時間管理やストレスマネジメント同様、どんなスキルも「知る」ことよりも「実践する」ことが大切だということはみなさん体でお分かりだと思います。でも、身につけたいスキルに関する本を読んだり、セミナーに参加したりして「よし! 明日からさっそく実践!」と決意はするものの、実際には三日坊主で終わってしまった……という経験のある方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、どうしたら身につけたスキルを日常に生かしていけるかについてお話したいと思います。
●5つの要素を満たした目標設定がカギ
まずは目標設定です。でも、ここでいう目標とは「ストレスマネジメントをがんばって実践する」とか「自分を磨く」というようなものではなく、「SMART」な目標です。SMARTとはSpecific(明確)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性のある)、Time-bound(期限付き)の頭文字で、この5つの要素が満たされていると目標を達成しようというモチベーションが上がり、成功率が極めて高くなると言われています。
「がんばって実践する」「自分を磨く」というような、期限も、成功と失敗の判断基準も曖昧で、達成できるかどうかも分からず、身につけたいスキルとの関連性も不明瞭な目標では、途中で不安を感じ、すぐに挫折してしまう可能性が高いのです。
こういう目標は長期的な目標(ビジョン)として捉え、21日間を1サイクルとして(人間は21日間同じことを繰り返すと習慣になると言われている)、毎日1つでも、確実に実践できる、ビジョンに向けての小さな目標を設定することが大切なのです。
●目標を達成した自分の姿をイメージしてみて
次に、立てた目標を紙に書き出して、自分が目標を達成している姿をイメージ(いわゆる「イメトレ」)します。書き出すことによって目標達成の意志が確認でき、イメージすることによって成功を疑似体験できるので、再度モチベーションが上がります。逆に、具体的に書き出したり、イメージしたりすることができなければ、その目標は達成が難しいと言うことになります。
最後に大切なことは、振り返ることです。お風呂の中でも、電車の中でもいいので、1日に10分でも15分でも自分の行動を振り返って、目標を達成したかどうか確認し、記録します。そして、達成できたときは大袈裟なくらいに喜んで自分に自信を持ち、できなかったら原因と対策を考え、決して落ち込まずに「ま、そんな日もあるか」くらいに留めておきます。そして、1サイクルが終わった時点で全体を振り返り、結果によって「自分にご褒美」というのも、モチベーションが上がっていいと思います。

目標に関するアイデアを書き留めておく私の“ネタ帳”と日経ウーマンネットからダウンロードした目標管理シートです
私も、最初は半信半疑で始めたこの「SMARTな目標設定→書き出す→イメージする→実践する→振り返る」の5つのアクションサイクルを継続的に行うことによって、時間やエネルギーを効率的に管理できるようになり、毎日をより楽に、楽しんで過ごせるようになったと実感しています。
これからも、色々なスキルをご紹介していきますので、「これはいい!」と思ったら、このサイクルを利用して、仕事にプライベートに生かしてみて下さい。ポイントは、難しく考えずに、一つ一つのプロセスを楽しむこと!です。

SMARTな目標を設定するには、雰囲気作りも大切。ゆっくりお茶でも飲みながら……。
Mariさん
コメントありがとうございます!
早速ダウンロードしました。
活用させて頂きます。
ありがとうございました!!
リリィさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
目標管理シートはhttp://www.nikkeiwoman.net/rendo/woman050107/index.html からダウンロードできるようです。
是非、ご活用ください!
日経ウーマンネットからダウンロードした目標管理シート欲しいです。どこで入手できますか?