最近「コンポート」づいています。なぜなら7月は果物ラッシュの月。杏、白桃、黄桃、ネクタリン、数種類のプルーン。それからちょっと早めの葡萄も出てきたし……。フルーツ売り場は、濃淡いろいろの暖色で埋め尽くされています。狙いを定めて買い物へ出かけても、カラフルな果物を目の前にするともうダメ。まるで何かに追い立てられるように買ってしまい、後から慌てて消費方法を考えるような毎日を送っている今日この頃です。
今回取り上げるのは白桃。日本人としては、何となく懐かしさと親しみを感じて、心動かされる果物です。「水蜜」という言葉がしっくり当てはまる日本の繊細な美しい桃に比べると、フランスの桃はどこか素朴というか野性的なお味。水分が若干少ない代わりに、繊維がしっかりしていて味が濃い印象をうけます。でもその分、香りはとっても深いのです。
桃はお菓子ではなく、断然「デザート向き」の果物。その証拠にこの時期、レストランのメニューには桃を使った素敵なデザートがたくさん見つかります。桃のスープ、桃のコンポートのアングレーズソース添え、桃のソテーなど。

桃とバニラ。ありきたりな組み合わせだけど、やっぱり王道の組み合わせ。
フランス的だなと感心するのは、バニラだけではなく、趣向をこらしたハーブやスパイス使いが見受けられること。先日レストランで頂いた桃のコンポートにも、コショウの香りがピッと効いていました。敢えて正反対の強い香りを持ってくることによって桃の優しさが引き立っていて不思議なおいしさ。香りのマジック、そしてそれを遊び心たっぷりに実行するセンスって素晴らしい!
とはいえ自分で桃のデザートを作るとなると、まだまだ平凡にレモンとバニラの風味で落ち着いてしまってます。いつか私も、デザートにコショウ使いが出来るような達人になる日は来るのでしょうか?

桃が綺麗なピンク色に染めあがったときに作るのはこちら。とろとろのバニラのアイスクリームとフランボワーズソースでいただく「ペーシュ・メルバ」。
●「桃のコンポート」作り方
白桃……4個
砂糖……100g
水……500cc
レモン汁……1/2個分
バニラ……適量
1.桃の皮を湯むきする。鍋に湯を沸かした中に桃を数秒間入れた後、冷水にとって皮をむく。
2.シロップを作る。鍋に水、砂糖、バニラを入れ、中火にかけて沸騰させる。
3.2の中に1の桃とレモン汁を入れ、再び沸騰直前まで温めて火からおろす。しばらく置いて冷ましてから、再び火にかけて沸騰直前まで温めて火からおろす。
4.そのまま冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
※これは、程よく熟れた桃で作る場合の作り方です。まだ固い桃の場合は、沸騰したシロップの中で桃を5~10分煮てあげるとおいしくなります。

湯むきした皮は、まるでバラの花びらのよう。色の濃い部分をシロップの中で桃と一緒に煮出してあげると、シロップがほんのりピンク色に染まります。
「桃 コンポート」でここまで来ました
早速試してみます!
おじゃまします。桃を頂いたので
コンポートにしようと思い、
この ブログにたどり着きました。
参考にしてみます。
hijiriさんこんにちは。胡椒使いのコンポート、黒い粒粒を見てバニラビーンズだと思いきや、コショウだったのでびっくりしました。
この間、私も桃のコンポート&ジャム、作りました。
胡椒を使うなんて思い付きもしなかった!今度は試してみようかな。凄く大人っぽい味になりそう。