更新日:2006年3月23日

おしゃれはバッチリ、海外旅行もひと通りしたしワインも焼酎もそれなりわかった。そんな私たちだからこそ、次に挑戦すべきは「オシゴトのスキル」。HR(人材)トレーナーの道を歩き始めた著者が、上司や部下とのコミュニケーション術、天職の探し方、そうは言っても弱っちゃったときの元気アップ方法……などなど、どんな職業の人にも必ず役に立つテクニックや情報をおすそわけします。

文・写真=Mari

   

天職の探し方 その4 ~完結編~

   3回にわたって書いてきた私のFinding Nemoならぬ、“Finding 私の天職”話ですが、やっと(??)今回が最終回ですので、あと少しだけお付き合いくださいね。

●運命の出会い!?
   前回の続きになりますが、同僚に誘われた花火大会で出会った男性(後の同僚)に渡された名刺には、まぎれもなくあのForbes誌で見たわが社の名前があったのです! 私は、思わずそのことを確認すると、打ち上げ花火の大騒音をよそに、彼にあの記事で人材トレーナーという職業にとても興味を持ったこと、将来的には人材を扱う仕事をしたいと思っていることなどを興奮気味に伝えました。

   そして、さっそく彼の「一度遊びにおいでよ」という社交辞令を真に受けてオフィスに押し掛け、元気社長とのランチアポも取りつけ、まだ前職を辞めてもいないのに、その手にレジュメを握らせて「入れてくれたら何でもする」と約束したのです。

   それだけではプッシュが足りないかも?と思った私は、「私を雇うと、こんないいことがあるぞリスト」を送ってみたり、「ハ~イ! 調子はどう??」なんてご機嫌伺いメールにかこつけてプレッシャーをかけてみたりしては自己アピールを続けます。そして、ついには、半年後の採用計画の候補に挙げてもらう約束を取りつけたのです。

   そこでおぼろげにも光が見えてきた私は、経験不足を補うためにキャリアカウンセラーの資格を取るべく、2度目の退職をします。そして何と!そのすぐ後に、今度は元気社長のほうから声がかかり、再び彼に会うことになるのです。

   私が資格取得のために退職したことを告げると、彼は頭を下げながら「オツカレサマデシタ」と言ってくれました。その時の私には、それ以上に心に響くねぎらいは無く、いたく感激していたところ、彼から欠員が出てポジションに空きが出たこと、見習いトレーナー+事務担当という条件で今すぐにでも来て欲しいことを告げられたのです。そして、それから私の新たなキャリアがスタートし、このような形で皆さんに修行成果のおすそ分けができているという訳です。

●何でも面白がる気持ちを大切に……
   当時のことを今振り返って、自分でもよくやったよなぁと思います。でも、不思議と「好きなことを仕事にできなかったらどうしよう」という不安や焦りよりも「やるだけのことはやったと思えば、ダメでもあきらめがつくだろう」という思いの方が強く、それが私を動かしていたように思います。

   また、人材会社がお膳立てしてくれた最初の「転職」とは違って、「天職」のための「転職」は受け身ではダメ、待ってるだけじゃダメ、迷うくらいならやっちゃえ!くらいの気持ちで、そのプロセスを楽しんじゃっていたように思います。そして、それは以前にも登場したロールモデルの方から「仕事はね、何でも面白がる気持ちを忘れないで!」という言葉をもらっていたからかもしれません。

   もちろん、私の選んだ方法がベストなのかは分かりませんし、しつこいですがこれは「キャリアアップ」の成功事例でもありません(自分で選ぶキャリアにアップもダウンもないと思うので……)。ただ、あくまで天職を見つけて仕事にした一例として、今後のキャリアで悩んでいらっしゃる方への何かしらのヒントになればうれしく思います。

   では、次回は再びお仕事スキルの話に戻りますので、お楽しみに!


これがわが社のPR用マップ。一目で事業内容や顧客にどんなサービスを提供できるかが分かるようになっています。もちろんイメージはハワイの島々。

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天職の探し方 その3 ~やりたいことは仕事にすべき?編~

   段々寒さも和らいで、春らしくなってきましたねー。アオキ取締役に触発されて?今年は愛車のママチャリで遠出でもしてみようかと思う今日この頃です。

●天職=仕事?
   さてさて、私の波乱万丈の?天職物語も佳境に入ってきましたが、ここで一つご理解いただきたいことがあります。

   これまで「天職の探し方」ということで私の経験を書いてきましたが、それは 決して「天職を見つけて仕事にすべし!」と思っているからでは なく、ましてや「成功の秘訣をお教えします」なんて思い上がった考えからでもありません。仕事に対する考え方は人それぞれだし、それぞれであるべきだとも思います。事実、やりたいことを見つけても、現状に満足しているから転職するつもりはないという人の方が多いのではないでしょうか。私もかつてはそう思っていましたし、実のところ、やりたいことを見つけてからそれで食べていくまでにかなり時間がかかっているのです。

   ただ、もし天職を見つけて仕事にしたいと思っているのに、自信や経験のなさから「できない」と思っているのであれば、それは違うのでは?と思います。疑う余地のない実績や能力から入る「転職」と違って、「天職」は固い決意やかなりの熱意がないと仕事にすることは難しく、要は自分の気持ち次第なので「できない」と思ってしまうからできないのだと思うのです。逆に、「やりたい、できる!」と信じていれば、こんなことも起きますよ~ということで、続きを書いていこうと思います。

●初めての転職。その結果は……
   留学から戻った私は、心のどこかでは「やりたいこととは違うんだけれど……」と思いながらも、派遣してもらったご恩に報いようと配属された部署で海外製品を購入する仕事をしていまた。

   ある日、私は上司に頼まれて、階上の資料室にデータを見に行きます。その部屋には経済誌や四季報などもおかれていて、私はふと目についた「青い瞳の起業家」というタイトルが気になって、Forbes誌を手にしました。そして、その記事の中に、わが社の元気社長の写真やプロフィールと共に会社概要が載っていたのです。

   それまで「コミュニケーション」を仕事にしたいとは思っていたものの、日本ではそれをどのような形で実現できるのか分からなかったので、「楽しみながら学ぶ人材トレーニング」という、今私がいるこの会社のモットーには目からウロコでした。でも、その当時は、会社を辞めることなど全く考えていなかったので「そっかー、東京にはこんな面白そうな会社があるんだ。いいなぁ」くらいの気持ちでした。

   それから2年ほどして「外の世界も見てみたい」という思いから、私は外資系IT企業に転職します。ですが、畑違いの仕事と弱肉強食の企業風土に違和感を感じ、逆に留学で学んだ「人を育てること」の大切さを再認識する結果となります。そして、相談したキャリアカウンセラーの方の親身な姿勢にも影響され、私の中で「やはり人材を扱う仕事がしたい」という思いがむくむくと沸き起こってきたのです。今度は以前以上に強く。そんな時に、たまたま当時の同僚に誘われた花火大会で、ある人に出会うのです。

   お!長くなってしまったので、この続きは次回に!


これがその「青い瞳の起業家」が特集された『Forbes』誌。People Treeのサフィア・ミニーさんも載っています。

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天職の探し方 その2 〜自分探し編〜

   前回書いたように、うだつのあがらない「みのり」のごとく、自分が何をしたいのかもわからないまま20代後半に突入したわけですが、そんな私にも27歳にして転機が訪れます。会社からビジネススクールへの留学のチャンスを与えられたのです。と書くと、何だかいかにもトントン拍子のように聞こえますが、とーんでもございません。その前年の社内選考ではしっかりと落とされ、不本意な転勤も言い渡され、失意のどん底のような1年を味わった後の出来事でした。でも今になって自信を持って言えるのは、その1年はメンタルな部分では留学よりも大きな転機だったのかもしれないということです。もし、あの1年がなかったら私は身の程知らずの大勘違い野郎になって、世間をなめていたことでしょう……。

●念願の留学!でも肝心なことが……。
   それはさておき、派遣が決まってすぐに、またもや壁にぶち当たります。専攻する科目を選ばなければならず、当たり前ですが「お前は何を勉強しに行くんだ?」「お前は何をやりたいんだ?」という質問を突きつけられたのです。ただ、とてもお恥ずかしいことに、それまでの1年を悔しい、覚えてろよぉ、見返してやるぅぅの思いだけで突き進み、留学すること自体が目的になってしまっていたために、私には肝心の「ビジネススクールで何が勉強したいのか?」という目的の部分がすっぽり抜け落ちていたのです。

   もちろん、口では「やはりマーケティングの本場でCRMの本質を……」とか、「グローバルな人材にふさわしいロジカルな交渉力をウンタラカンタラ……」なんてカッコイイことは言えたとは思いますが、それが取ってつけたような目的であることは考えなくても分かることでした。

●実は簡単だった「自分探し」の方法
   「私は何をやりたいのだろう?」。人に聞いても、ネットを探しても見つかることのないこの疑問の答えを探す方法はただ一つ、「自分に聞いてみること」でした。そして、転職向けの「キャリアの棚卸し」とは違い、強みとか弱みではなく、数字に表れるような実績とか業績でもなく、それまでにやってきたことの中からうれしかったこと、悔しかったこと、面白いと感じたことや問題意識を持ったことなど、自分の「思い」を中心に、それまでを振り返ってみました。それは誰に知られることも評価されることもないプロセスだったし、 出てきた「コミュニケーション」という答えは誰からの受け売りでも単なる憧れでもなく、私にとってはとてもリアルでシンプルなものでした。でも、1円もかからなかったそのプロセスこそが、実は私の「自分探し」だったのだと今となっては思います。

   とは言え、そこまで切羽詰まってやりたいことを見つけなければいけない状況というのはそうそうないと思うので、もし、自分に聞いてもやりたいことが見つからなければ、 先のことは考えずに、今を楽しめばいいのだとも思います。不安感や焦燥感、「このままじゃいけない、こんなはずじゃない、でもやりたいことも分からないダメな私」メンタリティは却って、 新たな自分の可能性へのアンテナの感度を鈍くしてしまうというのが私が経験から学んだ痛い教訓でした。

   では次回は、やっと見つけた「やりたいこと」をどうやって今の仕事にしていったのかについてお話しますね。


留学先の緑が美しく広々としたキャンパスにて。

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天職の探し方 その1 〜プレ三十路クライシス編〜

   次は何を書こうかな?と考えていて、ワタクシ、ふと気がつきました。↑に書いてある「天職の探し方」についてまだ書いてなかった……と。と言っても、「転職」はともかく、「天職」探しに社会的に認められたスキルや理論がある訳でもないし、10人いれば10の見つけ方があるものだと思います。そこで、しばらくお仕事スキルのお話はお休みして、私が今の「天職」(と思っているもの)を見つけ、仕事にするまでの長い道のりをエッセイ風に書いていきたいと思います。

●プレ三十路クライシス
   私が大学生の頃、内舘牧子さんの『ひらり』というドラマが人気でした。主人公ひらりには「みのり」という姉がいたのですが、30歳を前にして彼氏もおらず、一流企業に勤めているものの仕事では満たされず、いきなり突飛な習い事を始めてみたり、明るくて行動力のある妹を羨ましがってみたりと、女性に多い「プレ三十路クライシス」(勝手に命名)をリアルに描いているということで、みのりは多くの女性から共感を呼んでいました。覚えている方いらっしゃいますか?

   自分のことを振り返ってみても、確かに30手前、ちょうど27歳前後というのは周りも結婚・転職・留学と何かしらの転機が訪れていて、自分の中に「30前にキャリアアップ! これまでのワタシをカタチにしなくっちゃ!!」というような、どこぞのキャッチコピーのような妙な使命感というか気負いがあった覚えがあります。

   かと言って、当時は大企業の安定を捨ててまでやりたいこともなく、横並び昇進で社内では異例の大抜擢!も望めず、そのことで不安になり、かなり焦って悶々としていたのですが……今となっては思います、「私は一体、誰に何を証明しようとしていたのだろうか?」と。

●ミソジになんて誰でもなれる
   もし、今30歳を前に過剰な不安(もしくは期待)を持っている方がいらっしゃったら、資格取得とか転職に走る前に、まずはその思いがどこから来るんだろう?って考えてみるといいかもしれませんね。世間体や周囲からのプレッシャー?今の生活に満足してないから?よくも悪くも、女性誌やエッセイで注目されているミソジーズだから?というのも、 資格試験がある訳ではないので、30なんて生きていれば誰でもなれるし、節目の年だからって、何か将来への確かなものを約束してくれる訳でもないのです。ですよね? 30代の皆さん??

   もちろん、あの頃の迷走も今となってはいい思い出だし、何の後悔もないし、三十路ライフも楽しいけれど、私自身は、あの見えない何かに追い立てられるような不安感・焦燥感そのものから、やりたいことが見つかったとは思わないのです。

   では、次回は私がどうやって「自分のやりたいこと」を見つけたかをお話しますね。お楽しみに!

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20代後半のワタシ。まだこの頃は制服で仕事してました。

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お仕事スキルも力なり

   先日、以前にご紹介した現在公開中の映画『The Corporation』を見てきましたので、今日はその感想を少々。

   ドキュメンタリーということもあり、私には延々と「NHKスペシャル」を見ているような感じで、ずばり面白いか!?と聞かれたら……なのですが、とにかくこの映画はいいも悪いも、好きも嫌いもご自分の目で見て判断することをお勧めいたします。

   でも、考えてみると、映画はおもしろ可笑しくなくちゃいけない、ハッピーエンドじゃなくちゃいけない、勧善懲悪で最後は(独りよがりの?)正義が勝つ~じゃなくちゃいけない、夢がなくちゃいけないって理由でこの作品が広く受け入れられていないのだとしたら、 それもまた、ハリウッド型企業からの価値観の刷り込みゆえなのかも?と思います。それだけでも、新たな気づきでした。ハイ。

   また、こういうメッセージ性の強い映画はしばしば思想が偏っているという議論が起きますが、実は私たちが日々目にする・耳にする情報も充分に偏っているわけで、振り子の一方に大きく傾いた価値観を、自分で意識的にもう一方に押し戻すことでバランスを取ってみることも、この高度情報化社会を賢く生き延びる術なのかもしれませんね。そうすることで、本当にヤバい状態の環境問題への取り組み方も見えてくると思います。

   余談ですが、この映画の広報担当者の方によると、やはり日本では、この手の社会性の強い作品に対する認知度や意識は他国に比べ、格段に低いそうです。うぅむ、大丈夫かいな……。

   それにしても、これだけ色々な一流企業の悪行を知ってしまうと、やはり「知らないことを知る」もしくは「知らされていないことを知る」姿勢は大切だと実感します。浜さんも書かれていますが、知識は力ですよね。私がこれまで書いてきた「お仕事スキル」も同じで、身につけることで選択肢が増え、今の環境や組織にしがみつく必要もなく「今の会社も仕事もいやだし、自分の価値観にも全然合ってないけど、これしかやったことないし、他に行くところもないから……」と狭い世界で悶々とすることもなくなる訳です。もちろん、(専門でない限り)コミュニケーションなどのソフトスキルだけで食べて行ける訳ではないですが、ご自身のハードスキル(専門分野)と併せ持つことで、それがあなたの売り・付加価値・強みになって、選択の幅がぐぐっと広がります。

   そのためにも、しつこいようですが、先ずは己を知ること。Careerのトップページにある「ちゃんと自分を知ることで自然にスキルアップができるんです」って私が考えたキャッチじゃないのですが、本当にその通り!なのです。そういう意味では、このような個人に解釈を求める映画を見ることで、「私はこの企業社会をどう考えるのか」を知ることもその手がかりになるのでは?と思います。是非、ご覧下さい!


『The Corporation』は渋谷のuplinkにて上映中!

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企業のミッション・ビジョン・バリューとは?

   2006年は穏やかにスタートするかと思いきや、日本はライブドア騒動ですごいことになってますね。東証のシステムまで止めてしまうなんて、ホリエモンさん、またまた渦中の人に……。

   実は私、彼とは年齢も育った場所も極めて近いのですが、何せ収入と「価値観」があまりに違いすぎて、親近感が感じられません……。そして、このような事件が起こるたびに問われるのが、まさにその「価値観」。そこで、今日は「企業の価値観」についてお話したいと思います。

   「企業のミッション・ビジョン・バリュー」ってご存知ですか? 経営やマネジメント系の講習などを受けられたことのある方なら聞いたことがあるかもしれませんね。

   ミッションとは企業の使命や存在意義、何を達成したいのかを意味し、ビジョンとは目指すべき方向性、将来あるべき姿を指し、バリューは企業の価値観、つまりそのビジョン・ミッションをどうやって、何を大切にしながら達成していくのかという行動の判断基準を意味します(最近では、そこにコンプライアンスや環境問題への取り組みなども含まれています)。日本では、この3つをまとめて「経営理念」と呼ぶこともありますね。そして、最近は相次ぐ不祥事やCSR(企業の社会的責任)の動きから、特にバリューが問われるようになりました。それはなぜでしょうか?

   例えば、ある人が起業をして、ミッションを「○○(商品名)をマーケットシェア日本一に!」、ビジョンを「年商10億!」、バリューは「難しいから、ま、そのうち……」と決めていなかったとします。滑り出しは順調で上場までしたけれども、最近はビジネスも何だか不調になってきて、どうにもミッションやビジョンを達成できそうにありません。そこで、大好きな趣味も諦め、家族との時間も健康も犠牲にし、大幅なリストラもやったけど、まだダメです。売上げも株価もどんどん下がっていきます。更に追い討ちをかけるように、その商品には発がん性物質が含まれていることが判明しました。ところが時を同じくして、某所から「あの地区は一人暮らしのお年寄りが多いからモノが売れる」という情報を耳にします。さて、あなたならどうしますか?

   ま、これは極端な例ですが、このような日々の倫理的ジレンマに直面した時の判断基準となるのがバリューなのです。

   奇しくも、今東京では『The Corporation』という大企業の倫理を問う映画が上映されています。このタイミングで、しかもあのマイケル・ムーアやビジネス界の巨匠、故ピーター・ドラッカー氏も出ているというのに、ほとんどマスコミに取り上げられることのないこの作品(主旨と日本の広告まみれの媒体を考えれば当然と言えば当然ですが……)。何とも気になるので、近いうちに見に行って来ようと思います!


『The Corporation』は渋谷のuplinkにて上映中。自分のブログにトラックバックした方へのブロガー割引なんてのもあります。

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年末ジャンボで考える働くことの意味

   今年も残すところ後1週間となりましたね。皆さんにとっては、今年1年はどんな年でしたか?お仕事にせよ、プライベートにせよ、少しでもなりたい自分に近づけたでしょうか?

   さてさて、先日、かの有名な西銀座チャンスセンターの前を通りかかることがあったのですが、年末ジャンボの売り出し中とあって、一攫千金を夢見る人・人・人で長い行列ができていました。

   私自身はくじ運が悪いのでその列に並ぶことはないのですが、その光景を見て、以前の会社の先輩女性が、「あー宝くじで一等が当たらないかな。当たったら、仕事なんて辞められるのに」と言っていたのを思い出しました。何でもその先輩いわく「女性はね、大金が当たったら会社も仕事も辞めるって言う人が多いけど、男性に聞くと、辞めない派が多いの。辞めたところで何したらいいのか分からないからですって。かわいそーよねー」なのだそうです。ふむふむ、どれだけのサンプルを持って彼女が「女性・男性」と言い切ったのかは分かりませんが、確かに「宝くじで億という金額を手にしたら、あなたは仕事を続けますか? 辞めますか?」というのは、私たちの仕事に対する価値観を問うにはいい質問かもしれません。皆さんの答えはいかがですか?

   私自身で言えば、やっと好きなことで稼いでいる訳ですし、そもそもが貧乏性なので、"今の状況においては"辞めないと思います。そういう意味では、かわいそーな男性陣の気持ちもわかるような……。ただ、これが仕事と育児の両立に悩んでいるとか、家族を看病しなくてはいけない立場にあるとか、ずっと留学したかったけど経済的な理由でできなかったとかと言うことになると、一時的にせよ仕事を止めるということは大いにありえると思います。でも、育児や介護、留学などで収入を得るということがストップしたとしても、そこでキャリアが終わるわけじゃないし、その間に得た経験というのは決してムダではないですよね。

   つまり、何が言いたいかというと、キャリアというのはイコール稼ぎがあるとかないとか言うことではなく、ましてやいくら稼いでいるとかいうミクロ的なことでもなく、経験という点が積み重なって描かれる線のようなもので、宝くじで大金を手にしたり、育児で退職したりしたところで、そのプロセス自体は終わることがないということです。ある時期の成功も失敗もただの点。そう思うと、例え今の仕事がつらくても、辞めたくても、それはそれで意味があるし、ずっとずっとその状態が続くわけじゃないって思えてきませんか?

   ということで、何となくまとまりのない話になってしまいましたが、そんなことをつらつらと考える年の瀬でございました。

   それでは皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。来年もよろしくお願いいたします!


ちょっと写りが悪いけど、長い行列をパチリ。

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Radiance 360のご案内 その3

   もうすぐクリスマス連休、そしてその後は、お正月休み突入ですね。私は、少し早めにお休みをもらって、年末は南の島に国外逃亡する予定ですので、それまでもう一息! 楽しいことの前は、なぜかお仕事の能率もアップするから不思議です。

   さてさて、先日からご紹介しているRadiance360は、4つのモジュールに分かれています。モジュール1では、自分のミッション(使命)・ビジョン(方向性)・バリュー(価値観)を考え、それに合わせてキャリアプランニングをすることで、自分がこれからどの方向へ進み、何をすればよいのかが見えてきます。

   モジュール2では、1対1のコミュニケーションスキル向上のために、EQやアサーティブネスを取り入れ、このブログでも何度もご紹介したリスニングスキルのロールプレイを行って、職場や家庭でのコミュニケーションに役立てていただきます。

   モジュール3では、ニーズが高まってきているプレゼンテーションスキルの基本とそのデリバリーの方法について学び、効果的で自分らしいプレゼンスタイルを見つけていただきます。

   モジュール4では、いよいよ外見力アップと言うことで、イメージコンサルタントの加藤都樹子(みきこ)さんに、パーソナルカラー診断をしていただき、カラーの魅力、お仕事への取り入れ方などについてもお話いただきます。
al051220_07.jpg最近はマクロビオティックやLOHASのプロデューサーとしても女性の内面の美しさに関わっていらっしゃる加藤さんです

   かなり盛りだくさんの内容で、しかも今回は10名以下の受講者参加型セミナーですので、きめ細かい指導で中身の濃いものになりますが、主催者一同、皆さまの知的好奇心を満たす楽しい一日になると確信しております!

   ということで、本セミナーは、以下のような方の参加をお待ちしています。

●社会人経験が3年以上の方
●自分のキャリアの方向性を見つけたい方
●コミュニケーションスキルやプレゼンスキルなどのお仕事スキルを楽しく身につけたい方
●人間関係によるストレスを減らし、仕事はがんばりたいことにだけ、がんばりたい方
●プレゼン上手になりたい方
●自分に似合う色を知って、外見力をアップさせたい方
●職場に女性が少ない、もしくはロールモデル的な存在がいないために、周りにキャリアについて相談できる人がいない方
●他の女性の働き方・キャリアに対する考えを聞き、自分の知識・経験もシェアできる方

【日時】1月28日(土)10:00~17:30
【場所】千代田区六番町の当社オフィス(JR四ッ谷駅から徒歩5分)
   参加者の方には追って地図をお送りします
【料金】お一人39,000円 (教材費込み)

   参加ご希望の方、もしくは、もう少し詳しい情報が知りたいという方はタイトルに「ラディアンス360」と書いてcafeglobe_aloha@yahoo.co.jpまでお送りください。よろしくお願いいたします!(なお、このセミナーに関してCafeglobeは関知しておりませんので、お問い合わせ等は上記のメールアドレスにお願いいたします)

   それでは、Radiantで楽しいクリスマスをお過ごしください。Happy holidays!

銀座で見つけたCHANELのクリスマスツリー。オーナメントがNo.5のミニボトルなのです

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Radiance 360のご案内 その2

   いやいや、今月に入って、毎日本当に寒いですね。朝起きるのがつらい、つらすぎます。でも、朝ヨガは何とか続いております。ハイ。

   12月と言えば、単に忙しい月と言うだけではなく、私にとっては2度目の転職(いや、初めての天職?)をした思い出の月。あれから、もう一年が経ったのね。早いものです……(遠い目)。

   で、それと前回からご紹介しているRadiance 360がどう関係あるのかというと……。

●内面と外見のアンバランス!?
この一年間、業種や職種だけでなく、出会う人たちや仕事の幅の広がり、何より人とのコミュニケーションの取り方が変わり、それに伴って自分自身の内面にも変化が現れたことに気づきました。つまり、これまで大切だと思っていたことが「いや、ちょっと違うかも?」と思えたり、それまでは意識すらしていなかったことに価値を見出したり。

   そうやって内面は変わっているのに、自分の着ているものやワードロープを見てみると、ポスト価値観の変化に追いついていなくて、今の私らしさが出ていないせいか、何とも着心地が悪いわけです。バブルがはじけたのにまだバブリーでいる感覚、時代は平成なのにまだ昭和をひきずっている感覚とでも言えばいいのでしょうか……。そこで、内面を美しく、なおかつ外見もそれにふさわしく見せるためのセミナーはないのだろうか?と思ったわけです。

●リアルキャリアが求めるセミナーって??
また、内面の美しさってことで言えば、某CMでチャン・ツィーが「Inner Beauty……」とつぶやいているように、今やマーケティング用語となり、関連する女性向けセミナーも多いですよね。でも、その中身はと言えば、内=カラダということで、サプリだったり美容関係だったり、はたまた一気に癒し・スピリチュアル系だったり。「いやいや、そうじゃなくって……」というツッコミを抑えて、今度は女性向け「ビジネス」セミナーに目を向けてみると、こちらは「ミリオネーゼも夢じゃない!」とか「起業で貴方もビジネスセレブ♪」など、いわゆる「勝ち組志向」になってしまうわけです。うーん、何かがチガウ……。

   しかも、その多くが女性向けセミナーという名の著書や企業PRだったり、大会場での講義スタイルだったり。でも、仕事だっておしゃれだって、昨日今日始めたわけじゃないから、私たちでもそれなりに知識も経験もあるわけです。だから、単にふんふん、ありがたい〜と話を聞くだけじゃなくて、もっと自分が聞きたいことにピンポイントで答えてもらえたり、周りの参加者ともその経験値をシェアしながら、「なるほど~」って目からウロコを落としたり、「あぁ、やっぱりそれでよかったのね」って安心したりできるようなセミナーだといいのだけど、そういうのってあるようでなかなかないのですよね。

   ということで、Cafeglobeが女性が本当に求める媒体がないことに気づいて誕生したように、私も私たちが本当に求めるセミナーがないなら自分で作っちゃえ~!ということになったのです。

   こうして、Brittから私へと思いが引き継がれたこの企画。次回は、いよいよ詳しい内容についてお話します。お楽しみに!


セミナーではこんな小道具も登場します。

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Radiance 360のご案内 その1

   暦も12月に入り、お坊さんも走り回る師走ということで、何やら慌しい日々が続いておりますが、忘年会での暴飲暴食を避け、健康的に年の瀬を迎えたいものです。ハイ。

   さて、今日は編集部にもお許しをいただいたので、わが社の女性向けセミナー「Radiance 360」のご案内をしたいと思います。Radianceとは“光”とか“輝き”という意味で、このセミナーは、正しく360度、つまり内面からも外見からも輝いている、もしくは輝きたいと思っている女性向けに、お仕事だけではなく、日常の生活でも役立つスキルを身につけ、生かしていただきたいという思いを込めて名づけました。

   具体的な内容や詳細をご説明する前に、今日は、なぜ、どのような経緯でこの企画が生まれたのか?というところからお話したいと思います

●日本人女性とカナダ人女性の違い
この企画の発案者は、今夏までインターンとしてわが社にいたカナダ人のBritt。彼女は来日してから常々、「日本人女性はとってもおしゃれで、可愛らしくて、外見にはとても気を使うけれど、話してみると自分に自信がなかったり、何かいつも我慢している感じ。それに比べて、カナダ人女性は、自分に自信もあって、自己主張もするし、内面的な自分磨きには熱心なんだけど、イマイチおしゃれじゃないし、自分をキレイに見せることに無関心。だから、どうにかこのギャップを埋めることが出来るようなセミナーはできないのか?」と思っていたのだそうです。

   うーん、確かに、この異文化考察は当たってるかも。私もこの仕事を始めるまで、自己啓発にかけるお金よりも、美容やファッションに使うお金の方がはるかに多かったぞ……。

●自分らしいコミュニケーションスタイル
そして、彼女のもうひとつの疑問は、これまではビジネスと言えば、アメフトとか野球などのスポーツが引き合いに出されることが多かったし、使われる言葉も生存競争とか、価格戦争とかちょっとお堅いというか、穏やかじゃないのが多くて、それって感性豊かな女性には何だかちょっとピンと来ない。もう少し、女性が自分らしい言葉で思いを伝えたり、コミュニケーションを取ったりすることってできないの?ということでした。

   うんうん、こちらも大いに納得。そう言えば、さすがに今は減ったのかもしれないけれど、日本でも少し前までは体育会系のノリが求められていたのも事実ですよね。あれはもう古き佳き時代の遺産にしてほしいな……。

   というBrittの熱い思いでスタートしたRadiance 360。次回は、では私がなぜ彼女から、この企画を引き継ごうと思ったのかについてお話しますね。

Britt smiling at Desk.JPG
Radiance 360の生みの親、ブリちゃんことBrittです。今はパリでマーケティングを勉強中。

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「私リニューアル作戦」に行ってきました!

   矢野さんのブログでも紹介されていた「私リニューアル作戦」に行ってきましたので、今日はそのご報告をさせて下さい。

   私自身は1年ほど前にキャリアのリニューアル大作戦を敢行したのですが、今回、このセミナーに参加することにより、改めて自分のこれまでとこれからを確認できただけでなく、福沢先生の長く女性の労働に関わってこられた経験から、「今、私たちには何が必要なのか?」という大変興味深いお話をお聞きすることができました。また、今後のキャリアを前向きに、ひたむきに考える女性参加者の方たちとのステキな出会いもあり、大いに刺激を受け、エネルギーをいただいた一日でした。

   中でも印象的だったのが、福沢先生の年功序列や終身雇用が保証されなくなった今、例え組織に勤めていようとも、「フリーランス・マインド」は必要であるというお話です。つまり、「いまだに終身雇用を望む人は、企業のお荷物」だということ。それを聞いて思い出したのですが、あれは確か私が社会人になって3~4年経った頃だったと思います。今回のような女性向けセミナーに参加したことがありました。でも、そのときは自分で申し込んだ訳ではなく、会社からの依頼でした。そのことだけでも、私が当時いかに自分のキャリアに対して受け身であったかが分かると思います。

   そして、輝かしいばかりのお仕事を持った女性たちが、今回と同じようにキャリアプランニングの必要性をお話されたのですが、当時の私は「そんなこと言ったってさ、私のキャリアは人事部が決めるんだから、私にはどうしようもないのよ」などと思っていました。公務員でもなかった私が本気でそんなことを考えていたのですから、これはもうオメデタイとしか言いようがありません。当然、その頃の私にはフリーランス・マインドなんてもののかけらもなく、正しく会社のお荷物状態。その割には「もっとやりがいのある仕事がしたい!」などとほざいておりました。う、恥ずかしい……。

   でも、その頃はまだ大企業の安定を与えられていたはずなのに、会社に自分の将来を依存していたせいか、いつも不安で、「このままでいいの?」と悶々と思い悩んでいた気がします。逆に今は会社規模は小さいけれど、自分で自分のこれからを切り開いていく楽しみがあり、「ま、何とかなるさ!」で気持ちは安定しています。きっと、そうやってうまくバランスが取れているのですね。

   というわけで、本当に実りの多いセミナーでした。企画して下さった立教キャリアデザイン研究会の皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした!

次回の奥キヌ子さんによる講演会「夢をビジネスで叶える」についてはこちらへ


先日のロールモデルのエントリーをアップした後、複数の方から「私にはお手本とすべきロールモデルがいない」というコメントをいただきました。業界や職種を超えて、このようなセミナーを利用して見つけるのも一つかもしれません。求めよ、さらば与えられん!ですね。

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バンクーバーでワークライフバランスを考える

   今、ちょっと遅めの夏休みで、友人のいるバンクーバーに来ています。今回の旅の目的は心と体にいい旅ということで、(日本からヨガマット持参で)ヨガクラスに参加したり、地元で人気のベジタリアンレストランに出掛けたりしています。

   私にとっては初めてのバンクーバーですが、景色もいいし、人も優しいし、食べ物もおいしいし、既に住んでみたい街の上位にランクインです。


毎朝こんな風景を見られたらエネルギーが沸いてきそうですよね。

   それはともかく、こちらに来てみて、カナダ随一の都会ながら自然を身近に感じられる環境にいると、日本の、特に都会ではなかなか難しい「ワークライフバランス」について考えさせられます。

   こちらでは、平日の午前中や夕方のヨガクラスに参加してみても男性陣の姿がちらほら。夕方にスーパーに行けば、ネクタイにスーツで家族と買い物に来ているお父さんも見かけます。そして、スポーツ施設やコミュニティ施設も充実していて(しかもかなり安く利用できるとのこと)、アフターファイブは自分と家族のための時間であり、仕事とプライベートのバランスを取ろうとする姿勢がうかがえます。

   日本でも、スローライフとかLOHASという言葉が市民権を得て久しいけれど、コンビニ弁当をかっ込んで終電で帰宅というような暮らしを変えずして、果たしてそういう生活ができるのかはか・な・り疑問。私もかつては体を壊すほどに仕事、仕事の生活を送っていたこともあるけれど、そういうときって自分にすら優しくなれないのに、ましてや自然環境のことまで考える余裕もなく……。やはりライフというからには、キャリアを含めた自分の生活すべてを見直すことが必要ですよね。

   そんなことを徒然と考えていたら、アップルコンピューターのCEOであるSteve Jobsのスタンフォードの卒業生向けのスピーチを目にする機会がありました。ネットでも話題になっているので、読まれた方も多いと思います。その中に、「Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work, and the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking, and don't settle. (仕事はあなたの人生の大きな部分を占めて行くでしょう。仕事で心から満足する唯一の方法は、自分がしていることは素晴らしいと信じられる仕事をすることです。そして、素晴らしい仕事をするための唯一の方法は、自分の仕事を好きになることなのです。まだそれを見つけていなかったら、探し続けてください。妥協せずに)」という言葉がありました。

   2度の転職を経て、ようやく自分の仕事に対する価値観が定まりつつある今思うのは、やはり彼が言う、自分の仕事を好きになること、もしくは好きなことを仕事にすることが、ワークライフバランスを取る第一歩になるのではないかということです。

   キャリアプランニングについてはまた改めて書こうと思っていますが、どうですか?皆さんの仕事とプライベートのバランスは取れていますか?


スタンレーパークという大きな公園に、小石を積み上げただけの何とも不思議なオブジェが……。傍らには「No glue. It's all about balance.(接着剤でくっつけたわけではない。何事もバランスだ)」というお言葉がありました。

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