「バスクのアドレス帳」。レストラン編。
昨年9月の「パリジャンと巡るおいしいごはん」回にも登場しました。パリジャンならずとも、明るい季節を迎えると必ず足を運びます。我が家から国道で50分、ちょっとした山ドライブもかねて。山バスク奥深く入ったところ、スペインとの境はすぐそこです。
春の訪れとともに開業し、秋が深まる前に休業するという春夏限定のホテル・レストランです。とは言え、派手なヴァカンスムードではなく、しっとり落ち着いた雰囲気が心地良い。創業1世紀以上も経つ老舗だということ、最近になって私も知りました。然もありなん、という感じの落ち着いた1軒です。

大きく枝を広げたプラタナスの葉っぱが天幕の代わり。風が吹くとそよそよと音をたててます。
ロケーションの素敵さは秀逸です。澄み渡ったおいしい空気、小川のせせらぎの音、テーブルの上にゆらゆら揺れる木漏れ日。この空間全体がご馳走の一部です。自然の演出効果はおいしい料理をさらにおいしく感じさせてくれます。

まるで舞台のスポットライトのような木漏れ日の光。
スペシャリテは、何と言ってもとびきり新鮮なニジマス。店の真横を流れるニーヴ川はニジマスの宝庫なのです。そして、こんな新鮮なニジマスを加熱調理するほどバスクの料理センスは野暮ではありませぬ。必ず、「カルパッチョ」か「タルタル」、生の状態で供されます。ニジマスはバスク料理の密かな逸品ですが、ここの新鮮さは群を抜いてます。川から厨房までのフードマイレージはたった10メートルなのですから!

ご覧の通り、川はすぐそこ。ラッキーだと、副シェフが自らニジマスを捕る様子を見ることが出来るそうな。

本日は「タルタル」でした。レモンを絞るのを忘れてしまうほど、クサみは全くなし。サワークリームのソースを添えて。
その他、これまた地元名産の仔羊料理なども美味。バスクの素材力をがつんと感じてみたい方はお足運びを。そして私と同じく、海よりも山派な方には絶対におすすめです。
Arcé (3月中旬~11月中旬の営業)
route col d’Ispéguy
64430 St-Etienne de Baïgorry
tel 05.59.37.40.14(要予約)
fax 05.59.37.40.27
山派なのでとても魅力的です。サンジャンドリュズに2泊するのですが、1泊をArceにすることを検討しています。街もじっくり見たいのですがArceは昼食だけにしておいたほうがいいでしょうか。サンジャンドリュズのホテルが混んでいてHotel de la plageが取れずmadisonというホテルになりそうです。評判などご存知でしたらお知らせください。
まつさん
はじめまして。コメントありがとうございました。
バスク料理教室、バイヨンヌ~ビアリッツ近辺では聞いたことありません。私もいっとき探し求めたことあるのですが。地元料理をお金払って習うっていう発想はないのかも、という結論に達しました!
こんにちわ、初めまして!7月8日からヴァカンスでバスク地方に遊びに行くのでお料理教室を検索していたところ辿り着き拝見させていただきました。素敵なHPですね♪ヴァカンスがとても楽しみになってきました…私達はビアリッツに滞在しますが、その周辺でバスク料理の習えるお料理教室をご存知でしょうか?(仏語でもOKです)パリにあるバスク観光協会にも行きましたが発見できず…もしご存知でしたら教えていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします☆
masamiさん、こんにちは!
いよいよ夏を迎えました。といっても、猛暑の可能性もあるから油断なりませぬ。
ロンドン行ってきたのですね。快晴の日のお散歩、素敵でしょうねー。あー、ロンドンが私を呼んでいる!あの頃に比べてぐっとあの街が好きになった私です。
素敵なレストランですね。今ヨーロッパとても素敵な季節に入りましたね。ついこの間ロンドンに行って来ました。ロンドンもこんなにいい天気はない!っていうくらい天候がよくて、友達と二人(プラス元気な男の子一人)と公園でのんびりできました。本当にこんな素敵なレストランで新鮮なニジマスを食べれたら幸せでしょうね。いつか食べに行きたいです。