今、ちょっと遅めの夏休みで、友人のいるバンクーバーに来ています。今回の旅の目的は心と体にいい旅ということで、(日本からヨガマット持参で)ヨガクラスに参加したり、地元で人気のベジタリアンレストランに出掛けたりしています。
私にとっては初めてのバンクーバーですが、景色もいいし、人も優しいし、食べ物もおいしいし、既に住んでみたい街の上位にランクインです。

毎朝こんな風景を見られたらエネルギーが沸いてきそうですよね。
それはともかく、こちらに来てみて、カナダ随一の都会ながら自然を身近に感じられる環境にいると、日本の、特に都会ではなかなか難しい「ワークライフバランス」について考えさせられます。
こちらでは、平日の午前中や夕方のヨガクラスに参加してみても男性陣の姿がちらほら。夕方にスーパーに行けば、ネクタイにスーツで家族と買い物に来ているお父さんも見かけます。そして、スポーツ施設やコミュニティ施設も充実していて(しかもかなり安く利用できるとのこと)、アフターファイブは自分と家族のための時間であり、仕事とプライベートのバランスを取ろうとする姿勢がうかがえます。
日本でも、スローライフとかLOHASという言葉が市民権を得て久しいけれど、コンビニ弁当をかっ込んで終電で帰宅というような暮らしを変えずして、果たしてそういう生活ができるのかはか・な・り疑問。私もかつては体を壊すほどに仕事、仕事の生活を送っていたこともあるけれど、そういうときって自分にすら優しくなれないのに、ましてや自然環境のことまで考える余裕もなく……。やはりライフというからには、キャリアを含めた自分の生活すべてを見直すことが必要ですよね。
そんなことを徒然と考えていたら、アップルコンピューターのCEOであるSteve Jobsのスタンフォードの卒業生向けのスピーチを目にする機会がありました。ネットでも話題になっているので、読まれた方も多いと思います。その中に、「Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work, and the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking, and don't settle. (仕事はあなたの人生の大きな部分を占めて行くでしょう。仕事で心から満足する唯一の方法は、自分がしていることは素晴らしいと信じられる仕事をすることです。そして、素晴らしい仕事をするための唯一の方法は、自分の仕事を好きになることなのです。まだそれを見つけていなかったら、探し続けてください。妥協せずに)」という言葉がありました。
2度の転職を経て、ようやく自分の仕事に対する価値観が定まりつつある今思うのは、やはり彼が言う、自分の仕事を好きになること、もしくは好きなことを仕事にすることが、ワークライフバランスを取る第一歩になるのではないかということです。
キャリアプランニングについてはまた改めて書こうと思っていますが、どうですか?皆さんの仕事とプライベートのバランスは取れていますか?

スタンレーパークという大きな公園に、小石を積み上げただけの何とも不思議なオブジェが……。傍らには「No glue. It's all about balance.(接着剤でくっつけたわけではない。何事もバランスだ)」というお言葉がありました。