今回は普段とちょっぴり違うバスクの風景をお届けします。
かのイッツァス村、古い美しい教会の横を通り過ぎ、Pas de Rolandの標識にむかってどんどん車を走らせると、山道にぶつかります。道幅が狭まっていくのと並行して、景色はどんどん荒々しい様相に。頂上まで上ると、下界とは全く違ったバスクの景色が望めます。

山の頂上から見下ろすスペイン側バスクの谷。非常にワイルドな風景です。
山の名はArtzamendi「アルツァメンディ」、バスク語で「熊の山」の意味。名前もかなり野性的、でも実際には熊はいません。大昔は本当に生息していたのかも? 山から見下ろすと、羊の群れがあちこちに見え、首の鐘がカランコロンとこだまして聞えてきます。あちこちに馬も放牧され、草をはむはむしています。

正式には馬ではなく、馬とロバのあいの子のような動物。気が荒いとかで、あまりチョッカイを出さない方がいいらしい。
ビュービュー風が吹く山の頂上に腰をおろして、お弁当を広げる。農家で直買してくるブレビ(羊乳のチーズ)とパン、そして水。登山用ナイフでチーズを切っては食べて、切っては食べる。大きな塊のブレビが見る見るうちに消えていく。おにぎりがそうであるように、青空の下で食べるチーズとパンも屋内で食べる時とまた違っておいしい。お弁当パワーはどこも一緒です。
とは言え、月日が経って我が家のピクニック弁当も変貌しました……。「チーズとパン」は初年度だけで終わってしまった。一回、「おにぎり&卵焼き&お漬物」のお弁当をこさえたら、夫もおとなしく日本のお弁当派になってしまったので。で、あれ以来チーズ農家へ行く回数も、めっきり減ってしまったというゲンキンな我々です。

M夫妻ともハイキングへ出かけたときの貴重な写真。
とにもかくにも、薫風香るこの季節は絶好のピクニック日和です! 皆さんも、お気に入りな場所にお弁当持って出かけてみませんか?
Nevalinさん
反応遅れてすみません。
普段もおにぎり派なのですね。我が家はお弁当の時くらいです。でも、セットが売っていたら嬉しいかも。TGVとか空港に売ってくれていたら最高です。夢のまた夢の話ですね。
マテスク様
おにぎり!
私のパートナー(やっぱりフランス人)も、おにぎり好きです。
特に、子供向けみたいなふりかけを混ぜ込んで作ったのが好きみたいで、うちで「ご飯」を食べるときにもおにぎりにして、といいます。
フランスの大学町で、大学生向けに「おにぎりとお味噌汁と小さなおかずセット」を日本風の名前をつけて売り出したら、絶対人気になる!!!と彼は確信しておりますが、いかに。