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東京はまだ肌寒いものの、淡いピンクの桜の花が春を感じさせてくれるようになりましたね。
早いもので3月も今日でもう終わり。そして、4月は新たなスタートの季節でもあります。そして、昨年6月に始まったこの連載も、今回が最終回となります。
このブログは、皆さんにお仕事スキルをご紹介するためのものでしたが、私自身も日々学んだこと・考えたことを文章にすることで脳が鍛えられ、ライティングスキルが磨かれましたし、このブログを通じてステキな出会いも数多くあり、とてもよい経験となりました。終わってしまうのは寂しいことではありますが、一つの終わりは、きっとまた新たなチャレンジをもたらしてくれますよね。
そして、これまでライターの経験はおろか、一般向けに文章を書いたことすらなかった私が、試行錯誤しながらも、何とかここまで書き続けることができたのは、ひとえに読んで下さった皆さま、励ましのコメントを下さった皆さま、そして素晴らしい編集スタッフのおかげだと感謝しています。ありがとうございました。
そこで、最後に感謝の気持ちをこめて、LEAPをご紹介したいと思います。LEAPは以前にご紹介したSMARTゴールを管理していく1冊のミニノートで、月の初めに3つのスキルアップのためのSMARTゴールを設定し、自分宛てに手紙を書きます。そして、ゴールを達成できたかどうかを日々記録していくのです。
例えば、今月私が設定したSMARTゴールの一つは、コミュニケーションスキルをアップさせるため、レストランだけでなく、お店などでも「ありがとうございます」と声に出して言うこと。実はこれ、簡単なようで、やってみると本当に難しい!というか恥ずかしいんです……。
でも、こんな小さな目標を日々意識して行うことが、プロフィールにもある「日本を元気にするビジネスパーソンを育てる」という私の遠大なる夢への第一歩になるのではないかな?と思い、習慣になるまで続けてみようと思っています。「意識→行動→習慣→人格→運命」ですからね。

これはわが社のオリジナルLEAPノートですが、もちろん、今使っていらっしゃる手帳でも、代用可能です。その場合、見開き1ヶ月のページをLEAP専用に使用するといいと思います(既にスケジュール管理に使用していらっしゃる場合は、コピーを取るなどで対応して下さい)。
さてさて、日本のリアルキャリア女性を取り巻く環境は、パワハラあり、セクハラあり、長時間労働に育児支援のための制度不備と、まだまだ厳しいものがありますが、これまでにご紹介したお仕事スキルを役立てることで、少しでも皆さんの選択肢が広がり、働くことが楽しくなれば、とてもうれしく思います。
とは言え、私の修行もまだまだ続きます。そこで、カフェブロの方に新たなブログをオープンし、そちらでは仕事のことだけではなく、日々のことも含めてゆる~めに書いていこうと思っていますので、よろしければご覧になってくださいね。
それでは、皆さまのRadiantなご活躍をお祈りしつつ、またお会いできることを楽しみにしています!
ご愛読いただき、本当にありがとうございました。Aloha!
2006年3月 Mari

今週末はどこもお花見で賑わいそうです。日本の春の風物詩ですね。
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カテゴリ: コミュニケーション術
2006年3月28日
先日、都内某レストランでの「美味しい野菜を食べる会」(勝手に命名)に参加したのですが、野菜の専門家の方いわく、人の手や肥料に頼り過ぎずに、与えられた環境で懸命に育とうとする「自立した」野菜の方が味わいも生命力もあるのだそうです。ん?? それって人間と同じじゃない??と思うのは私だけでしょうか。

今が旬のたけのこ! 焼いただけというシンプルな調理法ながら、本当においしかったです。
●リスニングスキル、またまた登場!
さてさて、ここのところ、「私は人の話を聞くのは得意なのですが、話す方が苦手で……。上手く言葉が出てこないんです。話し方教室とかプレゼンテーションスキルの講座に行った方がいいんでしょうか?」というご相談を受けることが多くなりました。
もちろん、そういう方法は否定しませんが、私はそういうときでも敢えて「話すスキル」よりも「聞くスキル」を磨くことをおススメしています。その理由は、過去のリスニングスキルに関するエントリーを読んでくださった方なら、お分かりですよね?そうです、Rehearsingの罠でご紹介したように、「うまい言い方」をすることに自分の気を取られてしまうと、相手の話は聞こえなくなり、結果として「聞いているようで聞いていない」になってしまうからです。
そこで、今日は聞く力をアップさせる、とっておきのエクササイズをご紹介しますね。
●「考える」のではなく、「感じる」
方法は簡単です。利害関係のない友人などに「最近うれしかったこと」、そして「最近頭に来たこと」を3分間くらい話してもらいましょう。そして、映画やテレビを見るような気持ち、つまりは自分には何の反応も期待されていないと思って、意識を完全に相手の方に向け、相手の高揚感や怒りを言葉からもしぐさからも感じ取ってみましょう。そして、頭で考えた言葉でなく、頭に浮かんだ言葉を相手に返していくのです。
つまり、ブルース・リーの教えである「Don't think! Feel!」と同じで、返答を考えるのではなく、相手の話を感じてみると、素直に相手の思いを受け止め、攻撃的にも受け身にもならずに言葉が返せるようになり、それが聞く力だけでなく、EQの回でもご紹介した共感能力、そして話すスキルのアップにもつながるというわけなのです。
え?それってお仕事スキル?と思われるかもしれませんが、社内会議だって商談だって、必ず相手に「思い」はあるはずですから、それを汲み取っていくことで「これを言ったらバカだと思われないかな?」「これを言ったら相手が傷つくんじゃないかな?」などと考え過ぎず、自然なコミュニケーションが取れるようになるというわけです。
でも、いきなり仕事で試すのは難しいと思いますので、是非お友達や親しい方で「練習」してみて下さいね。キーワードは「Don't think! Feel!」。
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3回にわたって書いてきた私のFinding Nemoならぬ、“Finding 私の天職”話ですが、やっと(??)今回が最終回ですので、あと少しだけお付き合いくださいね。
●運命の出会い!?
前回の続きになりますが、同僚に誘われた花火大会で出会った男性(後の同僚)に渡された名刺には、まぎれもなくあのForbes誌で見たわが社の名前があったのです! 私は、思わずそのことを確認すると、打ち上げ花火の大騒音をよそに、彼にあの記事で人材トレーナーという職業にとても興味を持ったこと、将来的には人材を扱う仕事をしたいと思っていることなどを興奮気味に伝えました。
そして、さっそく彼の「一度遊びにおいでよ」という社交辞令を真に受けてオフィスに押し掛け、元気社長とのランチアポも取りつけ、まだ前職を辞めてもいないのに、その手にレジュメを握らせて「入れてくれたら何でもする」と約束したのです。
それだけではプッシュが足りないかも?と思った私は、「私を雇うと、こんないいことがあるぞリスト」を送ってみたり、「ハ~イ! 調子はどう??」なんてご機嫌伺いメールにかこつけてプレッシャーをかけてみたりしては自己アピールを続けます。そして、ついには、半年後の採用計画の候補に挙げてもらう約束を取りつけたのです。
そこでおぼろげにも光が見えてきた私は、経験不足を補うためにキャリアカウンセラーの資格を取るべく、2度目の退職をします。そして何と!そのすぐ後に、今度は元気社長のほうから声がかかり、再び彼に会うことになるのです。
私が資格取得のために退職したことを告げると、彼は頭を下げながら「オツカレサマデシタ」と言ってくれました。その時の私には、それ以上に心に響くねぎらいは無く、いたく感激していたところ、彼から欠員が出てポジションに空きが出たこと、見習いトレーナー+事務担当という条件で今すぐにでも来て欲しいことを告げられたのです。そして、それから私の新たなキャリアがスタートし、このような形で皆さんに修行成果のおすそ分けができているという訳です。
●何でも面白がる気持ちを大切に……
当時のことを今振り返って、自分でもよくやったよなぁと思います。でも、不思議と「好きなことを仕事にできなかったらどうしよう」という不安や焦りよりも「やるだけのことはやったと思えば、ダメでもあきらめがつくだろう」という思いの方が強く、それが私を動かしていたように思います。
また、人材会社がお膳立てしてくれた最初の「転職」とは違って、「天職」のための「転職」は受け身ではダメ、待ってるだけじゃダメ、迷うくらいならやっちゃえ!くらいの気持ちで、そのプロセスを楽しんじゃっていたように思います。そして、それは以前にも登場したロールモデルの方から「仕事はね、何でも面白がる気持ちを忘れないで!」という言葉をもらっていたからかもしれません。
もちろん、私の選んだ方法がベストなのかは分かりませんし、しつこいですがこれは「キャリアアップ」の成功事例でもありません(自分で選ぶキャリアにアップもダウンもないと思うので……)。ただ、あくまで天職を見つけて仕事にした一例として、今後のキャリアで悩んでいらっしゃる方への何かしらのヒントになればうれしく思います。
では、次回は再びお仕事スキルの話に戻りますので、お楽しみに!

これがわが社のPR用マップ。一目で事業内容や顧客にどんなサービスを提供できるかが分かるようになっています。もちろんイメージはハワイの島々。
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天職の探し方 その3 ~やりたいことは仕事にすべき?編~
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段々寒さも和らいで、春らしくなってきましたねー。アオキ取締役に触発されて?今年は愛車のママチャリで遠出でもしてみようかと思う今日この頃です。
●天職=仕事?
さてさて、私の波乱万丈の?天職物語も佳境に入ってきましたが、ここで一つご理解いただきたいことがあります。
これまで「天職の探し方」ということで私の経験を書いてきましたが、それは 決して「天職を見つけて仕事にすべし!」と思っているからでは なく、ましてや「成功の秘訣をお教えします」なんて思い上がった考えからでもありません。仕事に対する考え方は人それぞれだし、それぞれであるべきだとも思います。事実、やりたいことを見つけても、現状に満足しているから転職するつもりはないという人の方が多いのではないでしょうか。私もかつてはそう思っていましたし、実のところ、やりたいことを見つけてからそれで食べていくまでにかなり時間がかかっているのです。
ただ、もし天職を見つけて仕事にしたいと思っているのに、自信や経験のなさから「できない」と思っているのであれば、それは違うのでは?と思います。疑う余地のない実績や能力から入る「転職」と違って、「天職」は固い決意やかなりの熱意がないと仕事にすることは難しく、要は自分の気持ち次第なので「できない」と思ってしまうからできないのだと思うのです。逆に、「やりたい、できる!」と信じていれば、こんなことも起きますよ~ということで、続きを書いていこうと思います。
●初めての転職。その結果は……
留学から戻った私は、心のどこかでは「やりたいこととは違うんだけれど……」と思いながらも、派遣してもらったご恩に報いようと配属された部署で海外製品を購入する仕事をしていまた。
ある日、私は上司に頼まれて、階上の資料室にデータを見に行きます。その部屋には経済誌や四季報などもおかれていて、私はふと目についた「青い瞳の起業家」というタイトルが気になって、Forbes誌を手にしました。そして、その記事の中に、わが社の元気社長の写真やプロフィールと共に会社概要が載っていたのです。
それまで「コミュニケーション」を仕事にしたいとは思っていたものの、日本ではそれをどのような形で実現できるのか分からなかったので、「楽しみながら学ぶ人材トレーニング」という、今私がいるこの会社のモットーには目からウロコでした。でも、その当時は、会社を辞めることなど全く考えていなかったので「そっかー、東京にはこんな面白そうな会社があるんだ。いいなぁ」くらいの気持ちでした。
それから2年ほどして「外の世界も見てみたい」という思いから、私は外資系IT企業に転職します。ですが、畑違いの仕事と弱肉強食の企業風土に違和感を感じ、逆に留学で学んだ「人を育てること」の大切さを再認識する結果となります。そして、相談したキャリアカウンセラーの方の親身な姿勢にも影響され、私の中で「やはり人材を扱う仕事がしたい」という思いがむくむくと沸き起こってきたのです。今度は以前以上に強く。そんな時に、たまたま当時の同僚に誘われた花火大会で、ある人に出会うのです。
お!長くなってしまったので、この続きは次回に!

これがその「青い瞳の起業家」が特集された『Forbes』誌。People Treeのサフィア・ミニーさんも載っています。
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前回書いたように、うだつのあがらない「みのり」のごとく、自分が何をしたいのかもわからないまま20代後半に突入したわけですが、そんな私にも27歳にして転機が訪れます。会社からビジネススクールへの留学のチャンスを与えられたのです。と書くと、何だかいかにもトントン拍子のように聞こえますが、とーんでもございません。その前年の社内選考ではしっかりと落とされ、不本意な転勤も言い渡され、失意のどん底のような1年を味わった後の出来事でした。でも今になって自信を持って言えるのは、その1年はメンタルな部分では留学よりも大きな転機だったのかもしれないということです。もし、あの1年がなかったら私は身の程知らずの大勘違い野郎になって、世間をなめていたことでしょう……。
●念願の留学!でも肝心なことが……。
それはさておき、派遣が決まってすぐに、またもや壁にぶち当たります。専攻する科目を選ばなければならず、当たり前ですが「お前は何を勉強しに行くんだ?」「お前は何をやりたいんだ?」という質問を突きつけられたのです。ただ、とてもお恥ずかしいことに、それまでの1年を悔しい、覚えてろよぉ、見返してやるぅぅの思いだけで突き進み、留学すること自体が目的になってしまっていたために、私には肝心の「ビジネススクールで何が勉強したいのか?」という目的の部分がすっぽり抜け落ちていたのです。
もちろん、口では「やはりマーケティングの本場でCRMの本質を……」とか、「グローバルな人材にふさわしいロジカルな交渉力をウンタラカンタラ……」なんてカッコイイことは言えたとは思いますが、それが取ってつけたような目的であることは考えなくても分かることでした。
●実は簡単だった「自分探し」の方法
「私は何をやりたいのだろう?」。人に聞いても、ネットを探しても見つかることのないこの疑問の答えを探す方法はただ一つ、「自分に聞いてみること」でした。そして、転職向けの「キャリアの棚卸し」とは違い、強みとか弱みではなく、数字に表れるような実績とか業績でもなく、それまでにやってきたことの中からうれしかったこと、悔しかったこと、面白いと感じたことや問題意識を持ったことなど、自分の「思い」を中心に、それまでを振り返ってみました。それは誰に知られることも評価されることもないプロセスだったし、 出てきた「コミュニケーション」という答えは誰からの受け売りでも単なる憧れでもなく、私にとってはとてもリアルでシンプルなものでした。でも、1円もかからなかったそのプロセスこそが、実は私の「自分探し」だったのだと今となっては思います。
とは言え、そこまで切羽詰まってやりたいことを見つけなければいけない状況というのはそうそうないと思うので、もし、自分に聞いてもやりたいことが見つからなければ、 先のことは考えずに、今を楽しめばいいのだとも思います。不安感や焦燥感、「このままじゃいけない、こんなはずじゃない、でもやりたいことも分からないダメな私」メンタリティは却って、 新たな自分の可能性へのアンテナの感度を鈍くしてしまうというのが私が経験から学んだ痛い教訓でした。
では次回は、やっと見つけた「やりたいこと」をどうやって今の仕事にしていったのかについてお話しますね。

留学先の緑が美しく広々としたキャンパスにて。
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次は何を書こうかな?と考えていて、ワタクシ、ふと気がつきました。↑に書いてある「天職の探し方」についてまだ書いてなかった……と。と言っても、「転職」はともかく、「天職」探しに社会的に認められたスキルや理論がある訳でもないし、10人いれば10の見つけ方があるものだと思います。そこで、しばらくお仕事スキルのお話はお休みして、私が今の「天職」(と思っているもの)を見つけ、仕事にするまでの長い道のりをエッセイ風に書いていきたいと思います。
●プレ三十路クライシス
私が大学生の頃、内舘牧子さんの『ひらり』というドラマが人気でした。主人公ひらりには「みのり」という姉がいたのですが、30歳を前にして彼氏もおらず、一流企業に勤めているものの仕事では満たされず、いきなり突飛な習い事を始めてみたり、明るくて行動力のある妹を羨ましがってみたりと、女性に多い「プレ三十路クライシス」(勝手に命名)をリアルに描いているということで、みのりは多くの女性から共感を呼んでいました。覚えている方いらっしゃいますか?
自分のことを振り返ってみても、確かに30手前、ちょうど27歳前後というのは周りも結婚・転職・留学と何かしらの転機が訪れていて、自分の中に「30前にキャリアアップ! これまでのワタシをカタチにしなくっちゃ!!」というような、どこぞのキャッチコピーのような妙な使命感というか気負いがあった覚えがあります。
かと言って、当時は大企業の安定を捨ててまでやりたいこともなく、横並び昇進で社内では異例の大抜擢!も望めず、そのことで不安になり、かなり焦って悶々としていたのですが……今となっては思います、「私は一体、誰に何を証明しようとしていたのだろうか?」と。
●ミソジになんて誰でもなれる
もし、今30歳を前に過剰な不安(もしくは期待)を持っている方がいらっしゃったら、資格取得とか転職に走る前に、まずはその思いがどこから来るんだろう?って考えてみるといいかもしれませんね。世間体や周囲からのプレッシャー?今の生活に満足してないから?よくも悪くも、女性誌やエッセイで注目されているミソジーズだから?というのも、 資格試験がある訳ではないので、30なんて生きていれば誰でもなれるし、節目の年だからって、何か将来への確かなものを約束してくれる訳でもないのです。ですよね? 30代の皆さん??
もちろん、あの頃の迷走も今となってはいい思い出だし、何の後悔もないし、三十路ライフも楽しいけれど、私自身は、あの見えない何かに追い立てられるような不安感・焦燥感そのものから、やりたいことが見つかったとは思わないのです。
では、次回は私がどうやって「自分のやりたいこと」を見つけたかをお話しますね。お楽しみに!

20代後半のワタシ。まだこの頃は制服で仕事してました。
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カテゴリ: 自分を元気アップ!術
2006年3月06日
これまで数回にわたって、「時間管理」のスキルをご紹介してきましたが、もちろんこれは仕事向け、つまりオンの時の時間の使い方であって、オフタイムの過ごし方まで効率や目的を求め、事前にスケジュールまでするようになったら、職業病という名の病気かもしれないな……と自分でも思います。
またかつての職場で、あまりの激務に耐えかね、それで週末は精力的に動き回っては仕事の疲れを癒すことに「忙しく」なっていた時期があり、今考えれば本末転倒だったなぁと笑っちゃいます。
逆に今では、何も考えずにボーっとしている時間が大好きだし、週末のどちらかはスッピンで過ごすようにして、何の計画性もなく、思いつきで過ごすこともよくあります。また、昨春から始めて、いまだにさしたる目的もなく、そのせいかまったくもって上手くはならないスペイン語ですが、お仲間とは「忙しい毎日の中で、こんな風にムダな時間を持てるのは、ある意味幸せよね~。皆に会えるのも楽しみだし。」なんて、ある意味開き直ったりして……。
そう言えば、かつて、私の上司だった女性で、旧態依然の企業風土の中で数少ない女性管理職となり、今でもロールモデルの一人として慕っている方に、「この会社で、どうしてそんなに頑張れるのですか?」と尋ねたことがあり、彼女の答えは「私には、家庭でも仕事でもなく、打ち込めるものがあるからかな」というものでした。それが何かは敢えて尋ねませんでしたが、以前にご紹介した「自分のエネルギーをトータルで管理する」というエネルギーマネジメントを実践していくようになって、ようやくその言葉の意味が分かってきたように思います。
そして、スポーツや趣味のように、自分が出した結果がダイレクトに自分に返ってくるというのは、他者の思惑や利害関係が絡んでしまうビジネスの世界ではなかなか難しいこと。つまり、仕事上の自分の価値が自分の本当の価値とは限らないわけです。だから、いわゆる「燃え尽き症候群」にならないためには、仕事とは違う評価軸を持って自分の仕事以外での実力を知り、自信と向上心をコントロールしながら、オンオフ合わせてのエネルギーマネジメントを行っていくことが、リアルキャリア世代の私たちには必要なのかもしれないなと思います。
皆さんはどんなオフタイムを過ごしていますか?

わが社の元気社長はセミプロ級のミュージシャン(ボーカル&ギター担当)。ライブハウスや結婚式ではもちろん、自社の創立記念パーティでも歌っちゃいます。
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