プレゼンテーションスキルについては以前にも書きましたが、今日はその第2弾です。私が先日参加したあるセミナーを例に、プレゼンに必要な要素を取り上げていきたいと思います。
実は、そのセミナーでのプレゼンテーション自体が、一応セミプロ(?)の私の目から見て、改善の余地、大いにあり!だったのです。しかも、有料だっただけに何だか損した気分。それはなぜでしょうか?? その原因を2回にわたって探っていきましょう。
●3つのM
私の尊敬する先輩で「プレゼンの達人」であるトレーナーに教えてもらったのですが、プレゼンテーションに必要なのはMatter(話の内容)・Manner(話し方)・Method(全体の構成)の「3つのM」なのだそうです。そして、Matterについては業種・職種によって異なりますので、“プレゼンテーションスキル”として伸ばせるのはMannerとMethodなのですが、今回の経験で、その2つがいかに大切かがわかりました。
そこで、今日はMethodの重要性についてお話します。
●全体の構成を考える
英語では、Setting the stage(舞台を用意する)と言われるほど、プレゼン前の準備は大切です。ところが、今回は、話の内容自体はよかったのですが、アジェンダも資料もなく、事前にきちんと構成が練られていなかったがために、思いつきであっちこっちに話が飛んだり、ポイントや全体の流れが見えなくて混乱してしまったために、「結局、何が言いたいのか分からなかった」で終わってしまったのです。
それを防ぐためにも、アジェンダ→結論→詳細→結論に戻る→質疑応答といったプレゼンのストラクチャーを事前に考え、それに合わせたパワーポイント、もしくはハンドアウト(資料)を用意しておくことが大切です。
●ポイントを3つに絞る
では、次に結論、つまり「そのプレゼンテーションで最も伝えたいこと」をどのように伝えるかについてお話します。
皆さん、「ほう・れん・そう」って覚えてますか?もちろん、今大雪で価格が高騰している野菜ではなくて、新入社員研修で習った「報告・連絡・相談」のことです。
研修では他にも教えてもらったことは多々あるはずなのに、なぜか「ほう・れん・そう」という言葉はよく覚えていますよね。なぜでしょうか? それは、社内コミュニケーションに必要なポイントが簡潔にまとめられているからなのです。
ですから、「ほう・れん・そう」や冒頭の「3つのM」のように、ポイントを3つに絞って、プレゼンの最初に持ってくると言うのは、前回のエントリーで書いた「プレゼンの目的」を伝える上でも、とても効果的なのです。セールスプレゼンテーションであれば、商品やサービスの特徴を3つに絞る、何かの選挙に立候補する場合であれば、公約を3つに絞ってみると、聞き手にとっても分かりやすく、説得力がぐぐんとアップしますね。
では、次回はもう一つの要素であるMannerについてお話します。お楽しみに!

何だかお濃茶のような色になっちゃいましたが、ほうれん草スープを作ってみました。