これまで数回にわたって、「時間管理」のスキルをご紹介してきましたが、もちろんこれは仕事向け、つまりオンの時の時間の使い方であって、オフタイムの過ごし方まで効率や目的を求め、事前にスケジュールまでするようになったら、職業病という名の病気かもしれないな……と自分でも思います。
またかつての職場で、あまりの激務に耐えかね、それで週末は精力的に動き回っては仕事の疲れを癒すことに「忙しく」なっていた時期があり、今考えれば本末転倒だったなぁと笑っちゃいます。
逆に今では、何も考えずにボーっとしている時間が大好きだし、週末のどちらかはスッピンで過ごすようにして、何の計画性もなく、思いつきで過ごすこともよくあります。また、昨春から始めて、いまだにさしたる目的もなく、そのせいかまったくもって上手くはならないスペイン語ですが、お仲間とは「忙しい毎日の中で、こんな風にムダな時間を持てるのは、ある意味幸せよね~。皆に会えるのも楽しみだし。」なんて、ある意味開き直ったりして……。
そう言えば、かつて、私の上司だった女性で、旧態依然の企業風土の中で数少ない女性管理職となり、今でもロールモデルの一人として慕っている方に、「この会社で、どうしてそんなに頑張れるのですか?」と尋ねたことがあり、彼女の答えは「私には、家庭でも仕事でもなく、打ち込めるものがあるからかな」というものでした。それが何かは敢えて尋ねませんでしたが、以前にご紹介した「自分のエネルギーをトータルで管理する」というエネルギーマネジメントを実践していくようになって、ようやくその言葉の意味が分かってきたように思います。
そして、スポーツや趣味のように、自分が出した結果がダイレクトに自分に返ってくるというのは、他者の思惑や利害関係が絡んでしまうビジネスの世界ではなかなか難しいこと。つまり、仕事上の自分の価値が自分の本当の価値とは限らないわけです。だから、いわゆる「燃え尽き症候群」にならないためには、仕事とは違う評価軸を持って自分の仕事以外での実力を知り、自信と向上心をコントロールしながら、オンオフ合わせてのエネルギーマネジメントを行っていくことが、リアルキャリア世代の私たちには必要なのかもしれないなと思います。
皆さんはどんなオフタイムを過ごしていますか?

わが社の元気社長はセミプロ級のミュージシャン(ボーカル&ギター担当)。ライブハウスや結婚式ではもちろん、自社の創立記念パーティでも歌っちゃいます。