私は畑違いの業種・職種から未経験でスタートした「見習い」トレーナーですから、社長への「入れてくれたら何でもします」の公約どおり、トレーニングに直接関わることはもちろん、今でも電話応対、来客時のお茶出し、事務用品のオーダーなど、庶務業務・秘書業務・営業事務、文字通りなーんでもやります。で、そういう一般事務職に携わる女性のことを一昔前までは“OL”と呼んでいたわけですよね。
でも、このPolitically Correct(表現に偏見のない)なのかどうかも分からないOLと言う言葉。使われる時によく「ただの」とか「フツーの」とかいう枕詞がつきますよね。反対に「優秀なOL」「即戦力OL」なんて聞いたことがない。だから一般事務職から起業した女性が成功しようものなら「元OLからの華麗な転身」って、何か“OL”稼業は地味で刺激がないみたいな……。でもでも、そんなこと言っちゃう方にお聞きしたい!「え!? じゃぁ、そういう仕事をなさったことあるんですか?」
私にとっては新入社員以来かれこれ??年ぶりの一般事務なのですが、こんなにもどうにでも工夫ができて奥が深く、創造力も機転も緊張感も求められる大変な仕事だったとは、新たな発見なのです! だって、「一般」と言うからには仕事内容が一般化、つまり一言では片付けられないくらいマルチタスクなわけで、自分のやる気次第で仕事の幅はどうにでも広げられちゃうんです。それって、やりがいありますよね??
単に名刺や自社パンフをオーダーするにしても、印刷会社との丁々発止の価格交渉もありだし、もちろん私たちのクライアント初期対応次第で、その後の売り上げが変わってくることも大いにあるわけです。
ただ、仕事内容が幅広いだけに成果が見えにくいし、結果の数値化が難しいので、周りから評価を受けにくく、それで前出のような枕詞がついちゃうのかもしれません。でもでも!わが社はそんなことはありません。さすがにコミュニケーションの達人たちだけあって、以前の会社なら評価の対象にすらならなかった仕事にさえ「Great job! 今日の成功はMariのおかげだよ!」「すばらしい! 君のプロフェッショナルな仕事はわが社の財産だね」と大げさなくらいに感謝と賞賛のお言葉をいただくのです。最近は、あぁこんなに甘やかされちゃって、私は今後他社に行っても通用するのかしら?なんて、ちと心配になっちゃうくらいなのですが……。
なので、一般事務職の皆さん! 世間が何と言おうと、あなたの仕事には価値があると信じて、これからも心置きなくEQやリスニングなどコミュニケーションに必要なスキルを磨いていきましょう! そして、そんな一般事務職の方にお世話になっている皆さん! どうぞ彼女たちに「ありがとう」「助かったよ」の一言だけでも言ってあげてください。私たちはそんな言葉に支えられて、日々がんばっているのですから……。

最近オフィスで一人ハマっているのがほうじ茶とチロルの「きなこもちチョコ」。頭の中はグローバルでも、やっぱり胃袋はローカル!?