ・ヨウコさん。その後、彼女はエイっとご自分で着物を買われたらしい(お披露目しましたか?)こういう話を聞くと、お仲間が増えたみたいで嬉しくなってしまう。海外で(もちろん日本でも)勇気を出して着物を着よう!

  で、次回のテーマは「外国で着物を着る」。私なりの心得などを書くつもりです。もはや「バスク」「砂糖壷」からは逸脱したテーマですね、スミマセン(ぼちぼち軌道修正していきます)!


コメント (4) | トラックバック



このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.cafeglobe.com/mt-tb.cgi/757

kamiさん、Junkoさん、 kazさん
お褒めの言葉、ありがとうございます。。。
皆さんも同じ思いで各地で着物を着られていることを知ることが出来て、とっても嬉しくなりました。

kamiさん、琉球紅型お持ちなのですね。「敷居が低い」って表現、とっても的を得ていらっしゃいます。そうなんですよね。着付けの先生とかに聞かれたら叱られそうですが、多少のことには目をつむってしまえるといいますか。
臨月でいらっしゃるとのこと、お体お大切に。そして元気な赤ちゃんが生まれますようにお祈りしてます。

Junkoさん
ブラジルでも晒し巻いて着られているなんて、素晴らしいです!私は冬のヨーロッパでも、着付けでアタフタしているうちに汗をかいてしまってます。今回もクーラー全開にして着ました。
リッツで着物ディナーっていうのも、何とも完璧な着物シチュエーションで素敵。ハマってしまったお気持ち、分かります!

kazさん
おっしゃる通り、気持ち良いです。でなきゃ何が嬉しくて、わざわざ旅先で着付けと荷物運びをやることでしょう・・・。ほんと、嵩張りますもんね。次回のに書きましたが、着物以外を全てアタッシュケースに入れたところ割とコンパクトにまとまりました。

投稿者 マテスク : 2006年10月03日 07:26

りささま
お着物とってもお似合いです。お人形さんみたいです~。やっぱり日本人は着物ですね。
海外でお着物、まわりからの注目度というか視線が不思議とここちよくありませんか?
私も過去2度ほどトライしたことがありますが、6月のニースでの着物はつらかった。暑いんだもの。でもね、何が大変って、一番大変だったのは、着物を持っていくってことでした。なんとまぁ荷物になることか。。。
これからもドンドンお着物着てくださいね!

投稿者 kaz : 2006年10月02日 16:19

里佐さんへ
本当に素敵なお着物姿ですね!私も実は、びしっと決めたい時は和服派です。きっかけは留学中のホテル・リッツでのディナー体験。たまたま実家が西陣織の織元で着付けもバッチリできるという友人が仕事を兼ねてパリに来てくれて、その日のために彼女の手持ちの着物を着せてくれました。あの豪華絢爛のレストランの中でひときわ注目をあび、極め付けに『サクラサクラ』を生演奏してもらったりしたもんだから・・・ハマリました。帰国後は京都育ちでありながら着物ひとつ着れないのは恥ずかしい、と遅まきながら着付け、お茶を習得、今に至ってます。こちらブラジルでも熱帯気候で暑い!ですがサラシをキリキリ巻いて汗を抑えつつ着ています。だって、おっしゃる通りあのボリュームのあるスタイルに豪華なドレスとアクセサリーの女性たちに対抗できるのは着物だけですものね。

投稿者 Junko : 2006年10月01日 04:31

里佐さん
紅型のお着物、とってもお似合いですね!私も成人式で琉球紅型を着ました。当時は玄人好みの着物だったのかしら、京都の町を歩いてると何人もの呉服屋さんの方に声を掛けられました。今も袖を切って着ています。
私もいざ、の時は和服派です。来月もコンサートに行くのですが、さすがに臨月(5人目)なのでしばらく着物はお休みです。海外の方が、少々の着崩れもバレないし、周りの人に喜ばれるので和服でのお出かけは敷居が低い様な気がします。和服+クラシック=これ以上ないくらい大好きな話題です。次回、楽しみにしています!!!

投稿者 kami : 2006年09月30日 04:48


※名前とメールアドレスは必須です。このメールアドレスは公開されません。


保存しますか?




※お断り
・Cafeglobeまたは著者の判断により、断りなくコメントやトラックバックを削除さ せていただくことがあります。ご了承ください。
・当ページの「コメント」に掲載されている「投稿者」名は、Cafeglobeの登録メン バー名と同一人物とは限りません。


マテスク里佐プロフィール

バックナンバー
わたしのガトーバスク (5月27日)
パート・バスク作りの秘訣とは? (5月20日)
カスタードと黒さくらんぼジャム、2つの正統派フィリング (5月13日)
追悼、おばあちゃんとお菓子の想い出 (5月06日)
春の献立、「パイ皮包みの仔羊料理」 (4月29日)
“小嶋ルミさんレシピ”のシュークリームに初トライ! (4月22日)
目玉焼きトーストの朝ごはん (4月15日)
バスクの春景色をお届け (4月08日)
ふらりとスペイン・バスクへ
でもアレをお忘れなく!
(4月01日)
フランス人が大好きな「ジャンボン・ド・バイヨンヌ」 (3月25日)


カテゴリ
お菓子の話
お菓子の話(レシピつき)
バスクのアドレス帳
バスク地方について
バスクの暮らし
パティスリーBasque
ヴァカンス・旅行
食卓のお気に入り
外で食べたおいしいもの
料理の話(レシピつき)
今週の食材


月別アーカイブ
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月