更新日:2008年5月27日

バスク地方の暮らしとお菓子のレシピ「バスクの砂糖壺」


バスク地方は、フランス南西部~スペイン北部に広がる緑と水のゆたかな土地。お菓子とおいしいものが大好きなマテスク里佐さんのオーブンからは、今日も甘くて香ばしいいい匂いが立ち上っています。里佐さんがバスクで出会い・学んだお菓子やお料理、そして人々の暮らしの様子について、レシピとともにお届けします。

文=マテスク里佐
   

プチ・ホテルの朝ごはん、3つのサンプル




   先日、久々に写真ファイルの整理整頓をしました。撮るだけ撮ってパソコンに放置しておくまではいいのですが。要らない写真はさっさと潔く処分し、残りは見やすいように分類しておかないと、後でやっかい。これって、部屋の片付けと同じですよね? 皆さんはどうやって写真をファイリングしていますか? お知恵ありましたら、拝借させてください!

   整理中、「朝ごはん」の写真が結構たまっているのを発見しました。バイヨンヌ→パリへ上京する際の、途中泊した宿での朝ごはんです。

   ちゃんとお気に入りの常宿があったのですが、実は昨年秋に思わぬ事件に遭遇しまして。宿で取った夕食で「毒キノコ」に当たってしまったのです。後でいろんなフランス人の話を聞くと、「化学変化」ゆえのアクシデントで、割とありがちな話なのだとか。おそろしや。幸いキノコへの後遺症は残らなくて済んだけど、あの宿に泊まるのはもう無理。なぜって、食事そのものではなく、苦しみもがいたあの部屋がトラウマになってしまったので。

   そんな少々情けない理由で、新たな宿探しに。同じエリア、ランク、似たような雰囲気の何軒かに泊まりました。

   フランスの朝ごはんって、そもそも極シンプルなので、内容には大した差はありません。だからこそ紙一重と言ってもいいでしょう。ただの素っ気の無い朝食になるか、ぽっと心に元気を与えてくれる朝食になるか。

   1軒目はこちら(ポワトゥ地方)。


朝からものすごく気合入ったテーブルセッティングに目を見張る。りんごジュース、ヨーグルト、そしてりんごのコンポートも。

   2軒目(ポワトゥ地方)。


プチ・シャトー・ホテルにも関わらず、部屋もとっても「プチ」で、朝ごはんはパンと蜂蜜、飲み物だけのセルフサービス。使用している食器や小道具をとんでもない高額で販売していて興醒めでした。シャトー、ただそれだけっていう宿だった……。

   3軒目(ロワール地方)。


ミシュランのビバンダムマーク付きだったので期待して行ったら、案の定素晴らしく感じ良かった宿。ひとつひとつがとても丁寧で温かみを感じた朝ごはんでした。杏ジャムのおいしさに、思わずバゲットが進む。


部屋から見えた、ロワール地方の小さな町の朝の風景。

   以上が、私の朝ごはん比較日記。これで新たな常宿が決定しました。今後上京の際はここを利用します。3軒目です!

コメント (7) | トラックバック



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こまつさま、コメント久々に頂きありがとうございました。相変わらずいろいろとトライして頂いてるようで光栄です!

kamiさん
イギリスの朝食もなかなか特徴的ですよね。昔、コッツウォルズでB&Bを数軒巡ってとても良かった
思い出あります。またいつか行きたいものです。

てりこさん
ちゃんとアルバムを製作しているなんて偉いですね。我が主人の写真で家にあるのは、てりこさんに現像して頂いたものくらいです。
フランスの宿は中身と外見にかなりのズレがあるんで行ってみてのお楽しみってところが大きい気がしますです。

もかさん
お庭のきのこ、絶対に手を出さない方がいいですよ!断言。いかにも毒々しいものよりも、ソックリさんのが恐ろしいのです。
保存状態とかによっても微妙に変化していくそうです。


投稿者 マテスク : 2006年05月20日 18:52

こんにちは。ご無沙汰してます。
きのこ中毒、大事に至らず幸いでした!
いま丁度、庭に肉厚のおいしそうなきのこがにょっきり生えてます。表のほうには平茸みたいなのも。本で見ても似たようなものが多く判断がつきません。
食べられないのかなぁ~??誰か詳しい人いないかな~~と思っていたのですが、食べられる筈のきのこでも事故ってあるのですねぇ。

投稿者 もか : 2006年05月19日 01:59

私も今日写真の整理をした所です、いや~奇遇ですね!とは言っても私のほうはデジカメではないので、ひたすら写真アルバムに入れるという地味~な作業でしたが、おたくのご主人の写真が結構発掘されました。
私は「プチ」シャトー・ホテルの朝ごはんの写真に一番惹かれてしまったけど、まだ見掛け倒しのものを見極める力がないということでしょうか?

投稿者 てりこ : 2006年05月18日 20:31

里佐さん
フランスの朝ご飯は本当にシンプルですよね。でもセッティングがさすがおしゃれ!朝ご飯と言えば、イングリッシュブレックファストです。我が家の辺りは田舎なので、B&Bやゲストハウスなどでも昔ながらのボリューム満点な朝食が頂けます。ちなみにウェールズでは勿論「ウェルッシュブレックファスト」と言うと、宿のご主人が得意げに教えてくれました。内容はイングランドと同じなんですけど・・・。民族の誇り、恐るべしデス。

投稿者 kami : 2006年05月18日 06:01

里佐さん
砂糖壷のコメントお久しぶり・・・キッシュは、きのこ・アスパラ・ほうれん草と色々楽しんでます。ケーキの最高は、アップルトルテ・・・やみつきになりました.素晴らしいバスクの紹介毎日見てます.楽しいですね。ピアニスト紹介します。池田珠代さん。パリ音楽院の教授で、ご主人も、ピアニストで教授素晴らしいご夫婦です。バスクにお友達が沢山いらっしゃるとのこと、バスクには、よくいらっしゃるそうです。メール届かなかったみたいなので、砂糖壷のコメントをお借りしました.よろしくお願いします.バスクには、一度行きたいといつも思いながら見てます.次回、次回・・・・・・楽しみにしてます.れいこ


投稿者 こまつ令子 : 2006年05月16日 22:49

kazさん、ではでは今度大当たりの宿があったときは紹介してまいります。ドイツ・オーストリアの朝ごはん、確かにフランスと全く違いますよね。オスタペの朝食はいかがでしたか?ひょっとしてあのジャムが朝も登場するとか?

投稿者 マテスク : 2006年05月16日 20:07

朝ごはん。大事ですよねぇ。私も朝ごはんのおいしい宿にリピートしたくなります。
おっしゃるとおり、フランスの朝ごはんは大変簡素なので、いつもあまり期待しておりません。たまに大当たりなところがあるので、是非どんどん紹介してください。できれば「ここは!」というところは、ホテルの名前も。。。(ずうずうしくてすみません)
フランスで泊まった宿で今までの一番は、グルノーブル近郊のホテルでした。名前も何も覚えていないのが、私のばか! ヨーグルト、ジャム、パン、ペストリー、卵…、確かサンドイッチもついていました。もう20年ぐらい前のことだけど。どこだったのだろう。
ちなみに、私にとっての朝ごはんNO.1は国ではドイツ・オーストリアです。

投稿者 kaz : 2006年05月16日 09:58


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