更新日:2006年3月31日

おしゃれはバッチリ、海外旅行もひと通りしたしワインも焼酎もそれなりわかった。そんな私たちだからこそ、次に挑戦すべきは「オシゴトのスキル」。HR(人材)トレーナーの道を歩き始めた著者が、上司や部下とのコミュニケーション術、天職の探し方、そうは言っても弱っちゃったときの元気アップ方法……などなど、どんな職業の人にも必ず役に立つテクニックや情報をおすそわけします。

文・写真=Mari

   

Aloha!と感謝の気持ちをこめて

   東京はまだ肌寒いものの、淡いピンクの桜の花が春を感じさせてくれるようになりましたね。

   早いもので3月も今日でもう終わり。そして、4月は新たなスタートの季節でもあります。そして、昨年6月に始まったこの連載も、今回が最終回となります。

   このブログは、皆さんにお仕事スキルをご紹介するためのものでしたが、私自身も日々学んだこと・考えたことを文章にすることで脳が鍛えられ、ライティングスキルが磨かれましたし、このブログを通じてステキな出会いも数多くあり、とてもよい経験となりました。終わってしまうのは寂しいことではありますが、一つの終わりは、きっとまた新たなチャレンジをもたらしてくれますよね。

   そして、これまでライターの経験はおろか、一般向けに文章を書いたことすらなかった私が、試行錯誤しながらも、何とかここまで書き続けることができたのは、ひとえに読んで下さった皆さま、励ましのコメントを下さった皆さま、そして素晴らしい編集スタッフのおかげだと感謝しています。ありがとうございました。

   そこで、最後に感謝の気持ちをこめて、LEAPをご紹介したいと思います。LEAP以前にご紹介したSMARTゴールを管理していく1冊のミニノートで、月の初めに3つのスキルアップのためのSMARTゴールを設定し、自分宛てに手紙を書きます。そして、ゴールを達成できたかどうかを日々記録していくのです。

   例えば、今月私が設定したSMARTゴールの一つは、コミュニケーションスキルをアップさせるため、レストランだけでなく、お店などでも「ありがとうございます」と声に出して言うこと。実はこれ、簡単なようで、やってみると本当に難しい!というか恥ずかしいんです……。

   でも、こんな小さな目標を日々意識して行うことが、プロフィールにもある「日本を元気にするビジネスパーソンを育てる」という私の遠大なる夢への第一歩になるのではないかな?と思い、習慣になるまで続けてみようと思っています。「意識→行動→習慣→人格→運命」ですからね。


これはわが社のオリジナルLEAPノートですが、もちろん、今使っていらっしゃる手帳でも、代用可能です。その場合、見開き1ヶ月のページをLEAP専用に使用するといいと思います(既にスケジュール管理に使用していらっしゃる場合は、コピーを取るなどで対応して下さい)。

   さてさて、日本のリアルキャリア女性を取り巻く環境は、パワハラあり、セクハラあり、長時間労働に育児支援のための制度不備と、まだまだ厳しいものがありますが、これまでにご紹介したお仕事スキルを役立てることで、少しでも皆さんの選択肢が広がり、働くことが楽しくなれば、とてもうれしく思います。

   とは言え、私の修行もまだまだ続きます。そこで、カフェブロの方に新たなブログをオープンし、そちらでは仕事のことだけではなく、日々のことも含めてゆる~めに書いていこうと思っていますので、よろしければご覧になってくださいね。

   それでは、皆さまのRadiantなご活躍をお祈りしつつ、またお会いできることを楽しみにしています!

   ご愛読いただき、本当にありがとうございました。Aloha!

   2006年3月 Mari


今週末はどこもお花見で賑わいそうです。日本の春の風物詩ですね。

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Aloha!的スキルアップセミナー終了!

   以前にお知らせしていた、コミュニケーションスキルと外見力アップのための女性向けセミナー“Radiance 360”の記念すべき第1回目が無事終了いたしましたので、今日はそのご報告をさせて下さい。

   当日は、終日を室内で過ごすにはもったいないようなよいお天気でしたが、さすが知的好奇心旺盛なCafeglobeユーザーの皆さんだけあって、地方からのご参加も含めて、ステキな女性たちにお集まりいただきました。

   最初は初対面ということもあり「こういうセミナーは初めてで……」「人前で話すのは苦手で……」と緊張していた方々も、講師のファシリテーションに乗せられて(?)だんだんと打ち解け、自らコメントや質問をして下さったり、笑いも起こるようになったりと、終わってみればあっという間の楽しい時間となりました。

   わが社はクライアントの皆さんに、セミナー評価を3つの形容詞でお願いするのですが、普段いただく「楽しい」「実践的な」「分かりやすい」に加えて、今回は「柔らかな」「自然な」「幸せな」という女性らしい感性豊かな表現が多かったのが特徴的でした。

   セミナーではビジョンエクササイズや、ご自身のコミュニケーションスタイル分析、そして最後にパーソナルカラー診断でそれぞれに似合う色を知っていただいたのですが、一日かけて大いに「自分を知り」「自分の内面・外見に気づき」「自分を見つめ直す」体験をしていただいたことで、明日から実践できるスキルを身につけていただきました。

   また、今回はレクチャー型ではなく、少人数での受講者参加型のセミナーということで、お互いの経験や知識をシェアし合うことで、講師と参加者が一緒になってコミュニケーションを取り、Aloha!のスピリットでもあるシェアリング(共有すること)の大切さを実感した一日でもありました(そして、モジュールの合間に流したハワイアンミュージックも好評でした!)。

   ということで、発案者のBrittも大いに喜んでいることと思います。 ご参加いただいた皆さま、そしてこの場を提供してくださったCafeglobeにも本当に感謝しています。ありがとうございました!

   なお、本セミナーは2月11日(土)にも開催いたしますので、参加ご希望の方はこちらよりお申し込みください。よろしくお願いいたします!


外見力アップのモジュールでは、パーソナルカラー診断の後、お一人お一人のなりたいイメージに合わせたファッションアドバイスをしていただきました。

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Break a leg!

   以前のエントリーで、プレゼンテーションには「あなたにこれを伝えたいのです!」という強い思い(意気込み)が必要であると書きましたが、その思いの表れが、プレゼンスキルの要素であるMannerであると言えます。そこで、今日は「話し方」であるMannerについてお話します。

   みなさん、「メラビアンの法則」ってご存知ですか? これは、話し手が聞き手に与える影響のうち、7%が言葉によるもの、38%が声のトーンなどや口調などの聴覚から来るもの、残りの55%はノンバーバルと呼ばれる、ジェスチャーや姿勢、外見などの視覚から来るものであるという法則で、つまり、通常のコミュニケーションにおいても、言葉そのものよりも言葉以外の要素であるMannerから伝わるものが多いというものです。

   では、どうしたらMannerをアップさせることができるのでしょうか?

   言葉のみで伝えられることが少ないということを考えれば、Radiance 360のようなセミナーでプロの指導を受けるのが一番!なのですが、残念ながらそれは難しいという方のために、数々のポイントの中から2つをご紹介します。

●アイコンタクト
   多くの人の前で話すことに「緊張」はつきもの。だから、髪や顔を触ってみたり、顔も上げずに手元の資料やパワーポイントを見てしまったり……。ただ、そうなると、せっかく貴重な時間を使ってあなたの話を聞いている聞き手はどう思うでしょうか?「この人、自分の言ってることに自信がないの?」と思ってしまうかもしれません。

   ノンバーバルのコミュニケーションスキルの中でも特に大切なのがアイコンタクト。そう、目は口ほどにものを言うのです。そうは言っても、やはり知らない人の目や顔を見て話すのって恥ずかしいですよね。でも!相手の目をじっと見つめる必要はなく、胸元や会場の四隅を見るようにするなど、視線を移動すると効果があると言われていますので、シャイな方は是非試してみてください。

●間(ポーズ)を効果的に使おう
   また、緊張すると「早くこの仕事を終わらせて、この場を立ち去りたい!」という心理からか、早口になることが多いですよね。そのことで、聞いている側は「何が言いたいのか分からなかった」というのはよくあることです。

   そこで、一気に読み上げたようなトーンではなく、たとえば「社内のコミュニケーションにおいては(ポーズ)ほう・れん・そう(ポーズ)この3つが必要であると言われています」というように、伝えたいポイントは意識して間を取ってみると、効果があると言われています。私も元々が早口で、緊張すると更に加速がつくので、プレゼンの前はマントラのように「間・間・間」と言い聞かせています。

   というわけで、2回にわたってプレゼンテーションのいろはをご紹介しましたが、いかがでしたか?

   英語では、今から晴れの舞台に立つという人に「Good luck!」ではなく、「Break a leg!(※)」と声をかけます。

   プレゼンテーションも演出が必要な舞台ですから、是非、観客(聞き手)の立場に立ってあなたの思いを伝えてくださいね。Break a leg!


渋谷で行われた当社のMind Mappingに関するプレゼンにて。彼も四隅を見ているのかな?

※Break a leg!
舞台に立つ役者などに「頑張れ!」「Good Luck!」という意味でかける言葉。「脚を折れ!」というギョッとするような言い回しの由来は諸説紛々だけれど、舞台や役者同士では「Good Luck!」という言葉は舞台の失敗を招くジンクスとされているので、代わりにこのフレーズが今でも使われているのだとか。

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私たちが“ほうれんそう”を覚えている理由

   プレゼンテーションスキルについては以前にも書きましたが、今日はその第2弾です。私が先日参加したあるセミナーを例に、プレゼンに必要な要素を取り上げていきたいと思います。

   実は、そのセミナーでのプレゼンテーション自体が、一応セミプロ(?)の私の目から見て、改善の余地、大いにあり!だったのです。しかも、有料だっただけに何だか損した気分。それはなぜでしょうか?? その原因を2回にわたって探っていきましょう。

●3つのM
私の尊敬する先輩で「プレゼンの達人」であるトレーナーに教えてもらったのですが、プレゼンテーションに必要なのはMatter(話の内容)・Manner(話し方)・Method(全体の構成)の「3つのM」なのだそうです。そして、Matterについては業種・職種によって異なりますので、“プレゼンテーションスキル”として伸ばせるのはMannerとMethodなのですが、今回の経験で、その2つがいかに大切かがわかりました。

   そこで、今日はMethodの重要性についてお話します。

●全体の構成を考える
英語では、Setting the stage(舞台を用意する)と言われるほど、プレゼン前の準備は大切です。ところが、今回は、話の内容自体はよかったのですが、アジェンダも資料もなく、事前にきちんと構成が練られていなかったがために、思いつきであっちこっちに話が飛んだり、ポイントや全体の流れが見えなくて混乱してしまったために、「結局、何が言いたいのか分からなかった」で終わってしまったのです。

   それを防ぐためにも、アジェンダ→結論→詳細→結論に戻る→質疑応答といったプレゼンのストラクチャーを事前に考え、それに合わせたパワーポイント、もしくはハンドアウト(資料)を用意しておくことが大切です。

●ポイントを3つに絞る
では、次に結論、つまり「そのプレゼンテーションで最も伝えたいこと」をどのように伝えるかについてお話します。

   皆さん、「ほう・れん・そう」って覚えてますか?もちろん、今大雪で価格が高騰している野菜ではなくて、新入社員研修で習った「報告・連絡・相談」のことです。

   研修では他にも教えてもらったことは多々あるはずなのに、なぜか「ほう・れん・そう」という言葉はよく覚えていますよね。なぜでしょうか? それは、社内コミュニケーションに必要なポイントが簡潔にまとめられているからなのです。

   ですから、「ほう・れん・そう」や冒頭の「3つのM」のように、ポイントを3つに絞って、プレゼンの最初に持ってくると言うのは、前回のエントリーで書いた「プレゼンの目的」を伝える上でも、とても効果的なのです。セールスプレゼンテーションであれば、商品やサービスの特徴を3つに絞る、何かの選挙に立候補する場合であれば、公約を3つに絞ってみると、聞き手にとっても分かりやすく、説得力がぐぐんとアップしますね。

   では、次回はもう一つの要素であるMannerについてお話します。お楽しみに!


何だかお濃茶のような色になっちゃいましたが、ほうれん草スープを作ってみました。

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今年は捨てられる女になる??

   年が明けて10日ほど過ぎましたが、年の初めというのはやはり「今年こそはあれをしよう!」とか「こんな1年にしたい!」など、気持ちも新たに「新年の抱負」を考える方も多いのではないでしょうか。

   人材管理や組織行動学などの分野においても「Goal Setting Theory(目標設定理論)」はモチベーションを上げる方法として必ずといっていいほど登場しますので、その効果は学術的にもお墨付きなのです。まだだった……という方もまだ間に合いますので、是非何か考えてみてください。

   さて、私の今年の目標は……というと、今年こそは気合いを入れて「脱」肉・魚・乳製品を目指しつつ料理上手になりたい!とか、大好きな谷根千エリアを攻略するぞ!とか、外見力アッププロジェクト始動!とか色々あるのですが、何よりも緊急で重要度の高い課題が「整理整頓」。年末の大掃除で気づいたのですが、私は家でもオフィスでもモノが多くて片付けるのが大変なのです。なぜかと言えば……そう、私は「捨てられない女」なのです。

   そこで、以前から読もう読もうと思っていたカレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える-風水整理術入門』を購入し、年末年始のお休みに一気に読んじゃいました。その結果……先ずは実家を片付け、帰京して自分の部屋も片付け、ついにはオフィススペースもきれいにしちゃいました~。

   と言うのも、その本の中の「不要なモノを捨てずに溜め込むと自分のエネルギーまで停滞してしまい、新たなエネルギーを生み出さない」という部分になるほど!と思えたからです。うぅむ、そう言えば「いつか使うかも……」とか「そのうち片付けるわ……」と使いもしないのにとっているものって意外に多いけど、そういうものこそ処分したときのスッキリ感は大きいですよね。

   もし、今このブログをオフィスで読んでいらっしゃる方は、ご自分の机の上、もしくは引き出しやキャビネットの中を見てみてください。どうですか? 要らない書類の山やもう使わないガラクタグッズで、新たな発想やビジネスアイデアを阻害していませんか?

   机周りの整理術については、後日改めてわが社のIMA!というトレーニングをご紹介しますが、今年こそはお仕事運をアップさせたいと思っているそこのアナタ! まずはオフィス周りの整理整頓で新鮮ないい「気」をたくさん入れてみてはいかがでしょう?


以前、PC周りの邪気を払うにはクリスタルがよいと聞き及び、このブタさんを脇に置いています

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小泉流パフォーマンスに見るプレゼンテーションスキルの極意

   かなり出遅れてしまいましたが、先の衆議院選挙は小泉さん率いる自民党の圧勝でしたね。小泉劇場と言われていたとはいえ、ちょっと意外なくらいの大差でした。では、その勝因は?というと色々考えられると思うのですが、今日はAloha!的に小泉流プレゼンテーションスキルにその答えを求めてみたいと思います。

   え!? プレゼンテーションって、スクリーンの前に立って、パワポ使ってやるのでしょ? 小泉パフォーマンスとどう関係があるの?と思われるかもしれませんが、プレゼンテーションは自分の考えなり、知識なりを相手に伝えることなので、セールスや人前で話す職業に限らず誰でも必要なスキルなのです。

   もちろん不特定多数の人を相手に伝えるときにもっともその技量を問われるので、選挙演説などはいい例だと言えます。では、そのプレゼンテーションに必要な要素を純ちゃんパフォーマンスと比べながら見ていきましょう。

目的を明確に
まず求められるのは、プレゼンテーションの「目的」を分かりやすく伝えることです。聞いた人にとって、「結局何が言いたかったのか分からなかった」で終わってしまっては、プレゼンテーションは失敗です。簡潔に、明確に、(専門用語に頼らない)分かりやすい言葉で目的を伝えることが大切です。

   その点については、小泉さんは分かりやす過ぎるくらいに分かりやすかったですね。「郵政民営化」そして「改革」。法案の中身はともかく、何がしたいのかは明確でした。

意気込みを示そう
そして、次に必要なのは「意気込み(Enthusiasm)」です。やはり、相手は人間ですから、「これをあなたに伝えたいのです!!」という熱意を持っているのとそうでないのとでは、伝わり方が違います。ですから、本当に自分が信じていないことや、文章を読み上げたようなプレゼンテーションでは相手を納得させることはできませんよね。

   そう考えると、「殺されてもいいからやる!」「自民党をぶっ壊す!」という小泉さんの言葉に気概を感じた方は多かったのかもしれません。


英経済誌『The Economist』に紹介されていた小泉さんのパフォーマンス姿。パフォーマンスとわかりつつも、身を乗り出して親子の話を聞く姿に誠意を感じてしまう人は少なくないのかも。

オーディエンスとのやり取り
これは、従来のレクチャー型のプレゼンテーションに慣れた方には意外に聞こえるかもしれませんが、一対多数とはいえ、プレゼンテーションもコミュニケーションの一手法ですから、オーディエンスに話しかける、質問をする、意見を募る、という双方向のやり取りは有効なのです。これによって、オーディエンスの参加意識が高まり、理解を得やすくなります。

   直接的なやり取りはあまり見られなかったにせよ、小泉さんが繰り返し使った「国民の皆さんにお聞きしたい」と言うフレーズ、そして党首討論でも質問者ではなく、カメラに向かって話しかける姿勢が高い投票率に結びついたのでは?と考えるのは私の邪推でしょうか……。

ユーモアも必要
こちらも意外かもしれませんが、決してギャグや駄洒落を使えと言っているのではありません。プレゼンテーションは「あぁつまんなかった」と思われたらおしまいなので、オーディエンスを飽きさせることのないよう、エンターテイメント性も必要であると言うことです。そして、ユーモアを交えると言うことは、プレゼンターの自信と余裕の表れでもあります。

   そう言えば、小泉さんが街頭演説の度に聴衆の笑いを誘っていたのに対し、岡田さんはちょっとお堅い感じでしたよね……。

   というわけで、小泉流プレゼンテーションをAloha!的に分析してみましたが、どうですか? 何となく、自民党の勝因の一端が見えてきませんか?

   もちろん、他にもプレゼンテーションに必要な要素は多々ありますので、それは今後書いていくことにします。

   ただ、どんなに売り方や見せ方が素晴らしくても、商品がお粗末であれば売れないように、プレゼンテーションもいい内容あっての伝え方です。その点に気をつけながら、プレゼンテーションスキルを高めていきましょう!


人前で話すのって緊張しますよね……。

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マーケティングって何?という方のために

   しつこく旅ネタ、まだ続きます。今回お世話になったバンクーバーに住む友人は、日本では外資系化粧品会社のマーケッターとして活躍していました。マーケティングとは、とても簡単に言ってしまえば、商品の売り方・見せ方を考えること。同じ一杯のコーヒーでも、ファーストフードの店でバイト店員から無愛想に出されるのと、インテリアの素敵なお店で心地よい音楽を聞きながら笑顔のマスターに出されるのでは、不思議と味も変わってきますよね。

   つまり同じ商品・同じサービスでも、マーケティングの仕方によって売れ方も客層も変わってくるというわけです。

   その彼女と話題になったのが、ヨガに関するマーケティング。以前にも書いたけれど、日本ではまだまだブーム段階のせいか、女性誌やネットでの取り上げられ方を見ても、おしゃれハリウッドセレブ路線で、ターゲットは若くて時間にもお金にも余裕のある女性に限定されているように思います。でも、これってヨガのスピリットから言うとなんだか違う。

   彼女いわく、カナダではお母さんと赤ちゃんのためのヨガとか、お父さんと子どものためのヨガなんてクラスがあるのだとか。また、私のアメリカ人の知人がヨガを始めたのは、なんと不妊治療のため。つらい薬物治療でもうあきらめかけていたところ、そのようなクラスがあるのを知って参加し、今では同じ痛みを分かち合う仲間もできて、すごく楽しいとうれしそうに話してくれました。

   ということは、同じヨガでも売り方が違うだけで、おしゃれなものにも実用的なものにもなるわけですよね。でも、友人いわく、マーケティングの世界は競争が激しいので、日本だと女性は仕事と家庭の両立が難しい。だからこそ、女性向け商品・サービスであっても依然としてそのマーケティングは男性が主導であり、マーケッターの側にワーキングマザーが少ないために、主要な消費者である主婦のニーズが吸い上げられずに、実用路線より、おしゃれイメージ先行のマーケティングが繰り広げられてしまうとのこと。そう言えば、お化粧なんて女性なら年齢に関係なく誰でもするものなのに、コスメのCMはどれも10~20代が中心ですよね。そういう意味では、Doveの広告で白髪の年配女性が採用されていたのは却って新鮮だったような……。そして、何かと話題のホワイトバンドも、マーケティングが大掛かりだっただけに、単なるブームで終わってしまうのではないか……と危惧されていますよね。

   ということで、ヨガが「にがり」や「冬ソナ」と同じ運命をたどるのか、はたまたライフスタイルとして定着するのか、今後のマーケティング動向に要注目です!


今回は海が見えるスタジオでPower Yogaに挑戦してきました。記念に先生とパチリ。いつもこんなところでできたらいいなー。

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右脳を活性化しよう!

   矢野さんのブログに、IT業界はクリエイティブであることが大切だと書かれていましたね。また、先日登場していただいた土屋さんもフードコーディネーターになるためには、五感を磨き上げましょうとのことでした。

   現在の競争が激化する時代には、「think out of the box」という言葉のとおり、箱の中の既成概念や前例、「かくあるべき」論にとらわれず、箱から飛び出して、右脳や感性をフルに使い、自由な発想と柔軟な姿勢で新しいアイデアを生み出す力が求められるようになりました。

   でも、創造力が必要なのは、クリエイティブ系の業界や職種に限りません。 今の仕事が一般事務やオペレーションなどのサポート的な内容であっても、もちろん育児や家事でも同じですよね。でも、創造力ってどうやったら磨かれるのでしょうか?

   まずは、環境づくりです。自由な発想を生み出すのに、オフィスが窮屈で息苦しくては、脳みそも固まってしまいますよね。わが社では、社員は勤務時間中でも気分転換にジムやカフェに行くし、大音響でなければ音楽もOKです。 また、デスクスペースがゆったりしていて隣や向かいの人に気を使うこともなく、壁に飾られたきれいな風景写真や絵画が脳を柔らげてくれます。


オフィスの中に飾られた写真の中でもお気に入りの風景がこれ。

   ミーティングではトニー・ブザンのマインドマッピング法を用いて、右脳を生かして絵や色も加えながら自由な発想でブレインストームし、その後に左脳を使って分析したり体系化したりという作業を行います。これだと、最初から理論・分析・統合の左脳オンリーで進めるよりも色々なアイデアが出てくるので楽しいですよ。

   ということで、私も先日、美しいものを見て右脳を活性化し、感性を高めようと、森ミュージアムにフィリップスコレクションを見に行ってきました。絵のことはよく分からない私ですが、五感を使って匂いや音まで想像しながら、印象派の優しい色使いやモチーフを見ていると、脳の細胞の一つ一つがわーい!わーい!と喜んで、感性が研ぎすまされ、創造力というエネルギーがぐぐっと沸いてきたような不思議な気分でした。

   芸術の秋。皆さんも五感を磨き、右脳を活性化させて日々のお仕事に役立ててみませんか?


私のスキマ時間に活躍中のiPodと、コレクションの中で気に入ったモネとルノワール。

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頭で理解したスキルを自分のものにする「奥義」

   時間管理やストレスマネジメント同様、どんなスキルも「知る」ことよりも「実践する」ことが大切だということはみなさん体でお分かりだと思います。でも、身につけたいスキルに関する本を読んだり、セミナーに参加したりして「よし! 明日からさっそく実践!」と決意はするものの、実際には三日坊主で終わってしまった……という経験のある方も多いのではないでしょうか。

   そこで今日は、どうしたら身につけたスキルを日常に生かしていけるかについてお話したいと思います。

●5つの要素を満たした目標設定がカギ

   まずは目標設定です。でも、ここでいう目標とは「ストレスマネジメントをがんばって実践する」とか「自分を磨く」というようなものではなく、「SMART」な目標です。SMARTとはSpecific(明確)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性のある)、Time-bound(期限付き)の頭文字で、この5つの要素が満たされていると目標を達成しようというモチベーションが上がり、成功率が極めて高くなると言われています。

  「がんばって実践する」「自分を磨く」というような、期限も、成功と失敗の判断基準も曖昧で、達成できるかどうかも分からず、身につけたいスキルとの関連性も不明瞭な目標では、途中で不安を感じ、すぐに挫折してしまう可能性が高いのです。

   こういう目標は長期的な目標(ビジョン)として捉え、21日間を1サイクルとして(人間は21日間同じことを繰り返すと習慣になると言われている)、毎日1つでも、確実に実践できる、ビジョンに向けての小さな目標を設定することが大切なのです。

●目標を達成した自分の姿をイメージしてみて

   次に、立てた目標を紙に書き出して、自分が目標を達成している姿をイメージ(いわゆる「イメトレ」)します。書き出すことによって目標達成の意志が確認でき、イメージすることによって成功を疑似体験できるので、再度モチベーションが上がります。逆に、具体的に書き出したり、イメージしたりすることができなければ、その目標は達成が難しいと言うことになります。

   最後に大切なことは、振り返ることです。お風呂の中でも、電車の中でもいいので、1日に10分でも15分でも自分の行動を振り返って、目標を達成したかどうか確認し、記録します。そして、達成できたときは大袈裟なくらいに喜んで自分に自信を持ち、できなかったら原因と対策を考え、決して落ち込まずに「ま、そんな日もあるか」くらいに留めておきます。そして、1サイクルが終わった時点で全体を振り返り、結果によって「自分にご褒美」というのも、モチベーションが上がっていいと思います。


目標に関するアイデアを書き留めておく私の“ネタ帳”と日経ウーマンネットからダウンロードした目標管理シートです

   私も、最初は半信半疑で始めたこの「SMARTな目標設定→書き出す→イメージする→実践する→振り返る」の5つのアクションサイクルを継続的に行うことによって、時間やエネルギーを効率的に管理できるようになり、毎日をより楽に、楽しんで過ごせるようになったと実感しています。

   これからも、色々なスキルをご紹介していきますので、「これはいい!」と思ったら、このサイクルを利用して、仕事にプライベートに生かしてみて下さい。ポイントは、難しく考えずに、一つ一つのプロセスを楽しむこと!です。


SMARTな目標を設定するには、雰囲気作りも大切。ゆっくりお茶でも飲みながら……。

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