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真冬の甘い保存食つくりその1 「オレンジのビター・マーマレード」
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カテゴリ:
お菓子の話(レシピつき)
2006年01月17日
 昨年も家族親戚向けのクリスマスプレゼント選び、本当に頭を悩ませました(同じ苦労をされた方もたくさんいますよね?)。もう物質的に充分満ち足りているはずの人にほとんど無理矢理に何かを見つけるって、なかなか大変です。資源の無駄だなぁ、なんていう罪悪感にも似た感情が湧いてくることもしばしば。
しかもフランスではメイン・プレゼント(服とかバッグとかそんな類)とサブ・プレゼント(本とかちょっとした小物系)の2つを各人に用意する慣習が出来上がっていて、この「ちょっとした」ってところが意外にやっかいなのです。
そこで今年私が出した提案は、「サブはせめて消えてなくなる食べ物にしない?」日本のお歳暮スタイルにしちゃいましょうよ、ということです。
パリ在住の親戚の方々にはバスクの特産品の詰め合わせなどを、そして義父母には私が作った甘い保存食を用意することにしました。

ベネチアの紙屋さんで買ったお気に入りのラベル・シールを貼る。お手製の保存食には賞味期限を付けるのは難しいゆえ、せめて作った年月をお知らせしておきます。
今回ご紹介する「オレンジのビターマーマレード」は義父用に作ったものです。朝食は必ずビスコット+ジャムという義父にとって、ジャムは欠かせない食品だし、とりわけ大のマーマレード好きなので。ふやかすために水に漬け込む時間2日間、砂糖を浸透させるために休ませる時間2日間、と出来上がりに6日間かかってしまうスローな作り方ですが、苦味も甘味もほどよく効いた味わいになります。
とりあえず義父はとても喜んでくれた模様なので、毎年このお歳暮形式を慣習化してしまおう!と企んでます。

day1~3。オレンジをゆでこぼす→水に浸す。

day4。 2日間水に漬けた後のオレンジは、すっかりふやけて気の抜けたゴムボールみたいな感触。

day6。家中がオレンジの香りになりました!
●「オレンジのビター・マーマレード」作り方
(出来上がり量約800g)
オレンジ……1kg(5~6個)
レモン汁……1個分
グラニュー糖 ……700g
1.オレンジはこするようにしてよく洗う。太い針を使って、オレンジの皮に等間隔に穴をあける。(後の作業の浸透をよくするため)
2.大鍋にたっぷりの湯を沸かし、オレンジを2~3分茹でこぼす。再びたっぷりの湯の中で15分ほど茹でる。
3.ザルにあげて水けをきったオレンジを、冷水をたっぷりはったボウルに入れて36~48時間ほど浸しておく(皮をやわらかくさせて砂糖を染み込ませやすくする)。
4.水気を切ったオレンジを皮ごと乱切りにする。これをフードプロセッサーにかけて、皮が粗微塵になり、身と皮がどろっと一体化するまでカットする。
5.4をほうろう鍋に入れ、グラニュー糖を加えて火にかける。かき混ぜながら沸騰させる。アクを取りながら、10分間煮る。
6.ボウルなどにうつしてラップをかけ、36~48時間ほど休ませる(砂糖を浸透させるため)。
7.6の1/3量~1/2量(好みで調節)をフードプロセッサーにかけてざらっとしたピュレ状にする。残りに戻して、全体をあえる。
8.再びほうろう鍋に入れ、レモン汁を加える。火にかけて沸騰させ、20~25分間煮る。
9.あらかじめ煮沸消毒しておいた瓶に素早く詰める。縁ぎりぎりまで詰めてフタをし、瓶をひっくり返した状態で冷ます。
コメント (29)
初歩的なことですがオレンジを茹でた後36~48時間ほど浸すとありますが水は取り換えずそのままでしょうか。ジャム作り初心者です。
投稿者 春雪
: 2008年03月29日 10:42
投稿者
: 2007年07月31日 22:41
ジョーンズエミさま
コメントありがとうございます。
そろそろ冬支度の季節ですか。
グレープフルーツの木がお庭にあるんて
羨ましいです!
投稿者 マテスク
: 2007年05月31日 15:54
オレンジマーマレードのレシピをgoogleで検索したところ、マテスクさんのブログにヒットしました。5日間の工程を終え先程、瓶詰めにしたところです。私は、西オーストラリアのパースに住んでおり、こちらはそろそろ冬仕度です。庭でたわわに実をつけているグレープフルーツ、レモン、ライムが色づきはじめました。マテスクさんのレシピをまた使わせていただきます。まずは、お礼まで。
投稿者 ジョーンズ エミ
: 2007年05月29日 15:40
Barellyさま
夏みかんでももちろん同じ美味しく出来上がると思います。
ただ、甘みや皮の白い部分の厚みがだいぶオレンジとは違うはずなので、その辺の微調整はした方が良い気がします!
投稿者 マテスク
: 2007年03月11日 00:51
今までスライスで作っていましたがこれはまた違った感じでおいしそうですね。甘夏みかんバージョンでもできるでしょうか?
投稿者 Barelly
: 2007年03月10日 20:04
junさん
ほうろう鍋をおもちでなければ、底の厚いステンレス鍋で。酸で影響を受けるアルミ鍋は避けてください。
投稿者 マテスク
: 2006年03月13日 17:22
我が家にはほうろう鍋がありません。ほかの鍋ではダメでしょうか?また、ほかの鍋を使用する際、注意点はありますか?
投稿者 jun
: 2006年03月13日 12:48
里佐さま
こんばんは!
お返事ありがとうございます。
実は我家にはハンド型のフードプロセッサーしかなくてオレンジの半分はザクザクとスライスしたり、みじん切りぽっくしたり・・・やっぱり、大きなフードプロセッサーフードを購入しようかなぁ。。。っと思っていたところ里佐さんのお義父様の言葉でオレンジの大きさはお好みでいいですね。
でも、次回はザクザクではなくフードプロセッサーバージョンを作りたいと思います!
今日はホットケーキを焼いてビターマーマレードで頂いたのですが、クレープシュゼットのレシピをアップして下さっていたので作ってみたかったです。。
明日、早速作ってみますね☆
おいしい日になりそうです(笑)
投稿者 riko
: 2006年03月12日 23:02
rikoさん、レポートありがとうございました!
満足の仕上がりになったようでこちらも嬉しいです。なんといっても香りがいいですよね。
私の方は、これを作ったきっかけの義父のコメントを先日もらいました。「今度はもうちょっとオレンジの皮を大きく刻んでくれ。」と。横着して機械に頼ってしまいましたが、やっぱり手で刻んだほうがいいのかなぁと思ったり。複雑です。
投稿者 マテスク
: 2006年03月10日 16:28
里佐さま
こんばんは。
昨日ビターマーマレードとうとう完成しました!
最後に煮詰めている時には少しずつキラキラ輝いていくのをみてドキドキしてしまいました。
今朝の朝食に頂いたのですが市販のモノとまず違うのは香りですね!そして、美味しさ!
私でもこんなに美味しいマーマレードが作れたのも里佐さんの丁寧なレシピのおかげです。
ありがとうございました☆
週末にはカトルカールを作ってみますね。
次のスコーンのレシピもとっても楽しみです。
投稿者 riko
: 2006年03月09日 22:19
rikoさん、
来週のマーマレードの仕上がり、楽しみですね。ヌカ床のすごさにはかないませんが!
カトルカールをうすーくスライスしてちょっぴりのせて食べる方法、おいしいです。または甘味がごく淡いスコーンによく合います。
近々、これを使ったデザートもご紹介しますのでご覧になってください!
投稿者 マテスク
: 2006年03月06日 05:13
里佐さま
こんにちは。
ガトーチョコラに続いてビターマーマレードを作る事にしました。
ビターマーマレードはまだ頂いたことがありません。
きっと、甘いのが苦手な方にも好きになってもらえそうなマーマレードかなって思いました。
今日は初日なのでオレンジを茹でました。
1週間が楽しみです。
母は「大切に作るところはヌカ床みたいね」って言ってました(笑)
出来上がったらカルトカールを作ってこのマーマレードと一緒に頂くのもいいなぁって楽しみにしています。
カルトカールとビターマーマレードは合いますか?
日本はまた寒さが厳しくなりました。
今日は雪もチラチラ降っていたんですよ。
投稿者 riko
: 2006年03月03日 21:27
マテスク里佐さま
まだですぅ~(^^ゞ
了解です!
若干短めでとろりんマーマレードがんばります
(^^)v
投稿者 macha
: 2006年02月14日 23:39
machaさん、
夏みかんマーマレード、着手されましたか?
とろ~んを目指すなら、最後の火の通し方は若干短めをお奨めです。ペクチンたっぷりなので、冷めるとだいぶ固まります。
投稿者 マテスク
: 2006年02月14日 17:11
マテスク里佐さま
早速のお返事ありがとうございます。
夏みかんでも出来るんですね。(^^♪
良かったぁ、早速作ってみます。
里佐さんが作った様なとろ~んとした美味しいマーマレードが出来ると良いなぁ~(#^.^#)
投稿者 macha
: 2006年02月12日 07:26
machaさん、はじめまして。
コメントありがとうございました。夏みかん!いいですね。
白い部分(これが苦い)がしっかり分厚いですよね?なので、この作り方で皮を全部入れてしまうと相当苦くなるかもしれません。ステップ4の段階で、白い部分をちょっぴりだけ残して、あとは切り取ってしまう方法はどうでしょうか?
投稿者 マテスク
: 2006年02月07日 22:11
マテスク里佐さま
始めまして、いつも楽しく読ませて頂いてます。
質問なんですが、夏みかんを沢山頂いたのですが、オレンジと同じようにマーマレードが作れますでしょうか?皮の苦味がいい感じに残れば良いのですが、えぐみになるとチョッと嫌だなって思いまだ作っていません。宜しくご指導お願いします。(#^.^#)。そしてずーっときになっていた「コンフィ」が解決してすっきりしました。
投稿者 macha
: 2006年02月07日 15:02
オレイリーさん、はじめまして。
コメント、ブログのご紹介とありがとうございました。マーマレードの作り方、気に入っていただけたようで光栄です。バニラアイスとの組み合わせ、私も大好きです。
投稿者 マテスク
: 2006年02月06日 16:53
はじめまして。
先週主人のご両親が遊びに来た時に
庭で取れたという大きなオレンジを
たくさん持ってきてくれました。
カットして食べたり
ケーキや料理に使ったりしましたが
ジャムも作ってみたくて
検索してたらこちらにたどり着いたしだいです。
日数はかかりますが
簡単レシピなのと
どのような味なのかという興味もあって
作ってみましたが
ホントにおいしいですね。
パンにもヴァニラアイスにも合います。
これからはオレンジママレードが食べたくなったら、
このレシピを使わせていただきます。
私のブログでも紹介いたします。
そのご連絡もかねて。
投稿者 オレイリー
: 2006年02月05日 09:41
お多福さん、フォーションのは甘かったですかー。どこの国も日本人ほど苦味に重点をおかないのかもしれませんね。お店の人の台詞が何よりもの証拠!
hollyhockさん、marilleさん
いつか作って頂けたら嬉しいです。ふと私もこれとスコーンとクロテッドクリームの組み合わせが食べたくなってきました。
投稿者 マテスク
: 2006年01月19日 16:27
こんにちは、marilleです。
時間をたっぷりかけて作るマーマレード、おいしそう!冬のオレンジは、小さい太陽みたいで心が元気になっていいですね。仕事が一段落したらつくろうかな。
昔近所に、柑橘類なら何でもジャムや皮の砂糖漬けを作れるすごい小母さんがいたのですが、小母さんの台所もいつもこんな感じだったのかなあ、とマテスクさんの写真を見ていてふと懐かしくなりました。
投稿者 marille
: 2006年01月19日 11:11
さすがに2時間も「煮る」と、フレッシュとはいいかねました…イギリスは何でもゆですぎるので、なんとなく疑問はありました。次回は、里佐さんのレシピで挑戦してみます。
投稿者 hollyhock
: 2006年01月19日 03:06
後日談です。
フォションのビターマーマレード、全然”ビター”ではありませんでした。とほほほ・・・。今カナダ在住なのですが、お薦めのWilson & Sonsを取扱っている、いわゆるグルメショップに飛んでいったのですが見つけられませんでした(店員に聞いたら、そんなの聞いた事が無い、しかも何でわざわざ”苦い”マーマレードが欲しいんだと言われてしまいました。ははは。)やはり自分で作るのが一番みたいですね。重ね重ね、レシピ、ありがとうございました。
投稿者 お多福
: 2006年01月19日 01:15
hollyhockさん、もかさん
コメントありがとうございます。
やっぱりジャム作りって皆さんとても好きなのだなぁと再確認しました。
私も何を隠そう、Nigella Lawsonの番組のファンです。雰囲気たっぷりだし、あのキッチンや食材倉庫室がうらやましいです。「2時間」となるともはや「煮る」ってことですよね?フレッシュさが飛んでしまいそうな気がしないでもないですが、そこがNigellaマジックでしょうか?
投稿者 マテスク
: 2006年01月18日 16:39
理佐さん、このレシピ、私もとってもうれしい!&タイムリーです。Thank you!! 一昨日、パーティー用に買って余ってしまったラズベリーでテキトーにジャムを作った所、夫に大うけでうれしくなり、マーマレードも作りたいなぁと思っていた所でした!アメリカのドラマ「Friends」でモニカが朝市で仕入れた果物で次々ジャムを作るシーンがあるのですが、なんか良くわかります。オレンジ、苺、ブルベリーとなんか次々ジャムにしてしまいたい。。。
投稿者 もか
: 2006年01月18日 04:01
マーマレードの国(?)イギリスからです。オレンジを「ゆでる」というのは、なんだか楽しいですね。こちらで人気のNigella Lawsonの本に出ていた「クレメンタイン・ケーキ」でも、クレメンタイン(みかんの大きさのオレンジ?)を里佐さんのレシピの「4」の状態にしたものを使ってました。アーモンドパウダー、卵、ベーキングパウダー、砂糖を混ぜて焼くだけで簡単ですが、とてもおいしかったです。そのレシピでは、オレンジを「2時間ゆでる」だったのですけれど、冷水で2日浸す方が味わいが残るのでしょうか?
投稿者 hollylhock
: 2006年01月17日 23:21
お多福さん、コメントありがとうございました。
偶然にもタイムリーだったようですね!こちらも嬉しくなりました。
私にとってもマーマレードはどちらかいうとイギリスのイメージです。イギリスものではWilson&sonsがおいしかった記憶ありです。
オレンジの種類って実はかなりあるので、限定するのは難しいのですが、出来るだけ皮が薄めで小ぶりなオレンジで。甘みしっかりオレンジなら砂糖60%くらいでもOKかも?調節してみて下さいね!
投稿者 マテスク
: 2006年01月17日 21:53
里佐様
ビターオレンジマーマレードの作り方、ありがとうごさいます~!! ずーっと昔に食べた事があって、それ以来探しまわっていたのですがなかなか見つからず、
先日旅行でいったパリのフォションで見つけたときは店内で小躍りしてしまいました。考えるに、ビターマーマレードはフランスの食べ物なのでしょうか。マーマレードだからイギリスに違いないとイギリスのメーカーでばかり探していたのが間違いだったのかなと思ったりしています。それはともかく、そのフォションで買った貴重な一瓶を食べきってしまったらどうしようと思っていた矢先のヒジョーにタイムリーな記事に思わずガッツポーズを取ってしまいました。早速マーケットに言ってオレンジを買ってこようと思います。おすすめのオレンジの種類はありますか?個人的にはネーブルオレンジが好きなのですが、マーマレードにするには甘すぎるかもしれませんね。
とにもかくにもありがとうございました。
どうぞ良い冬をお過ごしください。
投稿者 お多福
: 2006年01月17日 04:12
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