カテゴリ: 英語のスキルを磨こう
2005年7月28日
前回は、MBA英文エッセイ指導の経験豊かなクリスに、日本人の英文ライティングにおける課題について教えてもらいましたが、参考になりましたでしょうか。では、今回はどうしたらそれらの問題を克服できるか聞いてみましょう。

わが社のエッセイガイド。ライティングのエッセンスが詰まっていますが、門外不出の非売品です。
「より直接的な英文を書くには、まず最初に結論を持ってくるという、日本語とは逆のアプローチで書いてみましょう。手紙・エッセイ・記事・ビジネス文書など、ネイティブ向けの英文であれば、どんな形態であれ要点を冒頭の部分に持ってきて、その後の主文に、説明や結論に至った背景や理由などの要点をサポートする文章を続けるのです。
また、「抽象的な名詞」は除きましょう。「抽象的な名詞」とは、見ることも、触れることも、味わうことも、感じることもできない名詞の事です。「システム・幸せ・考え・恐れ・よいこと」などはよい例でしょう。これらのものを絵に書き表すことができるでしょうか? 音がするでしょうか? 手にとって見ることができるでしょうか? できないですよね。ならば、「食べ物」の代わりに「りんご」、「乗り物」の代わりに「メルセデス・ベンツ」、「同僚」の代わりに「加藤氏」というような分かりやすい名詞に置き換えてみましょう。それにより、読者はあなたの書いたことを具体的にイメージすることができるのです。
そして、「より簡潔な文章」については、次の2点に気をつけましょう。形容詞を減らし、なおかつ副詞を減らすのです。これらの余計な言葉は、付け加えても意味のないことが多いので、できるだけ省きましょう。「彼は早く走った」よりも「彼は走った」の方がよいのです。それにより、ワード数を減らすことができます。また、書いたものは繰り返し読んで、なくても伝わる言葉はできるだけ省きましょう。(つづく) 」
なるほどぉぉ。要点を先に持ってきて、「抽象的な名詞」は省き、形容詞や副詞をできるだけ減らすのですね。このアドバイスなら、今日からでも実践できそうです! 加えて、日々のSMARTな目標に設定すれば、バッチリ身につきますね!
では、次回はライティングに関するクリスのオススメの本をご紹介します。

万里の長城にて。こう見えても、仕事なんですよ……。
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カテゴリ: 英語のスキルを磨こう
2005年7月24日
「書いて伝える」ことはコミュニケーションにおける大切な手段の一つ。ビジネスが国際化する中で、外資系・日本企業を問わず、英文ライティングは需要の高いスキルの一つになってきました。でも、「書く」のは日本語でさえ苦手なのに英語となると……と尻込みされる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はAloha!インタビューの第1回目のゲストとして、カナダ出身の同僚クリスに、英文ライティングの極意について聞いてみました。

同じ年とは思えないほど、いつも沈着冷静なクリス。MBA受験のためのカウンセラーとして、数多くのエッセイを添削・指導をしてきています。
「英文ライティングが苦手だという日本人クライアントの多くは、大きくわけて3つの問題を抱えています。
まずは、苦手意識。自分の考えを書いたり、英語で自分を表現した経験がないために、自分が書いたことに自信を持てない人が多い。そのため、語彙や文法で間違ってしまうことを過度に恐れ、「自分にはできない……」と苦手意識を持ってしまう傾向が見られます。
次に、英語では、日本語に比べてより直接的で要点が明確な表現が好まれます。明確に(Clearly)、直接的に(Directly)、簡潔に(Concisely)書くことを意識してみてください。さらに言えば、要点は最後ではなく最初に持ってくるべき。日本語では、詳細な情報や結論に至る背景や理由を書き、要点は文章の終わりに来ますね。でも、英語では逆なのです。そこが、子どもの頃から「起承転結」や、間接的なコミュニケーションに慣れた日本人クライアントの多くが苦労する点のようです。
最後のチャレンジは、“簡潔に書く”ことです。メッセージは、より少ない言葉で伝えましょう。まさに“Less is more.(より少ない言葉は、より多くを伝える)”。どんなに素晴らしいライターでも、簡潔で読みやすい文章を常に心がけるものです。(つづく)」
うむむ……。何やら課題の多そうな私たちの英文ライティングスキル。私も耳が痛いです。でも、ご心配なく! 課題克服のための具体的なアドバイスをバッチリ教えてもらいましたので、それについては次回お話します。お楽しみに!

MBA合格の秘訣を伝授しているのでしょうか?
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時間管理やストレスマネジメント同様、どんなスキルも「知る」ことよりも「実践する」ことが大切だということはみなさん体でお分かりだと思います。でも、身につけたいスキルに関する本を読んだり、セミナーに参加したりして「よし! 明日からさっそく実践!」と決意はするものの、実際には三日坊主で終わってしまった……という経験のある方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、どうしたら身につけたスキルを日常に生かしていけるかについてお話したいと思います。
●5つの要素を満たした目標設定がカギ
まずは目標設定です。でも、ここでいう目標とは「ストレスマネジメントをがんばって実践する」とか「自分を磨く」というようなものではなく、「SMART」な目標です。SMARTとはSpecific(明確)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性のある)、Time-bound(期限付き)の頭文字で、この5つの要素が満たされていると目標を達成しようというモチベーションが上がり、成功率が極めて高くなると言われています。
「がんばって実践する」「自分を磨く」というような、期限も、成功と失敗の判断基準も曖昧で、達成できるかどうかも分からず、身につけたいスキルとの関連性も不明瞭な目標では、途中で不安を感じ、すぐに挫折してしまう可能性が高いのです。
こういう目標は長期的な目標(ビジョン)として捉え、21日間を1サイクルとして(人間は21日間同じことを繰り返すと習慣になると言われている)、毎日1つでも、確実に実践できる、ビジョンに向けての小さな目標を設定することが大切なのです。
●目標を達成した自分の姿をイメージしてみて
次に、立てた目標を紙に書き出して、自分が目標を達成している姿をイメージ(いわゆる「イメトレ」)します。書き出すことによって目標達成の意志が確認でき、イメージすることによって成功を疑似体験できるので、再度モチベーションが上がります。逆に、具体的に書き出したり、イメージしたりすることができなければ、その目標は達成が難しいと言うことになります。
最後に大切なことは、振り返ることです。お風呂の中でも、電車の中でもいいので、1日に10分でも15分でも自分の行動を振り返って、目標を達成したかどうか確認し、記録します。そして、達成できたときは大袈裟なくらいに喜んで自分に自信を持ち、できなかったら原因と対策を考え、決して落ち込まずに「ま、そんな日もあるか」くらいに留めておきます。そして、1サイクルが終わった時点で全体を振り返り、結果によって「自分にご褒美」というのも、モチベーションが上がっていいと思います。

目標に関するアイデアを書き留めておく私の“ネタ帳”と日経ウーマンネットからダウンロードした目標管理シートです
私も、最初は半信半疑で始めたこの「SMARTな目標設定→書き出す→イメージする→実践する→振り返る」の5つのアクションサイクルを継続的に行うことによって、時間やエネルギーを効率的に管理できるようになり、毎日をより楽に、楽しんで過ごせるようになったと実感しています。
これからも、色々なスキルをご紹介していきますので、「これはいい!」と思ったら、このサイクルを利用して、仕事にプライベートに生かしてみて下さい。ポイントは、難しく考えずに、一つ一つのプロセスを楽しむこと!です。

SMARTな目標を設定するには、雰囲気作りも大切。ゆっくりお茶でも飲みながら……。
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カテゴリ: 自分を元気アップ!術
2005年7月14日
前回は、これまでの「根性、根性、ど根性!!(古いっっ)」的なメンタリティを脱却して、「エネルギーマネジメント」という「自分のエネルギーは自分でマネジメントする」発想に転換することをオススメしました。
では、具体的にはどうすればいいかというと、日頃から意識的に自分のエネルギーを高められる方法を見つけて、習慣にしておくことです。そうすれば、嫌なことや落ち込むことがあっても、焦ってネガティブからポジティブに一気に上げようとして、逆に負のスパイラルに陥ることなく、まずは「それ以上エネルギーレベルを下げない」ことにより、その後徐々にエネルギーレベルを上げていくことができます。
「それなら分かってるわ。“自分にご褒美”とか“プチ贅沢”ってことね。だったら、海外旅行でしょー、ブランドショッピングでしょー、一流ホテルでエステにフルコースってのもいいわよねー」という方がいらっしゃるかもしれません。でも、それだと時間的にも経済的にも余裕がなければできないので、日常的にというのは無理ですよね。逆に、接客態度などで期待通りでない思いをしたり、時間もお金もないとストレスがたまったり、却ってエネルギーレベルを下げる原因ともなりかねません。
そこで、もっと身近なアイディアをご紹介しようと思っていたところ、前回の記事を読んでくださったある方から、「これまで桜や紅葉の季節しか気にしたことのなかった家の前の木々を、朝起きて眺めるようになりました。そうすると、一日がとても清々しく始められるんですよ」と教えていただきました。ステキです! そうですね、植物やお花もエネルギーを再生してくれますよね。このアイデア、私もいただきです。

近所の駐車場に咲いていた紫陽花です
私の場合は、友人の勧めで、それまで習慣になっていた朝のワイドショーをJ-WaveのGood Morning Tokyoに変えてみました。朝から暗くて凄惨なニュースを見ると、どうしてもエネルギーレベルはネガティブの方向に下がってしまいますし、何よりも、ジョン・カビラさんのあの「グッッモォォニングトォォキョーー!!」の雄叫びを聞くと元気になります。そして、ラジオに変えたことにより、時間の節約もできるようになりました。時刻を見たいから、とつけていたつもりでも、目を惹く内容だとついつい見入ってしまっていたのですね。時間もエネルギーも管理もできて、一石二鳥と言う訳です。教えてくれたTちゃんに感謝です!
その他にも、ヨガやアロマテラピーを生活に取り入れてみる、寝る前の株価チェックやネットサーフィンは止めて、おいしい飲み物と共に本を読む、バスタイムをもっとリラックスできるように工夫してみるなど、オンとオフを上手く切り替えて、エネルギーレベルを保つ方法は色々あると思います。正解はありませんので、ご自分に合った方法を見つけてみてください。ポイントは「短時間で、気持ちの上下が伴わず、自己完結できるもの」です。なーんだ、そんなこと大したことないじゃない……と思われるかもしれませんが、その小さなことを続けることが大きな差を生むのだと実感しています。
では、次回は次のステップである、エネルギーマネジメントを日常の習慣にする方法についてお話します! お楽しみに。

こちらの本には元気アップのための100(!)の方法が書かれています。和訳版はこちら。
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カテゴリ: 自分を元気アップ!術
2005年7月08日
よく女性誌の見出しに「恋も仕事もオシャレもばっちりキメて……」なんて言葉を見かけますが、現実には、与えられた仕事の負荷は重いし、残業続きの毎日でもうヘトヘト、彼氏にはイライラをぶつけちゃうし、買い物に行く時間があったら寝ていたい! なんてお疲れモードのリアルキャリア女性も多いのではないでしょうか。実際、このブログを始めてから、数名の方に「やる気が出ないときのパワーアップの方法が知りたい」「ストレスとの上手な付き合い方を教えて」といったリクエストをいただきました。
そこで! 今回は、わが社が提供するトレーニングの中で私が最も気に入っているものの一つである「Energy Management(エネルギーマネジメント)」をおすそわけいたします。
これは、自分のエネルギーレベル(=バイオリズム)を意識し、常に一定のレベル、もしくはそれ以上を保てるよう「自分で自分のエネルギーをマネジメントする」という考え方。アメリカでは長くスポーツ選手のメンタルトレーニングに用いられていましたが、ジム・レーヤーとトニー・シュワルツにより、ビジネスにも応用されるようになりました。
具体的に何をすればいいのかは膨大でとても一度では書ききれないので、今回はその全体像をご紹介します。
まず、ダイエット中には常にカロリーを気にするのと同じく、(仕事中に限らず)常にご自身のエネルギーレベルに意識を向けてみてください。落ち着いているのか、それとも何か心配なことがあって不安を感じているのか。疲れているのか、やる気充分!なのか。大きな責任を前に緊張しているのであれば、その緊張はネガティブなものなのか、ポジティブなものなのか。中には、元気一杯で今なら何でもできるような気がする!という方もいらっしゃるかもしれません。

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あなたの今日のエネルギーレベルは? どこに今の自分があてはまるか、意識することはとても有効。
そして、エネルギーレベルが分かったら、それに合わせて自分の取る行動を選んでください。不安を感じているのであればエネルギーは低いので、プレッシャーの大きい、ハイエネルギーを必要とする大きな仕事には向きませんよね。であれば、信頼のおける友人や先輩に相談して元気をもらうとか、ローエネルギーで済む仕事を多くして「達成感」というポジティブハイエネルギーを得るのがいいでしょう。もしくはまったく仕事から離れて、音楽でもエステでも運動でも、自分のエネルギーを高めるようなアクティビティをしてみるというのもいいと思います。
こうすることで、自分のエネルギーレベルと仕事が求めるエネルギーのバランスが取れてくるので、そのタスクに落ち着いて取り組むことができるというワケです。
エネルギーマネジメントで大切なことは、仕事だけではなくプライベートも含めたトータルで「自分のエネルギー」を管理するという意識を持つこと。エネルギーがローだったりネガティブであったとしても、「こんなんじゃダメだ!」と焦ったり、自分を責めたりすることなく、その感情をまるごと引き受けてみることです。ちょっと抽象的だったでしょうか。それでは、次回は私が実践しているエネルギーマネジメントについてお話しますね。
●ジム・レーヤー、トニー・シュワルツ著『成功と幸せのための4つのエネルギー管理術-メンタルタフネス』についてはこちらから(amazon.co.jp)>

私のエネルギーの源はドーナッツプラントの「バニラビーンズ!」。おいしいものを食べてるときはやっぱりシアワセ♪
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「あれもこれもやりたかったのに、時間に追われて結局何もできないまま一日が終わってしまった……」「もっと時間があれば、大好きなエステにも旅行にも行く余裕ができるのに……」。
限られた時間を無駄なく有効に使いたいという思いは、みなさん同じだと思います。私も時間の使い方に関しては決してうまい方ではなく、日々頭を悩ます者の一人です(そして悩んでいるうちにも時間は過ぎていく……)。
セルフ・ディベロプメント(自己啓発)業界の重鎮であるJim Rohn先生曰く、「お金と違って時間は増やすことができないので、Time is more valuable than money.(時間はお金より価値がある)」。確かに、時間はすべての人に等しく与えられているけれど、使い方によって得られるもの・失うものは大きく変わってきますよね。
もっとも、価値があることはわかっていても、具体的にどうしたら時間が作れるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
では、「時間を無駄にせず、効率的に仕事をし、ちゃんと定時に終わらせて家族や友人との時間を確保する」というのが共通認識であるわが社の一例をご紹介します。
わが社の社内ミーティングは「Surf!」と呼ばれていて、楽しく無駄なく!がモットーです。その方法は……まずはミーティングの数日前までにアジェンダを用意し、みなが見られるところに置いておきます。報告したいトピックがある人は、内容と必要な時間を書き込んでおきます。ミーティングは、全員立って行い、タイムキーパーがタイマーを片手に時間をはかります。当然、予定の時間が来ればピピっと鳴りますので、発言者は予定時間がオーバーしていることを知り、話をまとめなくてはいけません。つまり、発言者は予め、話すポイントを絞っておくことが必要なのです。そうやって、ダラダラウダウダ話が長くなることなく、ミーティングは長くても30分ほどで終了するのです。

ミーティングにおける3種の神器。ペンとアジェンダとタイマーです。
どうですか? 効率的でしょ? このタイムキーピングは、個人の仕事にも使えます。ぜひ提案したいのは、キッチンタイマーや携帯のアラーム機能の活用です。私は、この仕事に集中したい!というときは、タイマーをセットします。あのピピッと鳴る音が心理的に与えるプレッシャー効果って意外と大きいんですよ。「あ、あと10分! 急げっ」って感じで集中できます。そう言えば、 以前にCafeglobeのアオキ編集長も、 PDAのアラームをクライアントとのミーティングに利用していると記事で書かれていましたよね。
もちろん、わが社で実践中の時間管理の方法はこれだけではありません。これからも、ワークライフバランスを取りやすくするための、ちょっとしたアイデアをご紹介していきますので、お楽しみに!
●自己啓発の重鎮、Jim Rohn先生の著書『7 Strategies for Wealth & Happiness: Power Ideas from America's Foremost Business Philosopher』についてはこちらから(amazon.co.jp)>

ミーティングの最後はこの「Surf's up!(波が来たぞ!)」のポーズでキメます。
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