先月からお菓子教室に通いはじめました!とは言っても、パリのお教室なので不定期参加にさせてもらってますが。こうして同じ先生にきちんと継続して教わるのは実にン年ぶり。久しぶりの充実感(紹介してくれたK.Eさん、ありがとう)!

習ったお菓子その1、「いちごのシャルロット」。華やかでいかにもフランス菓子然としてます。
教室といえば、先日こちらのコメントでこんな質問を頂きました。「バスク旅行に行く予定ですが、地元に料理教室はありますか?」。素っ気無いようですが、答えは「ありません」。私も来仏当初は、地元の人に尋ねたりして探していたのですが……。本当に見つかりません。
日本やパリにはあんなにあるのに、なんでここにはないわけ!? 地方暮らしって損だワー、と恨めしく思ったこともあります。が、この土地の地味で堅実な暮らしぶりに感化され始めると、諦めにも似た理解の感覚を持つに至りました。日本が、パリが、特別なのよね……と。
何年か住んでみて私なりに分析したその理由。まずは、優雅な専業主婦の数は少ないです。シビアに言ってしまうと、経済的にも時間的にもお稽古事に費やす余裕ある人は意外に少ないってこと。料理=家事の1つを習うなんて、非常に贅沢なお遊びなんですね。
あとは、料理や味に対して、フツーのフランス人はフツーの日本人ほど貪欲じゃない気がします。悪く言えば保守的、良くいえばとても節操がある。隣国イタリアの料理ですらあまり普及していない点からいっても、この貞操観念(?)はある意味尊敬に値すると思う。
かく言う私は……良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば節操がない日本人代表の1人です。だって、いっつもガトーバスクでは飽きてしまうし、シャルロットやマカロンもいいけど、バームクーヘンだって素敵だし、ウィーン菓子のクラッシックなおいしさも捨てがたい。そして、自分でも作ってみたいという願望がある。この気持ち、「お仲間」の方にはきっと分かっていただけるでしょう。

習ったお菓子その2、ビスコッティ。実は手作りものは初めて、美味!
日本は、ありとあらゆる文化圏の食べ物が手に入るし、お教室や学校に行けば技術もしっかりと教えてもらえるスゴい国だと思います(手間とお金を惜しまなければ、という条件つきですが)。日本人の研究心、器用さ、勤勉さの賜物ですね。これは、食の国と呼ばれるフランスの地方の実態を目の当たりにするからこそ、感じることです。
ともU.K.さん
こんにちは。お名前明記ありがとうー。そちらのお稽古事情はどんな感じなのでしょう?
ほんと一長一短。どちらがいいかって言うよりも、どちらが自分の性分に合うかっていうのが問題ですね。私はどっちが合うのか、未だに分かっていない中途半端モンですー。
てりこさん
ご近辺にはそれこそ教室関係がわんさかありそうな気配ですね。洪水の中で自分を律する術が東京生活には必要ですな。和関係に絞っておられて偉いです。
フルーチェの代替案、別途お送りします。
いや~ほんとに日本はすごいです。お料理教室に限らずもう情報にあふれかえっていてめまいがします。と言いながら一度も教室に通ったことがなく、ひたすら口を開けて心優しいどなたかがおいしいお菓子を作ってくれるのを待ってるだけですが。
マテスク先生、暑い夏に合うようなお手軽デザートなんてありますでしょうか?
最近フルーチェと冷凍庫から出したキットカットばかり食べているていたらくなので・・・
暗に深い共感を覚える文章でした〜。贅沢ができるか否かの余裕の違いを筆頭に、自分たちは一番といつも思い続ける習性か、いつも違うものに魅力を探し出すか。国民性の違いもありますが、どちらも一長一短ですね^^。もちろん、私も節操がないほうですよ。
kamiさん
こんにちは。やっぱり!英国でもフラワーアレンジメントのお教室は極一部の世界ってことですね。イギリスの人たちのお花のセンスは天性のものなのかしら、と旅行中に思いました。
里佐さん
パリまでお教室通い、何て優雅!私が住んでいる田舎もバスクと事情は同じです。英国なのにフラワーアレンジメントの教室さえ殆ど見掛けません。都会と田舎は格差がはっきりしています。でも、この田舎の価値観にどっぷり浸ってしまうと、それはそれで良いものですよね。人に自慢できる様なおしゃれな文化生活はないけれど、歩いていると見知らぬ人にも声を掛け合う様な、心豊かな時間は都会にはないですから。